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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10684 | 担当教員名 | 大島 隆幸 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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生命の営みの根源である「ゲノム」の情報が解読され、生命とは何かという問題があらためて問われている。このゲノム情報から導き出される生命の表現系について、分子生物学的観点から学ぶ。具体的には細胞機能の維持から種々の疾患の発症機序まで、ゲノムの多様性が生み出す生命現象について概説する。 |
到達目標 |
生命の基本単位に関する基本的事項を修得する。(知識・理解) 遺伝情報「ゲノム」の構造と遺伝子に関する基本的事項を修得する。(知識・理解) 転写、プロセッシングに関する基本的事項を修得する。(知識・理解) 遺伝情報の輸送・翻訳に関する基本的事項を修得する。(知識・理解) 遺伝的組換えと表現系に関する基本的事項を修得する。(知識・理解) |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | DNAと染色体 | 講義と質疑 | 教科書の第5章を読む(60分)。 |
【2】 | DNAの複製と修復 | 講義と質疑 | 教科書の第6章を読む(60分)。 |
【3】 | DNAからタンパク質へ | 講義と質疑 | 教科書の第7章を読む。 |
【4】 | 遺伝子発現の調節(1) 原核生物の転写制御 | 講義と質疑 | 教科書の第8章を読む(60分)。 |
【5】 | 遺伝子発現の調節(2) 真核生物の転写制御 | 講義と質疑 | 教科書の第8章を読む(60分)。 |
【6】 | 遺伝子とゲノムの進化 | 講義と質疑 | 教科書の第9章を読む(60分)。 |
【7】 | 遺伝子の機能と機能の解析 | 講義と質疑 | 教科書の第10章を読む(60分)。 |
【8】 | 有性生殖と遺伝学 | 講義と質疑 | 教科書の第19章を読む(60分)。 |
【9】 | 遺伝的変異と種々の疾患(1) 遺伝病 | 講義と質疑 | 教科書の第20章を読む(60分)。 |
【10】 | 遺伝的変異と種々の疾患(2) 発がん | 講義と質疑 | 教科書の第20章を読む(60分)。 |
【11】 | 組換えDAN技術の最先端(1) 抗体医薬 | 講義と質疑 | 教科書の第15, 16章を読む(60分)。 |
【12】 | 組換えDAN技術の最先端(2) ゲノム編集 | 講義と質疑 | 教科書の第15, 16章を読む(60分)。 |
【13】 | 細胞周期の制御機構 | 講義と質疑 | 教科書の第18章を読む(60分)。 |
【14】 | RNAが繰り出す生命現象との関わり | 講義と質疑 | 教科書の第8章を読む(60分)。 |
【15】 | これまでの総括 | 講義と質疑 |
評価方法 |
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定期試験(70%)、授業態度(30%) 定期試験の解答・解説はグーグルクラスルームにてフィードバックする。 |
教科書 |
Essential 細胞生物学(第5版)、中村桂子ら、南江堂、ISBN978-4-524-22682-5 |
参考図書 |
マッキー生化学(第6版)、T.McKee,J.R.McKee, 化学同人、2010年、ISBN-4759811902 分子生物学、深見康夫ら、化学同人、ISBN978-4-7598-1102-5 |
備考 |
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【オフィス・アワー】 月曜日の5時間目以降、それ以外にも適宜 【科目ナンバー】 EBBM249L 【実務経験】 なし 【備考】 関連科目は基礎微生物学、基礎生物化学 |