徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎生物化学 (Essential Biological Chemistry)

科目番号10802担当教員名大島 隆幸単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
生命を構成する分子の役割について、主に物質代謝とその性質、役割を理解するとともに、その破綻に起因する種々の疾病について学ぶ。また各細胞小器官の働きやシグナル伝達を介した情報の伝達など、細胞生物学的な側面からその成り立ちを学ぶ。
到達目標
【到達目標】
生命現象を担う分子の構造、性質、役割に関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
生命活動を担うタンパク質の構造、性質、機能および代謝に関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
生体エネルギーの産生、貯蔵、利用およびこれらを担う糖質、脂質、タンパク質、核酸の代謝に関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
細胞小器官の基本構造と働きに関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
細胞のシグナル伝達に関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】生命を構成する分子(1) 糖質講義と質疑教科書の第1章を読む(60分)。
【2】生命を構成する分子(2) 核酸講義と質疑教科書の第1章を読む(60分)。
【3】生命を構成する分子(3) 脂質講義と質疑教科書の第2章を読む(60分)。
【4】生命活動を担うタンパク質(1) アミノ酸の性質講義と質疑教科書の第3章を読む(60分)。
【5】生命活動を担うタンパク質(2) 機能性タンパク質講義と質疑教科書の第3章を読む(60分)。
【6】生命活動を担うタンパク質(3) 転写、シグナル伝達講義と質疑教科書の第3章を読む(60分)。
【7】生体エネルギーと生命活動を支える代謝系

 
講義と質疑教科書の第13章を読む(60分)。
【8】ATPの産生と糖質代謝(1) 解糖系講義と質疑教科書の第13章を読む(60分)。
【9】ATPの産生と糖質代謝(2)クエン酸回路、電子伝達系講義と質疑教科書の第14章を読む(60分)。
【10】細胞内区画とタンパク質の輸送(1) 細胞内輸送経路講義と質疑教科書の第15章を読む(60分)。
【11】細胞内区画とタンパク質の輸送(2) 細胞外分泌タンパク講義と質疑教科書の第15章を読む(60分)。
【12】細胞のシグナル伝達(1) 膜貫通型受容体講義と質疑教科書の第16章を読む(60分)。
【13】細胞のシグナル伝達(2) 核内受容体講義と質疑教科書の第16章を読む(60分)。
【14】細胞の作る社会:組織、幹細胞、がん講義と質疑教科書の第16章を読む(60分)。
【15】これまでの総括講義と質疑教科書の第16章を読む(60分)。
評価方法
定期試験(70%)、授業態度(30%)
定期試験の解答・解説はグーグルクラスルームにてフィードバックする。
教科書
Essential 細胞生物学(第5版)、中村桂子ら、南江堂、ISBN978-4-524-22682-5
参考図書
マッキー生化学(第6版)、T.McKee,J.R.McKee, 化学同人、2010年、ISBN-4759811902
ヴォート生化学(第4版)、D.Voet, J.G.Voet, 東京化学同人、2013年、ISBN-480790873
備考
【オフィス・アワー】
 月曜日の5時間目以降、それ以外にも適宜
【科目ナンバー】
EBBM247L
【実務経験】
なし
【備考】 
関連科目は基礎微生物学、分子生物学