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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 11092 | 担当教員名 | 松田 和典 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期集中 | 対象年次 | 2年~ |
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授業概要 |
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工業物理学で重要な電磁気学について後期の工業物理学Ⅱとともに学ぶ.電磁気学は物質の電気的・磁気的・光学的な性質を学ぶための基礎となる科目であり,この一連の講義では,静電場・静磁場の基本法則を発展させ,時間的に変動する電場と磁場に関する基本法則を導き出し,マックスウェルの方程式について理解する. |
到達目標 |
【知識(理解)】電気力学の法則や基本的な直流回路について物理的意味が理解できる. 【態度(関心・意欲)】物理法則を使って電気・電子の問題の解法ができる. 【技能(表現)】電気力学の法則を使って問題を解決する手法を身につける. 【思考・判断】電気力学の法則を使って電気的な物理量を求めることができる. |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 序論 §27.2電流,§27.3抵抗とオームの法則,§27.7電気的エネルギーと電力 | ・講義 ・プレースメントテスト | 【事前】教科書の該当箇所の予習(1時間半)【事後】指示された演習問題を行う(1時間) |
【2】 | 電流と抵抗 §28.2直流接続および並列接続した抵抗器,§28.3キルヒホッフの法則 | ・講義 ・演習 | 【事前】教科書の該当箇所の予習(1時間半)【事後】指示された演習問題を行う(1時間) |
【3】 | 直流回路Ⅰ(簡単な回路) §28.3キルヒホッフの法則 | ・講義 ・演習 | 【事前】教科書の該当箇所の予習(1時間半)【事後】指示された演習問題を行う(1時間) |
【4】 | 直流回路Ⅱ(キルヒホッフの法則) §28.1起電力,§28.3キルヒホッフの法則 | ・講義 ・演習 | 【事後】キルヒホッフの法則を使って簡単な回路が解けること(1時間) |
【5】 | 電場Ⅰ(クーロン力と電気力線) §23.2絶縁体と導体,§23.3クーロンの法則,§23.4電場 | ・講義 ・小テスト | 【事前】教科書の該当箇所の予習(1時間半)【事後】小テスト問題を完全解答して提出(1時間) |
【6】 | 電場Ⅱ(電気力線) §23.5連続的に分布する電荷がつくる電場,§23.6電気力線,§23.7一様な電場における荷電粒子の運動 | ・講義 ・演習 | 【事前】教科書の該当箇所の予習(1時間半)【事後】指示された演習問題を行う(1時間) |
【7】 | ガウスの法則Ⅰ(電束) §24.1電束,§24.2ガウスの法則 | ・講義 ・演習 | 【事前】教科書の該当箇所の予習(1時間半)【事後】指示された演習問題を行う(1時間) |
【8】 | ガウスの法則Ⅱ(ガウスの法則) §24.3帯電した絶縁体へのガウスの法則の適用 | ・講義 ・演習 | 【事前】教科書の該当箇所の予習(1時間半)【事後】指示された演習問題を行う(1時間) |
【9】 | ガウスの法則Ⅲ(ガウスの法則の適用) §24.3帯電した絶縁体へのガウスの法則の適用 | ・講義 ・演習 | 【事前】教科書の該当箇所の予習(1時間半)【事後】指示された演習問題を行う(1時間) |
【10】 | ガウスの法則Ⅳ(静電平衡にある導体の性質) §24.4静電平衡にある導体 | ・講義 ・演習 | 【事後】電気力,電場,電束を理解し,簡単な電気系でガウスの法則が適用できること(1時間) |
【11】 | 電位Ⅰ(ポテンシャルエネルギーと電位) §25.1電位差と電位,§25.2一様な電場における電位差 | ・講義 ・小テスト | 【事前】教科書の該当箇所の予習(1時間半)【事後】小テスト問題を完全解答し,提出(1時間) |
【12】 | 電位Ⅱ(一様な電場が作る電位) §25.3点電荷による電位 | ・講義 ・演習 | 【事前】教科書の該当箇所の予習(1時間半)【事後】指示された演習問題を行う(1時間) |
【13】 | 電位Ⅲ(電荷分布がつくる電位) §25.6帯電した導体の電位,§25.8静電気学の応用例 | ・講義 ・演習 | 【事前】教科書の該当箇所の予習(1時間半)【事後】指示された演習問題を行う(1時間) |
【14】 | 容量および誘電体Ⅰ §26.1容量の定義,§26.3コンデンサーの接続 | ・講義 ・演習 | 【事前】教科書の該当箇所の予習(1時間半)【事後】指示された演習問題を行う(1時間) |
【15】 | 容量および誘電体Ⅱ §26.4帯電したコンデンサーの蓄えられているエネルギー,§26.5誘電体を挟んだコンデンサー | ・講義 ・実験 | 【事後】電位について理解し,ガウスの法則から静電遮蔽が説明できること(1時間) |
評価方法 |
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課題 1.すべて提出すること. 試験 1.中間試験、期末試験. 成績 1.試験(40%)、宿題(45%)、授業態度(15%)。 試験の解答 グーグルクラスルームに掲示 |
教科書 |
科学と技術者のための物理学 Ⅲ 電磁気学(Raumond A.Serway著,松村博之訳,学術図書)3,200- |
参考図書 |
適宜示す. |
備考 |
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1.無線従事者免許の取得に必要な科目なので,免許取得を目的にする学生が受講すること.履修にあたっては1年次開講の基礎ゼミ,物理学をとっておくことが望ましい.本授業は合併授業で実施する. 2.夏季休業中に集中授業で行う. 3.授業を1回でも欠席するとついて行けなくなるので注意. 4.習熟度に応じてクラス分けをすることがある. 【オフィスアワー】月~金の5時限,18号館4F3435 【科目ナンバー】EBND221L 【クラスコード】zt53ryy 【実務経験】1982年~1986年まで企業(東芝)、1986年~2006年まで大学(浜松医科大学、鳴門教育大学・兵庫教育大学院連合,イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校) |