徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎科学演習B(Essential Scientific Exercises B)

科目番号11150担当教員名箕田 康一単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
授業概要
基礎科学実験Bと基礎科学演習Bは バイオサイエンス、バイオテクノロジーの基本的な知識と技術を習得することを目的としています。試薬や培養液の作り方や、質量、容量の量り方、各種の測定方法の基礎を学びます。2つの授業は非常に関連が深いので必ずセットで受講してください。なおこの演習は 考え方を身に付け実験を潤滑に行うための演習です。
到達目標
(1)知識(理解)については以下の①~⑦について修得してください
  ①実験室の使い方、実験の安全に関する知識を身に付ける。
  ②質量や容量の正しい測定方法を学び 精度の高い溶液を作製することができる。
  ③シリンダー、ガラスピペット、マイクロピペッターなどの用法を身に付ける。
  ④微生物の純粋培養ができる技術と知識を身に付ける。
  ⑤無菌的な操作について知識と技術を身に付ける。
  ⑥培養液中の微生物の数について濁度法、コロニー法、コロニーカウンター法について学ぶ
  ⑦微生物の殺菌について学ぶ
   
(2)態度(関心・意欲)
   ①バイオテクノロジーの知識や技術が社会でどのように役立つかを意識し、積極的に情報収集できる。
   ②授業を聞く、あるいは板書を写すだけではなく、ノートにまとめる事ができる。
(3) 技能(表現)
   ①適切な器具を用いて、正確に測定することができる。
   ②実験データを正しく人に伝えることができる。
   
(4)思考・判断
   ①教科書、授業で得られた知識、課題や問題点を正しく理解し対応についての判断ができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】遺伝子組換え実験教育訓練ビデオによる教育訓練および解説事前学習:特になし
事後学習:ノートをまとめる
授業後に1時間程度
【2】顕微鏡による大きさの計測配布した資料等を使い授業を行う。
パソコンを使い、データ処理を行う。
事前学修:クラスルームにて指示
事後学修:ノートをまとめる
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【3】細胞数の算出と推定配布した資料等を使い授業を行う。
パソコンを使い、グラフ作成を行う。
事前学修:クラスルームにて指示
事後学修:ノートをまとめ、演習問題に答える
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【4】コロニーカウント配布した資料等を使い授業を行う。
パソコンを使い、グラフ作成を行う。
事前学修:クラスルームにて指示
事後学修:ノートをまとめ、演習問題に答える
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【5】統計処理と標準偏差配布した資料等を使い授業を行う。
パソコンを使い、データ処理を行う。
事前学修:クラスルームに掲示した解説を読む
事後学修:ノートをまとめ、演習問題に答える
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【6】細菌の増殖配布した資料等を使い授業を行う。
パソコンを使い、グラフ作成を行う。
事前学修:クラスルームに掲示した解説を読む
事後学修:ノートをまとめ、演習問題に答える
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【7】核酸の濃度と制限酵素処理配布した資料等を使い授業を行う。事前学修:クラスルームに掲示した解説を読む
事後学修:ノートをまとめ、演習問題に答える
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【8】PCRによるDNA断片の増幅配布した資料等を使い授業を行う。事前学修:クラスルームに掲示した解説を読む
事後学修:ノートをまとめ、演習問題に答える
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【9】DNAの精製配布した資料等を使い授業を行う。事前学修:クラスルームに掲示した解説を読む
事後学修:ノートをまとめ、演習問題に答える
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【10】大腸菌の形質転換配布した資料等を使い授業を行う。事前学修:クラスルームに掲示した解説を読む
事後学修:ノートをまとめ、演習問題に答える
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【11】形質転換効率とコロニーPCR配布した資料等を使い授業を行う。
パソコンを使い、データ処理を行う。
事前学修:クラスルームに掲示した解説を読む
事後学修:ノートをまとめ、演習問題に答える
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【12】酵素の特性配布した資料等を使い授業を行う。事前学修:クラスルームに掲示した解説を読む
事後学修:ノートをまとめ、演習問題に答える
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【13】タンパク質の精製法配布した資料等を使い授業を行う。事前学修:クラスルームに掲示した解説を読む
事後学修:ノートをまとめ、演習問題に答える
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【14】タンパク質の電気泳動配布した資料等を使い授業を行う。事前学修:クラスルームに掲示した解説を読む
事後学修:ノートをまとめ、演習問題に答える
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【15】タンパク質の大きさの算出配布した資料等を使い授業を行う。
パソコンを使い、データ処理を行う。
事前学修:クラスルームに掲示した解説を読む
事後学修:ノートをまとめ、演習問題に答える
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
評価方法
クラスルームの演習(50%)、小テスト(30%)、まとめノート(20%)で評価する。
小テストは返却してフィードバックする。
教科書
必要に応じて資料を配付する
参考図書
バイオ試薬調整ポケットマニュアル改訂 (生命科学実験等でも使用します)
備考
データ処理等でパソコンを使用するので、ノートパソコンを持っている人は、できるだけ準備してください。

【オフィスアワー】 月曜5講時
【科目ナンバー】 EBNX108S
【実務経験】 なし