徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎理工学実験(Basic Experiments for Science and Engineering)

科目番号11113担当教員名箕田 康一単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次1年
授業概要
理工学部の学生として備えるべき基礎的な知識・技術を修得することを目的とする。理工学部3学科から3つずつ出されたテーマの実験(合計9テーマ)を、班の一員として協同して実験を行い、データ処理、レポート作成の手法を学ぶ。実験は、3学科混合でA~Cの3つのグループに分けて実験を行う。
到達目標
知識:理工学分野で使用される用語の意味を述べることができる。
   理工学分野で頻出する法則を概説することができる。
態度:班の一員として協同して実験を行うことができる。
   安全に関する指示に注意を払い、実験を行うことができる。
技能:実験のデータ処理を適切に行い、レポートに正確に記載できる。
   実験の方法・結果・考察についてプレゼンテーションを行い、人に伝えることができる。
思考:実験結果から課題を見つけ出し、対処(改善)に何が必要かを提案することができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】【4/7】ガイダンス・班分け・理工学部施設見学会
[箕田・國本・前田・樋口・森本・河田・坂見 が担当]
講義、グループワーク(班の形成)、理工学部ツアー 
【2】【4/14】第1セッション(ナノ物質工学科担当)実験①
Aグループ:炎色反応(前田・谷川)
Bグループ:オシロスコープの取り扱い(國本)
Cグループ:観察とスケッチ(箕田)
講義および実験(宿題)実験レポート作成(1時間)
【3】【4/21】第1セッション(ナノ物質工学科担当)実験②
Aグループ:オシロスコープの取り扱い(國本)
Bグループ:観察とスケッチ(箕田)
Cグループ:炎色反応(前田・谷川)
講義および実験(宿題)実験レポート作成(1時間)
【4】【4/28】第1セッション(ナノ物質工学科担当)実験①-②の振り返り
Aグループ:ナノテク実験室(國本・前田)
Bグループ:ナノバイオ実験室(箕田・國本)
Cグループ:化学実験室(前田・谷川・箕田)
グループディスカッションおよび演習(宿題)発表用のパワーポイントを完成させ、発表の練習をする(2時間)
【5】【5/12】第1セッション(ナノ物質工学科担当)実験③
Aグループ:観察とスケッチ(箕田)
Bグループ:炎色反応(前田・谷川)
Cグループ:オシロスコープの取り扱い(國本)
講義および実験(宿題)実験レポート作成(1時間)
【6】【5/19】第1セッション振り返りと発表会
(箕田・國本・前田・谷川)
演習(発表会)自分たちの班の発表について、評価(良かったところ、改善した方が良いと感じたところを記述)を行う。他の班のについての評価をまとめる(1時間)
【7】【5/26】第2セッション(機械創造工学科担当)実験①
Aグループ:簡単な計測(樋口・瀬尾)
Bグループ:微細な世界と、実験精度(水野・谷川)
Cグループ:重力加速度(三好)
講義および実験(宿題)実験レポート作成(1時間)
【8】【6/2】第2セッション(機械創造工学科担当)実験②
Aグループ:微細な世界と、実験精度(水野・谷川)
Bグループ:重力加速度(三好)
Cグループ:簡単な計測(樋口・瀬尾)
講義および実験(宿題)実験レポート作成(1時間)
【9】【6/9】第2セッション(機械創造工学科担当)実験③
Aグループ:重力加速度(三好)
Bグループ:簡単な計測(樋口・瀬尾)
Cグループ:微細な世界と、実験精度(水野・谷川)
講義および実験(宿題)実験レポート作成(1時間)
【10】【6/16】第2セッション(機械創造工学科担当)の発表用資料作成
(樋口・水野・三好・谷川)
グループディスカッションおよび演習(宿題)発表用のパワーポイントを完成させ、発表の練習をする(2時間)
【11】【6/23】第2セッション発表会
(樋口・水野・三好・谷川)
演習(発表会)自分たちの班の発表について、評価(良かったところ、改善した方が良いと感じたところを記述)を行う。他の班のについての評価をまとめる(1時間)
【12】【6/30】第3セッション(電子情報工学科担当)実験①
Aグループ:コンデンサの働きの実験(坂見・山本・上野)
Bグループ:ロボット・プログラミング入門(河田・小林・河合)
Cグループ:重量センサー実験とデータ処理(森本・古谷・谷川)
講義および実験(宿題)実験レポート作成(1時間)
【13】【7/7】第3セッション(電子情報工学科担当)実験②
Aグループ:ロボット・プログラミング入門(河田・小林・河合)
Bグループ:重量センサー実験とデータ処理(森本・古谷・谷川)
Cグループ:コンデンサの働きの実験(坂見・山本・上野)
講義および実験(宿題)実験レポート作成(1時間)
【14】【7/14】第3セッション(電子情報工学科担当)実験③
Aグループ:重量センサー実験とデータ処理(森本・古谷・谷川)
Bグループ:コンデンサの働きの実験(坂見・山本・上野)
Cグループ:ロボット・プログラミング入門(河田・小林・河合)
講義および実験(宿題)実験レポート作成(1時間)
【15】【7/21】第3セッション(電子情報工学科担当)の発表用資料作成
(坂見・山本・上野、河田・小林・河合、森本・古谷・谷川 )
グループディスカッションおよび演習(宿題)発表用のパワーポイントを完成させ、発表の練習をする(2時間)
【16】【7/28】第3セッション発表会
(坂見・山本・上野、河田・小林・河合、森本・古谷 ・谷川)
演習(発表会)自分たちの班の発表について、評価(良かったところ、改善した方が良いと感じたところを記述)を行う。他の班のについての評価をまとめる(1時間)
評価方法
レポート(60%)、発表(30%)および班での貢献度(10%)を総合して評価する。定期試験は行わないが、【16】第3セッション発表会は試験期間中に行う。レポートの添削により個別にフィードバックを行う。発表会の総評や、各セッションの実験の総評にはグーグルクラスルームを活用してフィードバックする。
教科書
指定しない。各実験で必要に応じて資料を配付する。
参考図書
各実験で指示する。
備考
授業計画1項目につき、2講時連続で授業を行う。ただし、1回目のみ1コマ。
【科目ナンバー】 EBZS103P(ナノ物質工学科)、ECZS103P(機械創造工学科)、EDZS103P(電子情報工学科)
【注意】
① A~Cのグループで実験室、実験内容が異なります。自分が属するグループを間違えないように注意してください。
② 欠席する場合は、チューターに事前に連絡すること(無断欠席厳禁)。
    各学科の窓口となる教員とそのオフィスアワーは次の通り。
      箕田(ナノ物質工学科):月曜日16:25~17:55(10号館6階3604室)
      水野(機械創造工学科):月曜日16:25~17:55(10号館4階3406室)
      森本(電子情報工学科):火曜日16:30~17:30(10号館8階3806室)
③ 今年度の総括は、箕田(ナノ物質工学科)が担当する。
【実務経験】
森本 なし
河田 なし
坂見 昭和53年~平成29年 四電工
箕田 なし
國本 住友化学(株)筑波研究所 研究員
前田 なし
樋口 1985~2013 三菱電機 先端技術総合研究所他にて産業用ロボット,メカトロニクス機器の開発に従事
水野 1998~2000 山之内製薬(現アステラス製薬)同年東京医科歯科大学非常勤講師 創薬とインフォマティックス。微生物の網羅的解析と有効利用についての研究
        2001~2004 産業技術総合研究所 バイオ生産や発酵に関する微生物の役割(解糖系など)についての研究
三好 なし