徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    有機化学�機�Inorganic Chemistry�機�

科目番号10705担当教員名水野　貴之単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
染料。香料。プラスチックから医薬品，生体組織に至るまで，有機物質は我々の日常生活に深く関わっている。この授業では教科書に書いてあることを自ら理解した上で、これらを応用し、実用化するためのスキルの修得を行います。授業を聞くだけではなく、自ら調べる事や考えることが必要になります。そのために必要な知識は事前学習でお願いいたします。また、この授業では、グループをつくり、作業をする場合があります。この時は役割分担やディスカッションあるいはレポートづくりを行ってもらいます。予習、復習、グループ活動、レポートなどが成績評価に関わってきます。
なお授業の進行状況によってシラバスの内容とはズレることがあります。注意してください。
到達目標
　（1）知識（理解）については以下の�　銑イ砲弔い峠て世靴討�ださい
　　　�）Ч畭臆醜臺�の構造と性質、名前について理解する
　　　�∨Ч畭臆醜臺�の生成方法について理解する
　　　�ＫЧ畭乙甞肪峇紅娠�について理解する
　　　�の�体化学について不斉炭素を見いだし異性体を列挙できる。
　　　�ィ丗痢■啾痢�鏡像異性体とジアステレオマーについて理解する。
　（2）態度（関心・意欲）
　　　�〕�機化学の知識や技術が社会でどのように役立つかを意識し、積極的に情報収集できる。
　　　��課題や問題をみつけグループ単位ディスカッションするとことができる。
　　　��授業を聞く、あるいは板書するだけではなく、意欲的に授業中に発言や意思表示ができる。
　(3)　技能（表現）
　　　�―て世靴臣亮韻箋蚕僂鯢�記試験、レポート、グループディスカッションで分かりやすく表現することができる。
　　　�∧�子構造を分子模型で正しく表現できる。
（4）思考・判断
　　　�ゞ飢塀顱⊆�業、グループディスカッションで得られた知識、課題や問題点を正しく理解し対応についての判断ができる。

　
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】授業の進め方についてガイダンス　
教科書４章までの復習		講義および演習（小テスト）
グループディスカッション		事前学修：基礎有機化学の内容を復習しておく
事後学修：授業内で行ったことの復習
【2】芳香族化合物の構造と性質講義および演習（小テスト）事前学修：教科書５章　5.10までを読んでくる。
事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【3】芳香族求電子置換反応−ハロゲン化とFriedel-Crafts反応講義および演習（小テスト）事前学修：教科書５章　最後まで予習する。
事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【4】置換基効果の説明：反応性と配向性講義および演習（小テスト）事前学修：教科書５章の例題について理解してくる
事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【5】立体化学�機”埓特坐任陵�解と光学異性体の理解講義および演習（小テスト）事前学修：教科書６章　6.6まで予習する。
事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【6】立体化学�供。卩枌孱喃枌屬陵�解
　構造式から　Ｒ配置Ｓ配置を区別できる		講義および演習（小テスト）事前学修：教科書６章　最後まで予習する。
事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【7】立体化学�掘仝�学異性体の理解　分子模型の利用
　　ジアステレオマーやメソ化合物		講義および演習（小テスト）事前学修：Ｒ配置Ｓ配置に関する復習
事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【8】立体化学�検ヽ悵枩�体の理解　　分子模型の利用
　　ジアステレオマーやメソ化合物		講義および演習（小テスト）事前学修：Ｒ配置Ｓ配置に関する復習
事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【9】前半の復習　中間テスト主としてテストと解説事前学修：前半までの復習
事後学修：テストの復習
【10】ハロゲン化アルキルの製法とGrignard反応講義および演習（小テスト）事前学修：教科書第７章7.3まで予習する。
事後学修：テストの復習
【11】求核置換反応�機�SN2反応と反応速度講義および演習（小テスト）事前学修：教科書第７章7.5まで予習する。
事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【12】求核置換反応�供�SN2反応と立体効果講義および演習（小テスト）事前学修：教科書第７章7.5まで予習する。
事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【13】求核置換反応�掘�SN1反応と立体効果講義および演習（小テスト）事前学修：教科書第７章最後まで予習する。
事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【14】ハロゲン化アルキルのＥ1，Ｅ2脱離反応講義および演習（小テスト）事前学修：教科書第７章最後まで予習する。
事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【15】復習　演習　テスト対策講義および演習（小テスト）　
評価方法
（1）知識（理解）について　（75点）
　　�　銑イ砲弔い董　〕�解していない（0点）　過去に解いた問題はできる（1〜3点）　過去にといた類似の問題はとける（4〜6点）　理解して応用的発展的な問題を解ける（7〜10点）　説明し、他者に理解させることができる（11〜15点）
　という評価基準で成績をつけます　

　以上は授業中の中間テスト、期末のテストを総合して判定します。
　　
（2）〜（4）25点
授業の最初あるいは最後に小テストを行います。1回の小テストで最大2点です。
　　またレポートや授業中の質疑。分子模型の作製（演習）、グループディスカッションなどを加点する場合もあります。
　　なお欠席・遅刻は一回について2点の減点

授業中には集中して記憶するように心がけて、必要に応じて予習、復習を行ってください。　
原則的には毎回　授業最初のテスト　あるいは最後のテストを行う（両方の場合もある）
授業最初のテストでは　予習、復習を評価し
授業最後のテストでは復習や授業中の習得効果を判定します。　
また、必要に応じてレポート等の課題を出します。
教科書
「マクマリー有機化学概説」第7版　伊藤椒，児玉三明訳，東京化学同人
参考図書
エンジニアのための化学　　
視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録 改訂版
備考
クラスルームを使用します　クラスコードは　k6fjrvy

小テスト　レポートの提出状況、中間テストによっては期末のテストを受けられない場合があります
【実務経験】1998〜2000　山之内製薬（現アステラス製薬）同年東京医科歯科大学非常勤講師　創薬とインフォマティックス。微生物の網羅的解析と有効利用についての研究
　　　　　　2001〜2004　産業技術総合研究所　バイオ生産や発酵に関する微生物の役割（解糖系など）についての研究　
　オフィスアワーは月曜５、火曜５