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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10611 | 担当教員名 | 大島 隆幸 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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微生物の分類、構造と機能、代謝や遺伝様式などの微生物学全般について学習する。微生物が対象としている生物は、細菌、真菌、原生動物ならびにウイルスである。人類の歴史において、様々な有用物質の生産に役立ち、環境維持を含め、地球環境を創り出してきた。一方、ある種の微生物はヒトなどに疾患をもたらす病原性微生物として進化し、その戦いは今日も続いている。本講義では、微生物全般の基礎的知識を学習するとともに、病原性の発現様式や対処法について理解することを目的とする。 |
到達目標 |
微生物の基本構造とその機能について説明できる。(知識・理解・態度) 細菌の増殖機構と代謝制御について説明できる。(知識・理解・態度) 各微生物の遺伝様式とその進化学的意義について列挙できる。(知識・理解・態度) 主な細菌感染症の病原性、および予防法や治療法について説明できる。(知識・理解・態度) 主な食中毒の原因について、その病原因子や予防法について説明できる。(知識・理解・態度) |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 微生物の歴史、分類・命名法 | 講義と質疑 | 教科書の第1, 2章を読む。 時間外学習:1時間 |
【2】 | 微生物の構造と機能(1)(細胞骨格等) | 講義と質疑 | 教科書の第2章を読む。 時間外学習:1時間 |
【3】 | 微生物の構造と機能(2)(細胞小器官等) | 講義と質疑 | 教科書の第2章を読む。 |
【4】 | 感染の成立と共生 | 講義と質疑 | 教科書の第3章を読む。 時間外学習:1時間 |
【5】 | 細菌感染症(1)(大腸菌などグラム陰性菌) | 講義と質疑 | 教科書の第4章を読む。 時間外学習:1時間 |
【6】 | 細菌感染症(2)(コレラ菌などグラム陰性菌) | 講義と質疑 | 教科書の第4章を読む。 時間外学習:1時間 |
【7】 | 細菌感染症(3)(黄色ブドウ球菌などグラム陽性菌) | 講義と質疑 | 教科書の第4章を読む。 時間外学習:1時間 |
【8】 | 細菌感染症(4)(芽胞形成菌などグラム陽性菌) | 講義と質疑 | 教科書の第4章を読む。 時間外学習:1時間 |
【9】 | ウイルス感染症(1)(パルボウイルスなどDNAウイルス) | 講義と質疑 | 教科書の第5章を読む。 時間外学習:1時間 |
【10】 | ウイルス感染症(2)(ヘルペスイルスなどDNAウイルス) | 講義と質疑 | 教科書の第6章を読む。 時間外学習:1時間 |
【11】 | ウイルス感染症(3)(インフルエンザウイルスなどRNAウイルス) | 講義と質疑 | 教科書の第6章を読む。 時間外学習:1時間 |
【12】 | ウイルス感染症(4)(肝炎ウイルスなどRNAウイルス) | 講義と質疑 | 教科書の第6章を読む。 時間外学習:1時間 |
【13】 | 真菌感染症 | 講義と質疑 | 教科書の第7章を読む。 時間外学習:1時間 |
【14】 | 原虫感染症 | 講義と質疑 | 教科書の第8章を読む。 時間外学習:1時間 |
【15】 | これまでの総括 | 講義と質疑 |
評価方法 |
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定期試験(70%)、授業態度(30%) 定期試験の解答・解説はグーグルクラスルームにてフィードバックする。 |
教科書 |
シンプル微生物学(第6版)、小熊恵二ら、南江堂、ISBN978-4-524-25483-5 |
参考図書 |
微生物学・感染症学(第2版)黒田照夫ほか編集、化学同人、ISBN978-4-7598-1621-1 微生物学(第6版)、今井康之ほか編集、南江堂、ISBN978-4-524-40301-1 |
備考 |
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【オフィス・アワー】 月曜日の5時間目以降、それ以外にも適宜 【科目ナンバー】 EBBC242L 【実務経験】 なし 【備考】 関連科目は基礎生物化学、分子生物学 |