徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    無機ナノ材料 Inorganic Nanomaterials

科目番号10550担当教員名梶山 博司単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
光触媒、太陽電池、二次電池は持続可能社会を実現するために欠かせないデバイスである。本講義では、本講義では、これらのデバイスで使用されている材の特徴、光エネルギーがどのような過程を経て電気エネルギーや化学エネルギーに変換されるのかについて、原子レベルで学修する。
到達目標
1.知識・理解:ナノスケール材料の物性、応用について理解する.
2.技能・表現:持続可能な社会実現に必要とされるエネルギー変換材料の性能について考察できる能力を身につける.
3.思考・判断:ナノスケール材料の合成方法、性質、評価方法について自らが考えるようになる.
4.関心・意欲・態度:身の回りのナノスケール材料がどのように使用されているかに興味をもち、使われる理由を考察する.
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】光触媒が実現する世界講義、演習授業で出した課題(1.5時間)
【2】光誘起親水性の反応メカニズム1(高エネルギー表面状態)講義、演習授業で出した課題(1.5時間)
【3】光誘起親水性の反応メカニズム2(酸化チタン表面の構造変化)講義、演習授業で出した課題(1.5時間)
【4】光学膜1:反射防止膜講義、演習授業で出した課題(1.5時間)
【5】光学膜2:バンドパスフィルター講義、演習授業で出した課題(1.5時間)
【6】光学膜3:光ファイバー講義、演習授業で出した課題(1.5時間)
【7】液晶1:液晶の特性講義、演習授業で出した課題(1.5時間)
【8】液晶2:液晶の光旋光効果講義、演習授業で出した課題(1.5時間)
【9】液晶3:液晶と偏光膜による光透過スイッチ機構講義、演習授業で出した課題(1.5時間)
【10】液晶4:液晶ディスプレイ講義、演習授業で出した課題(1.5時間)
【11】気体放電1:電離気体の性質講義、演習授業で出した課題(1.5時間)
【12】気体放電2:気体放電メカニズム講義、演習授業で出した課題(1.5時間)
【13】気体放電3:気体放電を使ったディスプレイ講義、演習授業で出した課題(1.5時間)
【14】水の酸化メカニズム講義、演習授業で出した課題(1.5時間)
【15】まとめ講義、演習 
評価方法
レポート50%、試験50%で評価。評価結果はgoogle classroomで開示して、質問等を受け付ける.
教科書
資料配布
参考図書
なし
備考
オフィスアワー:月曜日4、5講時@梶山研究室(18号館4階3432室)
実務経験:1982年〜2001年まで企業(日立製作所)で、2001年〜2012年まで大学(広島大学、東京大学)において、有機・無機材料の合成、物性解析に関する研究に従事。