徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    CAD製図��

科目番号00330担当教員名樋口　峰夫単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次4年
授業概要
設計者のコミュニケーションツールである図面の読み方・書き方を学習する．また汎用製図ソフトであるAutoCADの実習を通して基礎的な機械製図の手法を習得する．
到達目標
・機械製図の基本的な知識を身につける．
・AutoCADを利用して簡単な機械部品の製図ができるようになる．
・技術者の流儀である，「図で考える」，「図で意志疎通する」という習慣をぜひ身に着けて欲しい．
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ガイダンス，AutoCAD実習準備．
CAD実習：起動と終了，ファイルの保存方法．		講義と実習（復習）製図の意義とAutoCADの基本操作（起動，保存，終了）を理解する．
【2】講義:図面，線，文字．
CAD実習:簡単な作図と画面操作．		講義と実習（予習）教科書p.2〜7を熟読する．
（復習）「図面，線，文字」の理解，及びAutoCADの操作（簡単な作図と画面操作）の理解と練習問題の完成．
【3】講義:尺度，投影法．
CAD実習:スナップ機能，図形の操作
．		講義と実習（予習）教科書p.7〜10を熟読する．
（復習）「尺度，投影法」の理解，及びAutoCADの操作（スナップ機能，図形の操作）の理解と練習問題の完成．
【4】講義:断面図，図示法．
CAD実習:レイヤ設定．線種の設定		講義と実習（予習）教科書p.10〜15を熟読する．
（復習）「断面図，図示法」の理解，及びAutoCADの操作（レイヤ設定，線種）の理解と練習問題の完成．
【5】講義:寸法．
CAD実習:寸法線の作図．		講義と実習（予習）教科書p.15〜25を熟読する．
（復習）「寸法」の理解，及びAutoCADの操作（文字の作図，寸法線の作図）の理解と練習問題の完成．
【6】講義:公差について(寸法公差，幾何公差)　
CAD実習:寸法線の作図（続き），文字，寸法公差の作図． 		講義と実習（予習）教科書p.26〜32を熟読する．
（復習）「寸法公差，幾何公差」の理解，及びAutoCADの操作（寸法公差，幾何公差の作図）の理解と練習問題の完成．
【7】講義:表面性状．
CAD実習:面取り・フィレット，ハッチングの作図，ブロックの使用法		講義と実習（予習）教科書p.32〜36を熟読する．
（復習）「表面性状」の理解，及び、AutoCADの操作（面取り・フィレット，ハッチングの作図，ブロックの使用法）の理解と練習問題の完成．
【8】講義:ねじ，歯車，バネ，軸受け．
CAD実習:ストレッチ，文字の枠内への記入および，ねじの作図．		講義と実習（予習）教科書p.36〜42を熟読する．
（復習）「ねじ，歯車，バネ，軸受け」の理解，及びAutoCADの操作（ストレッチ，文字の枠内への記入および，ねじの作図）の理解と練習問題の完成．
【9】講義:溶接記号．CAD実習:図面用紙の作成と尺度の設定講義と実習（予習）教科書p.42〜46を熟読する．
（復習）「溶接記号」の理解，及びAutoCADの操作（図面用紙の作成と尺度の設定）の理解と練習問題の完成．
【10】講義:機械部品のスケッチ．CAD実習:スケッチした部品の作図．講義と実習（予習）教科書p.1〜46を熟読する．
（復習）「立体から三面図」の理解，及びAutoCADの操作（スケッチした機械部品の作図）と練習問題の完成．
【11】CAD実習:機械部品製図（シャフトガイド1，2，シャフトサポート1） 講義と実習（予習）教科書p.56の作図に必要な操作方法を確認する．
（復習）作図に利用したAutoCADの操作の理解と課題(1〜3)の完成．これまでの課題を完成させる．
【12】CAD実習:機械部品製図（シャフトガイド3，4，調整ブラケット）講義と実習（予習）教科書p.57の作図に必要な操作方法を確認する．
（復習）作図に利用したAutoCADの操作の理解と課題(4〜6)の完成．これまでの課題を完成させる．
【13】CAD実習:機械部品製図（シャフトサポート2，万力本体，スライドベース）講義と実習（予習）教科書p.58の作図に必要な操作方法を確認する．
（復習）作図に利用したAutoCADの操作の理解と課題(7〜9)の完成．これまでの課題を完成させる．
【14】CAD実習:機械部品製図（カムブラケット，ロッドサポート，ハンガーブラケット）講義と実習（予習）教科書p.59の作図に必要な操作方法を確認する．
（復習）作図に利用したAutoCADの操作の理解と課題(10〜12)の完成．これまでの課題を完成させる．
【15】CAD実習:機械部品製図（シャフトブラケット1，2，シャフトガイド）講義と実習（予習）教科書p.60の作図に必要な操作方法を確認する．
（復習）作図に利用したAutoCADの操作の理解と課題(13〜15)の完成．これまでの課題を完成させる．
評価方法
平常点，課題提出を総合して判断する．
教科書
大西清，JISにもとづく 機械製作図集（第7版），オーム社，1800円
参考図書
大西清，基礎製図（第5版），オーム社，2080円
大西清，機械設計製図便覧（第11版），オーム社，4000円
備考
授業計画の1項目につき2コマ連続して授業を行う．