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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10903 | 担当教員名 | 梶山 博司 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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熱力学を主体に理解し、物質の状態、、熱力学の法則、化学平衡について学修する。演習問題を数多く解くことで確実に理解できるようにする。 |
到達目標 |
1.知識:物質の状態、相変化、相平衡について法則に基づいて定量的に理解できる。 2.態度:物質の状態について関心をもち、化学的に記述できるように、熱力学、相平衡論についての積極的に学修する。 3.技能:物質の状態、相変化について法則に基づいて議論できる。 4.思考•判断:物質の相変化に関する法則、理論をよく習得し、物理化学的な思考ができるようになる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 講義概要説明 | 講義 | |
【2】 | 【量子論の基礎】量子論の誕生: ・プランクの量子仮説 | 講義、演習 | 授業で出した課題(1時間半) |
【3】 | 【量子論の基礎】量子論の誕生: ・光電効果と光の波動性・粒子性 | 講義、演習 | 授業で出した課題(1時間半) |
【4】 | 【量子論の基礎】量子論の誕生: ・ド・ブロイ波と物質の波動性、ボーアの原子モデル | 講義、演習 | 授業で出した課題(1時間半) |
【5】 | 【量子論の基礎】不確定性原理と波動関数 ・不確定性原理・波動関数と存在確率 | 講義、演習 | 授業で出した課題(1時間半) |
【6】 | 【量子論の基礎】不確定性原理と波動関数 ・波動関数の規格化・えねるぎーの値と固有値方程式 | 講義、演習 | 授業で出した課題(1時間半) |
【7】 | 【量子論の基礎】シュレジンガー方程式 ・波動関数の基本形・ハミルトン演算子・時間を含まないシュレジンガー方程式 | 講義、演習 | 授業で出した課題(1時間半) |
【8】 | 【量子モデル】箱の中の粒子 ・一次元箱の中のシュレジンガー方程式 | 講義、演習 | 授業で出した課題(1時間半) |
【9】 | 【量子モデル】箱の中の粒子 ・とびとびのエネルギー準位と波動関数の直交性 | 講義、演習 | 授業で出した課題(1時間半) |
【10】 | 【量子モデル】箱の中の粒子 ・存在確率の空間分布・ゼロ点エネルギー | 講義、演習 | 授業で出した課題(1時間半) |
【11】 | 【量子モデル】箱の中の粒子 ・調和振動子のシュレジンガー方程式・調和振動子の固有関数 | 講義、演習 | 授業で出した課題(1時間半) |
【12】 | 【量子モデル】角運動量 ・角運動量の大きさと軸方向成分の固有値 | 講義、演習 | 授業で出した課題(1時間半) |
【13】 | 【原子の電子構造】水素原子 ・水素原子のシュレジンガー方程式・水素原子のエネルギー準位 | 講義、演習 | 授業で出した課題(1時間半) |
【14】 | 【原子の電子構造】原子の波動関数 ・s軌道 | 講義、演習 | 授業で出した課題(1時間半) |
【15】 | 【原子の電子構造】原子の波動関数 ・p軌道、d軌道 | 講義、演習 | 授業で出した課題(1時間半) |
評価方法 |
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筆記試験50%、レポート50%。レポートは採点して返却。 |
教科書 |
「アトキンス物理化学要論第6版化学用要論」 東京化学同人 |
参考図書 |
備考 |
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オフィスアワー:月曜日4、5講時@梶山研究室(18号館4階3432室) 実務経験:1982年〜2001年まで企業(日立製作所)で、2001年〜2012年まで大学(広島大学、東京大学)において、有機・無機材料の合成、物性解析に関する研究に従事。 |