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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】バイオマス利用学(Biomass Utilization)

科目番号	10640	担当教員名	梶山　博司	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	3年

授業概要
本講義は、バイオマスをSDGs推進のための資源として捉え、その活用技術について学修し、理解し、実践できるようになることを目的としている。　　①バイオマス活用技術の原理、特徴、有用性について学修する。　　②バイオマス活用技術の副作用について学修する。　　③バイオマスの新たな活用技術について、グループで討議する。　　④グループ討議の結果を発表し、工業的、社会的、経済的な観点から議論していく。
到達目標
（1）知識（理解）については、バイオマスとは何か、地球環境のためにバイオマスをどのうように活用すれば良いかを考えることができるようになる。　　　①バイオマスの分類とそれぞれの特徴を学ぶ　　　②バイオマスの利用方法を学ぶ　　　③SDGsの観点から、バイオマスの再利用について考える。（2）態度（関心・意欲）　　　①食品やバイオマスについて知識や技術が社会でどのように役立つかを意識し、積極的に情報収集できる。　　　②授業を聞く、あるいは板書するだけではなく、ノートにまとめる事ができる。（3) 技能（表現）　　　① 教科書を読み内容を異界することができる。　　　② 教科書と教員のコメントを結び付けて考えこれをノートにまとめることができる。　　　（4）思考・判断　　　①教科書、授業で得られた知識、課題や問題点を正しく理解し対応についての判断ができる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	バイオマス利用によるカーボンリサイクル促進	講義	（１．５時間）復習
【2】	カーボンリサイクルロードマップ1: カーボマネージメント	講義と質疑応答	（１．５時間）復習
【3】	カーボンリサイクルロードマップ2: カーボンリサイクルの意義	講義と質疑応答	（１．５時間）復習
【4】	カーボンリサイクルロードマップ3: カーボンリサイクル技術	講義と質疑応答	（１．５時間）復習
【5】	カーボンリサイクルロードマップ４: 産業化の加速）産業間連携）	講義と質疑応答	（１．５時間）復習
【6】	カーボンリサイクルロードマップ５:産業化の加速（国際連携）	講義と質疑応答	（１．５時間）復習
【7】	カーボンリサイクルロードマップ５:産業化の加速（エコスステム創出）	講義と質疑応答	（１．５時間）復習
【8】	カーボンリサイクルロードマップ6:産業化の加速（今後の課題）	講義と質疑応答	（１．５時間）復習
【9】	カーボンニュートタルを単なる辻褄合わせで終わらせないためにすべきこと	講義と質疑応答	（１．５時間）復習
【10】	カーボンリサイクルの取組１：火力発電所の排出CO2の回収技術	講義とグループディスカッション	（１．５時間）復習
【11】	カーボンリサイクルの取組2：持続可能な航空燃料（ Sustainable Aviation Fuel: SAF)	講義とグループディスカッション	（１．５時間）復習
【12】	カーボンリサイクルの取組3：微細藻類によるCO2回収技術	講義とグループディスカッション	（１．５時間）復習
【13】	カーボンリサイクルの取組４：水中光合成による CCO2回収（ブルーカーボン）	講義とグループディスカッション	（１．５時間）レポート作成
【14】	事例研究：微細藻類バイオマス大量生産技術（日本、マレーシア）	グループディスカッション	（１．５時間）レポート作成
【15】	総合討論：バオマス利用によるC O2回収技術について	講義とグループディスカッション	（１．５時間）レポート作成

評価方法
評価方法はレポート１００点　小テスト、レポート、期末試験に対するフィードバックは随時　クラスルームで行う。
教科書

参考図書

備考
オフィスアワー：月曜日４、５講時＠梶山研究室（１８号館４階３４３２室）実務経験：１９８２年～２００１年まで企業（日立製作所）で、２００１年～２０１２年まで大学（広島大学、東京大学）において、有機・無機材料の合成、物性解析に関する研究に従事。