徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    応用生命科学（Applied Life Science）

科目番号10620担当教員名箕田　康一単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次3年
授業概要
有性生殖を行う動物の個体発生に関する講義を通して、遺伝子発現や細胞分化の分子機構、再生医療、老化について学びます。予習として、配付資料を基に各自でレポートを作成して授業に臨みます。講義当日は、グループディスカッション後に発表を行い、残りの時間で箕田が補足説明を行います。レポートは毎回提出します。
到達目標
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（1）マウスを例に挙げて、配偶子形成過程を概説することができる。
（2）受精で起きている現象を説明することができる。
（3）生物の形作りと細胞分化を概説することができる。
（4）遺伝子発現を概説することができる。
（5）iPS細胞、ES細胞の共通点と相違点を説明することができる。
（6）細胞の老化と個体の老化を説明する事ができる。
��態度（関心・意欲）
　生物の発生・再生に興味を持ち、疑問に思ったことは自らの力で調べることができる。
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　疑問に思ったことは自分で調べ、簡潔にまとめたレポートを作成することができる。
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　生命倫理に関して自分の考えを述べることができるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ガイダンスおよび講義（精子形成過程では何が起きているのか）講義（宿題）講義レポート作成（30分）、予習レポート作成（1時間）
【2】in vitroでの精子形成：培養系で何処まで精子を作れるのかグループディスカッション・発表・講義（宿題）予習レポート作成（1時間）
【3】卵形成と卵成熟：卵形成と精子形成の共通点と相違点．卵成熟過程の制御機構グループディスカッション・発表・講義（宿題）予習レポート作成（1時間）
【4】減数分裂では何が起きているのかグループディスカッション・発表・講義（宿題）予習レポート作成（1時間）
【5】受精のための準備グループディスカッション・発表・講義（宿題）予習レポート作成（1時間）
【6】単精受精と多精受精：多精拒否の分子機構グループディスカッション・発表・講義（宿題）予習レポート作成（1時間）
【7】初期発生：卵割と細胞周期調節グループディスカッション・発表・講義（宿題）予習レポート作成（1時間）
【8】形態形成と神経管の形成グループディスカッション・発表・講義（宿題）予習レポート作成（1時間）
【9】ホメオボックス遺伝子：ボディプランはどのようにして決められているのかグループディスカッション・発表・講義（宿題）予習レポート作成（1時間）
【10】細胞分化と遺伝子発現グループディスカッション・発表・講義（宿題）予習レポート作成（1時間）
【11】発生過程における細胞死；アポトーシスグループディスカッション・発表・講義（宿題）予習レポート作成（1時間）
【12】エピジェネティクス：後天的な遺伝子発現の調節グループディスカッション・発表・講義（宿題）予習レポート作成（1時間）
【13】始原生殖細胞分化：次世代に受け継がれる細胞はどのようにして分化するのかグループディスカッション・発表・講義（宿題）予習レポート作成（1時間）
【14】幹細胞と再生グループディスカッション・発表・講義（宿題）予習レポート作成（1時間）
【15】老化と寿命グループディスカッション・発表・講義（宿題）予習レポート作成（1時間）
評価方法
発表（45％）、ノート（45％）および授業への参加度（10％）で総合評価する。
ノートは点検し、添削することによりフィードバックする。
総評等についてはグーグルクラスルームを活用して提示する。
教科書
指定しない。資料を印刷して配布する。
参考図書
「ギルバート発生生物学」阿形清和・高橋淑子 監訳（メディカル・サイエンス・インターナショナル社）ISBN978-4-89592-805-2
「基礎から学ぶ 生物学・細胞生物学 第2版」和田勝 著（羊土社）ISBN978-4-7581-2018-0
「Essential 細胞生物学」
備考
【オフィスアワー】　月曜日5講時　10号館 3604室
【科目ナンバー】　EBBC343L
【実務経験】なし