徳島文理大学 | Webシラバスシステム |
TOP | 戻る | |
徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10526 | 担当教員名 | 國本 崇 | 単位 | 2単位 |
---|
科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3年 |
---|
授業概要 |
---|
卒業研究において必要な発光材料の物理を学ぶ。 発光材料の合成を行い、得られたものを分析する。 |
到達目標 |
知識 1.局在中心の電子状態、半導体中のバンド電子の電子状態と、光遷移の基礎を理解する。 2.既存の照明/ディスプレイデバイスの動作原理と、材料について理解する。 関心 蛍光体が現代社会のどのようなところで使われているか認識する。 技能 固相反応により蛍光体を合成し、X線回折、PLにより分析できるようになる。 思考・判断 化合物の合成と、材料としての機能との対応が考察できるようになる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
---|---|---|---|
【1】 | 原子の電子状態 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) |
【2】 | 光と物質との相互作用/遷移確率 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【3】 | イオンの殻内電子遷移(s2-sp遷移) | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【4】 | イオンの殻内電子遷移(d-d遷移:結晶場) | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【5】 | イオンの殻内電子遷移(d-d遷移:多電子状態) | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【6】 | イオンの殻内電子遷移(f-f遷移:4f励起状態) | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【7】 | イオンの殻内電子遷移(f-f遷移:電荷移動状態/5d励起状態) | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【8】 | イオンの殻内電子遷移(f-d遷移) | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【9】 | 半導体の電子状態 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【10】 | 半導体中の不純物状態とドナーアクセプターペア発光 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【11】 | 蛍光灯 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【12】 | 発光ダイオード(LED) | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【13】 | ランプ用蛍光体 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【14】 | 白色LED用蛍光体 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
【15】 | 真空紫外線励起用蛍光体 | テキストの輪講 実験 | 輪講用スライドの準備(2時間) 蛍光体の合成・評価(2時間) |
評価方法 |
---|
輪講での発表および口頭試問 |
教科書 |
発光材料の基礎と新しい展開(金光義彦、岡本信治 オーム社) 発光の物理(小林洋志 朝倉書店) |
参考図書 |
光物性物理学(櫛田孝司 朝倉書店)、発光と受光の物理と応用(中西洋一郎、波多腰玄一編著 培風館)、蛍光体ハンドブック(蛍光体同学会編 オーム社)など |
備考 |
---|
実験は輪講とは対応させず、各回とも別に行う。 授業計画の1項目につき、2コマ連続して授業を行う。 オフィスアワー(月水木金16:30〜17:00を基本とする・18号館3F3332) |