徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    材料科学実験B( Materials Science Laboratory B)

科目番号10667担当教員名佐藤 一石単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次3年
授業概要
有機・無機各種材料を対象とした構造,物性の評価を行う.
物性評価には各種解析機器(XRD,FT-IR,TG-DTA,XRF,SEM装置など)を用いる.
さらに焼結体の作製から評価までのプロセスを学習する.
到達目標
①知識(理解)
実験計画,準備,実験,後片付け,レポート作成などの物理実験の流れを理解し,これらのことを,安全に留意した上で,マナー(動作や服装など)を守って実践できる.
②態度(関心・意欲)
主体性を持って実験に参画することができる.
③技能(表現)
安全に注意して,実験を手際よく実施することができる.
④思考・判断
分析結果・データ解析を通じて,物理的原理の理解および正確な実験操作ができる.
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】走査型電子顕微鏡測定Ⅰ
装置の準備,操作説明,試料作製
1班あたり3~4名程度になるように班編成を行い,解析機器別に班ごとでローテーションを組み,実験を行う.配布資料の熟読と実験レポート作成および指摘事項に修正を加えたレポートの再提出(90分)
【2】走査型電子顕微鏡測定Ⅱ
観察の基礎と応用,解析
1班あたり3~4名程度になるように班編成を行い,解析機器別に班ごとでローテーションを組み,実験を行う.配布資料の熟読と実験レポート作成および指摘事項に修正を加えたレポートの再提出(90分)
【3】蛍光X線測定Ⅰ
装置準備,操作説明,試料作製,試料観察,解析
1班あたり3~4名程度になるように班編成を行い,解析機器別に班ごとでローテーションを組み,実験を行う.配布資料の熟読と実験レポート作成および指摘事項に修正を加えたレポートの再提出(90分)
【4】吸光度計を用いた水の濁り測定
装置の準備,操作説明,試料作製
1班あたり3~4名程度になるように班編成を行い,解析機器別に班ごとでローテーションを組み,実験を行う.配布資料の熟読と実験レポート作成および指摘事項に修正を加えたレポートの再提出(90分)
【5】ろ過フィルターの作製,濁り除去効果の検証実験1班あたり3~4名程度になるように班編成を行い,解析機器別に班ごとでローテーションを組み,実験を行う.配布資料の熟読と実験レポート作成および指摘事項に修正を加えたレポートの再提出(90分)
【6】水の濁りのメカニズム解析
グラフの作成,成果内容の整理
1班あたり3~4名程度になるように班編成を行い,解析機器別に班ごとでローテーションを組み,実験を行う.配布資料の熟読と実験レポート作成および指摘事項に修正を加えたレポートの再提出(90分)
【7】赤外分光(FT-IR)測定Ⅰ
装置準備,試料作製
1班あたり3~4名程度になるように班編成を行い,解析機器別に班ごとでローテーションを組み,実験を行う.配布資料の熟読と実験レポート作成および指摘事項に修正を加えたレポートの再提出(90分)
【8】赤外分光(FT-IR)測定Ⅱ
実験,解析
1班あたり3~4名程度になるように班編成を行い,解析機器別に班ごとでローテーションを組み,実験を行う.配布資料の熟読と実験レポート作成および指摘事項に修正を加えたレポートの再提出(90分)
【9】赤外分光(FT-IR)測定Ⅱ
実験,解析
1班あたり3~4名程度になるように班編成を行い,解析機器別に班ごとでローテーションを組み,実験を行う.配布資料の熟読と実験レポート作成および指摘事項に修正を加えたレポートの再提出(90分)
【10】広角X線回折(XRD)測定Ⅰ
装置準備,試料作製
1班あたり3~4名程度になるように班編成を行い,解析機器別に班ごとでローテーションを組み,実験を行う.配布資料の熟読と実験レポート作成および指摘事項に修正を加えたレポートの再提出(90分)
【11】広角X線回折(XRD)測定Ⅱ
実験,解析
1班あたり3~4名程度になるように班編成を行い,解析機器別に班ごとでローテーションを組み,実験を行う.配布資料の熟読と実験レポート作成および指摘事項に修正を加えたレポートの再提出(90分)
【12】焼結体の作製および電極形成と常温での電気抵抗測定(直方体試料での4端子法)1班あたり3~4名程度になるように班編成を行い,解析機器別に班ごとでローテーションを組み,実験を行う.配布資料の熟読と実験レポート作成および指摘事項に修正を加えたレポートの再提出(90分)
【13】ITO膜上への電極形成と常温での電気抵抗測定(薄膜試料でのVan der Pauw法)1班あたり3~4名程度になるように班編成を行い,解析機器別に班ごとでローテーションを組み,実験を行う.配布資料の熟読と実験レポート作成および指摘事項に修正を加えたレポートの再提出(90分)
【14】焼結体とITOの吸収スペクトル測定1班あたり3~4名程度になるように班編成を行い,解析機器別に班ごとでローテーションを組み,実験を行う.配布資料の熟読と実験レポート作成および指摘事項に修正を加えたレポートの再提出(90分)
【15】電気抵抗の温度変化測定1班あたり3~4名程度になるように班編成を行い,解析機器別に班ごとでローテーションを組み,実験を行う.配布資料の熟読と実験レポート作成および指摘事項に修正を加えたレポートの再提出(90分)
評価方法
実験レポート(70%),実技試験(30%)
教科書
実験毎にプリントを配布する.
参考図書
千原ら編,「物理化学実験法 第5版」 東京化学同人
唐津ら著,「構造解析学」 朝倉書店
備考
佐藤,國本,三好の3名が担当する.
授業計画の1項目につき,2~3コマ連続して授業を行う.

オフィスアワー/佐藤(月・木・金 16:00~17:00 18号館5F3535室)
オフィスアワー/國本(月火木金16:30~17:00を基本とする・18号館3F3332)
オフィスアワー/三好(週3回程度.10号館7F3703室)

【実務経験】佐藤 旭化成株式会社 研究開発本部 (1991.4-2004.3),京都大学大学院 工学研究科 高分子力学分野企業派遣留学(1995-1996)