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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10474 | 担当教員名 | 國本 崇 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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卒業研究において必要な発光材料の構造化学および固体物性を学ぶ。 発光材料の合成を行い、得られたものを分析する。 |
到達目標 |
知識 1.局在中心の電子状態、固体のバンド電子の電子状態と、光遷移の基礎を理解する。 2.分子・結晶の対称性と、回折による構造解析について理解する。 関心 蛍光体などの発光材料が現代社会のどのようなところで使われているか認識する。 技能 固相反応や溶液反応により蛍光体を合成し、X線回折、PLにより分析できるようになる。 思考・判断 化合物の合成と、材料としての機能との対応が考察できるようになる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 点群 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) |
【2】 | 結晶の対称性 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【3】 | 空間群 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【4】 | 代表的な結晶構造 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【5】 | 逆格子とX線回折 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【6】 | 前期量子論、波動関数と波動方程式 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【7】 | 原子の中の電子 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【8】 | 分子の中の電子 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【9】 | 固体の中の電子 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【10】 | 光学遷移 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【11】 | 光吸収とルミネッセンス | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【12】 | 遷移金属イオン・希土類イオンの光学遷移 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【13】 | X線分光 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【14】 | LED用蛍光体 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【15】 | 紫外線励起蛍光体 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
評価方法 |
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輪講での発表(60%)および口頭試問(40%) |
教科書 |
量子物質科学入門(山本知之 コロナ社)、発光材料の基礎と新しい展開(金光義彦、岡本信治 オーム社) |
参考図書 |
光物性物理学(櫛田孝司 朝倉書店)、発光と受光の物理と応用(中西洋一郎、波多腰玄一編著 培風館)、蛍光体ハンドブック(蛍光体同学会編 オーム社)、発光の物理(小林洋志 朝倉書店)など |
備考 |
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科目ナンバー:EBNX310S 実験は輪講とは対応させず、各回とも別に行う。 授業計画の1項目につき、2コマ連続して授業を行う。 オフィスアワー(月火木金16:30〜17:00を基本とする・18号館3F3332) 実務経験:住友化学(株)筑波研究所 研究員 |