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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】臨床実習

科目番号	00220	担当教員名	武蔵　健裕	単位	4単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	4年

授業概要
臨床現場において実際の臨床工学技士業務を体験し基礎的実践力を身につける。臨床工学技士業務である生命維持管理装置の操作・保守管理をはじめ,数多くの医療機器が実際どのように扱われているかを学修し,かつ,その重要性を理解する。また,臨床における患者対応や治療の流れを学修することにより,医療人としてチーム医療の一員として臨床工学技士の役割と責任の重大さを理解し自覚する。
到達目標
1.病院で使用されている臨床工学技士が関与する医療機器の実践的機能・概念を理解し説明できる。 2.病院における臨床工学の重要性を理解し説明することができる。 3.手術室,集中治療室,透析室,機器管理室などでの具体的な臨床工学技士業務を理解し説明できる。 4.医療人としての自覚や倫理観を養い,臨床工学技士としての役割を説明できる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	①血液浄化療法　１単位（45時間以上）慢性透析,透析装置周辺機器業務などについて最短7日間実習する。	病院での臨床実習大学からの支援（担当教員の病院訪問や電話・メールでのやり取り）	予習：参考書等の熟読復習：その日の実習内容等を臨床実習日報と臨床実習内容のまとめに記載し理解を深める。
【2】	②集中治療室業務　１単位（45時間以上）人工呼吸器,補助循環,急性血液浄化業務などについて最短7日間（最短49時間）実習する。	病院での臨床実習大学からの支援（担当教員の病院訪問や電話・メールでのやり取り）	予習：参考書等の熟読復習：その日の実習内容等を臨床実習日報と臨床実習内容のまとめに記載し理解を深める。
【3】	③手術室業務　１単位（45時間以上）人工心肺,補助循環.手術室周辺機器業務などについて最短7日間（最短49時間）実習する。人工心肺業務の無い施設では,人工心肺業務以外の手術室業務を最短3日間（最短21時間）実習することとし.人工心肺業務のある他施設にて5日間（35時間）の実習を行い合計して1単位とする。	病院での臨床実習大学からの支援（担当教員の病院訪問や電話・メールでのやり取り）	予習：参考書等の熟読復習：その日の実習内容等を臨床実習日報と臨床実習内容のまとめに記載し理解を深める。
【4】	④医療機器管理　１単位（45時間以上）医療機器管理,心臓ペーシング,心臓カテーテル,高気圧酸素治療などについて最短7日間（最短49時間）実習する。	病院での臨床実習大学からの支援（担当教員の病院訪問や電話・メールでのやり取り）	予習：参考書等の熟読復習：その日の実習内容等を臨床実習日報と臨床実習内容のまとめに記載し理解を深める。
【5】	臨床実習報告会	学内実習

評価方法
臨床実習手引書に記載されたレポート等（実習内容まとめ等）（50％）と,臨床実習指導者による臨床実習評価（50％）に基づいて総合的に判断
教科書
臨床実習手引書　徳島文理大学保健福祉学部臨床工学科出版小野哲章・峰島三千男・堀川宗之・渡辺敏「臨床工学技士標準テキスト」金原出版株式会社
参考図書
日本臨床工学技士教育施設協議会　臨床工学講座シリーズ　医歯薬出版日本生体医工学会「MEの基礎知識と安全管理」　南江堂

備考

5月第2週より実習を開始し,6週間で全実習を行うこととする。
学生の病気等の問題発生時は必要設定時間以下にならない範囲で適宜変更し対応する。
事前にこれまで学修してきたことの総まとめを行い,予習しておくこと。
前年度の実習報告会冊子をよく読んで参考にすること。また,該当病院についても調べておくこと。
実習中は病院担当教員の指定した時か,又は,臨床実習手引書にある”臨床実習における緊急連絡網”に基づき随時連絡すること。