徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    水構造学(Water Science and Technology)

科目番号10570担当教員名佐藤 一石単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
水は、我々の生活の中で最もなじみの深い液体である。水素と炭素からなる最も単純な化合物であるにも関わらず、極めて特殊な物質だといえる。ここでは、水の基礎的な性質から応用までを学習する.
到達目標
①知識(理解)
(1)水分子の特徴を理解する.
(2)水素結合に関する基本的特徴を理解する.
(3)イオンの水和を理解する.
(4)水の密度変化(温度の関数)を理解する.
②態度(関心・意欲)
水の溶媒としての性質を説明することができる.
③技能(表現)
水の科学に関連した用語を文章で説明することができる.
④思考・判断
水は特異な液体であることを説明することができる.
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】特異な液体である水講義と演習テキストの熟読と演習の予復習(80分)
【2】分子はぎっしりと詰まっている講義と演習テキストの熟読と演習の予復習(80分)
【3】熱運動する分子(拡散現象)講義と演習テキストの熟読と演習の予復習(80分)
【4】水分子の特徴と水分子に働く相互作用講義と演習テキストの熟読と演習の予復習(80分)
【5】密度・比熱・熱膨張係数・圧縮率の異常性講義と演習テキストの熟読と演習の予復習(80分)
【6】電気的性質の特徴講義と演習テキストの熟読と演習の予復習(80分)
【7】水の液体構造の特異性講義と演習テキストの熟読と演習の予復習(80分)
【8】水の構造模型講義と演習テキストの熟読と演習の予復習(80分)
【9】イオンの水和概念の形成と内容講義と演習テキストの熟読と演習の予復習(80分)
【10】疎水性水和講義と演習テキストの熟読と演習の予復習(80分)
【11】溶けやすさと溶けにくさのバランス講義と演習テキストの熟読と演習の予復習(80分)
【12】生体の中の水講義と演習テキストの熟読と演習の予復習(80分)
【13】水の構造評価方法講義と演習テキストの熟読と演習の予復習(80分)
【14】水の機能化とは講義と演習テキストの熟読と演習の予復習(80分)
【15】機能水の利用事例講義と演習テキストの熟読と演習の予復習(80分)
評価方法
定期試験(60%),レポート(40%)
フィードバックはGoogle Classroom等で行う.
教科書
4℃の謎-水の本質を探る-荒川泓著 北大図書刊行会
参考図書
「水の分子工学」上平 恒著 講談社
「水の構造と物性」 関集三・松尾隆祐訳 みすず書房
備考
【科目ナンバー】EBCD328L
【オフィスアワー】月・木・金 16:00~17:00 18号館5F3535室
【実務経験】旭化成株式会社 研究開発本部 (1991.4-2004.3)