徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    高分子材料

科目番号00131担当教員名佐藤 一石単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2-3年
授業概要
現在、高分子は身の回りに溢れており、衣服、自動車、医療用具、生活製品、産業用資材などの原料として用いられ、衣食住すべてにおいて使用されている。ここでは、高分子材料基礎を学び、特に固体高分子を中心に、高分子とは何かを学習し、演習を通してさらに理解を深める。固体としての高分子構造や性質の基本的な知識、材料としての高分子を使用できる知識を身につけることを到達目標とする。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】高分子とは  
【2】高分子の凝集構造  
【3】コポリマー  
【4】結晶性高分子と無定型高分子  
【5】高分子のガラス転移  
【6】高分子の結晶  
【7】高分子の非晶  
【8】高分子固体の変形  
【9】粘弾性  
【10】自由体積  
【11】強い高分子(液晶高分子、エンジニアリングプラスチックなど)  
【12】働く高分子(衣料材料、イオン交換樹脂、高分子膜など)  
【13】かしこい高分子(各種外的要因に応答する高分子)  
【14】生命と高分子(生体材料高分子、人工腎臓など)  
【15】まとめ  
評価方法
試験、受講態度、出席率による評価
教科書
「高分子の化学」北野博巳、功刀 滋 編著 三共出版
参考図書
「高分子科学の基礎」 東京化学同人 高分子学会編
「新高分子化学序説」 伊勢、今西、川端、砂本、東村、山川、山本著 化学同人
備考
2年後期の「高分子化学」を受講しておくことが望ましい。