徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    数理統計学（工業数学II） (Applied Mathematics II)

科目番号10425担当教員名國本　崇単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
実験等で取得したデータに対して統計処理を施し、妥当性の検討や、様々な情報を抽出することが、基礎的な実験実習だけでなく、研究、論文作成の上で必要である。本講義では、統計の基礎知識の獲得を目指す。また様々な統計手法の適用について、事例に基づき身につける。
到達目標
�｜亮院С領�分布、検定、分散分析、回帰分析（最小二乗法）に関する知識を習得する。
��関心：統計処理を他の科目で得られる実験データの解析に活用する。得られた知識を実験計画に活かす。
�５伺宗Д┘�セル等の表計算ソフトを活用し、分散分析、回帰分析が行えるようになる
�せ弭諭�適切な検定、分析が何であるのか判断できるようになる
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】統計の基礎(1)：母集団と標本講義+アチーブメントテスト開始までに高校数学の復習をしておくこと
【2】統計の基礎(2)：確率分布講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習（1時間半）
時間中に指示した演習課題をレポート提出（1時間半）
【3】統計の基礎(3)：平均と分散講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習（1時間半）
時間中に指示した演習課題をレポート提出（1時間半）
【4】統計の基礎(4)：相関講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習（1時間半）
時間中に指示した演習課題をレポート提出（1時間半）
【5】統計の基礎(5)：誤差の伝播則講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習（1時間半）
時間中に指示した演習課題をレポート提出（1時間半）
【6】統計の基礎(6)：正規分布と関連する確率分布講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習（1時間半）
時間中に指示した演習課題をレポート提出（1時間半）
【7】母平均・母分散の区間推定講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習（1時間半）
時間中に指示した演習課題をレポート提出（1時間半）
【8】検定（平均）講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習（1時間半）
時間中に指示した演習課題をレポート提出（1時間半）
【9】χ2検定講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習（1時間半）
時間中に指示した演習課題をレポート提出（1時間半）
【10】F検定講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習（1時間半）
時間中に指示した演習課題をレポート提出（1時間半）
【11】回帰分析(1)：最小二乗法の基礎講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習（1時間半）
時間中に指示した演習課題をレポート提出（1時間半）
【12】回帰分析(2)：直線回帰講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習（1時間半）
講義内容の復習（1時間半）
【13】回帰分析(3)：逆推定講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習（1時間半）
講義内容の復習（1時間半）
【14】分散分析(1):要因分析講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習（1時間半）
時間中に指示した演習課題をレポート提出（1時間半）
【15】分散分析(2)：実験計画法講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習（1時間半）
講義内容の復習（1時間半）
評価方法
演習課題のレポート（40％）および定期試験（60％）

演習問題、配布した練習問題の解説はクラスルームにアップする。
教科書
第1回、第6回、第10回に配布する講義用スライドの電子ファイル
参考図書
分析・測定データの統計処理、田中秀之、朝倉書店（2014）
生物・農学系のための統計学、平田勝彦ほか、朝倉書店（2017）
備考
科目ナンバー：EBNP227L
クラスコード：

各演習では計算過程が残せることとグラフ化を容易にするためにしばしばエクセルなどの表計算を用いる。
ノートPCやタブレットを準備しておくことが好ましい。

【注意】
数理統計学は選択科目であるが、本科目と内容を同じくする過年度生用の工業数学IIは「必修」である。

演習課題は各時間の復習のために行うものであり、定期試験のために必須である。

オフィスアワー（月火木金16：30〜17：00を基本とする・18号館3F3332）

実務経験：住友化学（株）筑波研究所　研究員