徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    電気工学演習 I

科目番号00120担当教員名田淵 敏明単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次4年
授業概要
【授業概要】臨床工学技士が扱う医療機器の動作原理を知ることは,安全操作や保守管理を行う上できわめて大事なことである.ここでは,医療機器の動作原理に関する基礎知識として電気工学を体得するため,直流回路,交流回路,過度現象,パルス波形の過度応答について演習を行う.
【到達目標】(1)直流回路の合成抵抗を求めることができ,キルヒホッフの法則が理解できるようになる.
      (2)LCR回路の過度現象について,時定数と波形の関係が理解できるようになる.また,パルス波形操作回路の原理が理解できるようになる.
      (3)方形波に対する微分回路,積分回路の時定数と波形の関係が理解できるようになる.
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】直並列接続の合成抵抗各回ともにテーマに沿って演習問題を行う. 
【2】分流器,倍率器,内部抵抗  
【3】キルヒホッフの第一法則,第二法則  
【4】各枝路電流の計算  
【5】ホイートストンブリッジ  
【6】重ね合わせの理  
【7】正弦波交流  
【8】R,L,Cに流れる電流  
【9】LR回路,CR回路,LCR直列回路  
【10】電力,力率,実効値  
【11】RC直列回路の過度現象:ステップ入力  
【12】方形パルス入力  
【13】RL直列回路の過度現象  
【14】RLC直列回路の過度現象  
【15】総合演習  
評価方法
平常点,期末テストを総合して評価する.
腕を上げるには演習問題をたくさん解くことが必須である.したがって,その日に授業で行った問題は,家もしくは下宿で,かならずもう一度自分で解いてみること.
教科書
プリントを配布する.
参考図書
臨床工学技士標準テキスト(小野他,金原出版)の医用電気工学を理解しておくこと.
備考