徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    化学概論(Introduction to Chemistry)

科目番号11241担当教員名水野 貴之単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
本授業では、社会を支える「ものづくり」の四大技術である機械分野、電気分野、情報分野、食品分野、医療分野、環境分野の知識が技術について、工学と社会さらには地域とのつながり、歴史および現在、未来の技術について学び、「自ら考えて行動する技術者」となる意識を明確にする。各分野の最先端で研究をする教員(あるいは外部講師)から「課題の見つけ方」、「問題を解決する方法」など考え方や進め方など実経験に基づく具体的な実例から、四年間で修学するべき知識と技術について考える。
本授業は以下のアクティブラーニングを含む 講義を通じて持った疑問や問題意識を自ら資料等を調べて、独自の発想を加えて答えや解決策を模索する(レポートの作成)
到達目標
(1)知識(理解度)については以下の①~⑤について身に着ける
   ①工学的な考え方を学ぶ
   ②身の回りの課題や問題点を見つけ出し、これを解決するための方法論を学ぶ。
   ③最新あるいは未来のテクノロジーが問題解決を可能とするか否かについて考える。
(2)態度(関心・意欲)身近にある材料がテクノロジーをどのように応用して作製されたかを常に考えることができる。
(3)技能(表現)修得した知識や技術を筆記試験、レポートで分かりやすく表現することができる。

(4)思考・判断 課題解決のために化学技術をどのように使うかについて議論や考察ができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】授業内容の説明と理工学部についての話 
化学分野に関する説明 高校理科と理工学の関連について担当 水野 
講義クラスルームに出された課題の回答する。
【2】原子の構造について 水野
化学と産業の関わりについて 担当 水野貴之
講義予習、復習、課題をクラスルームで提出
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【3】物質量モルの話 水野
最新の話題の紹介「PCRの原理を理解しよう」 担当 文谷政憲
講義予習、復習、課題をクラスルームで提出
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【4】濃度のついての話① 水野
最新の話題の紹介「原子の質量について(原子量の求め方・原子量による分子の同定)」 担当 前田淳史
講義予習、復習、課題をクラスルームで提出
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【5】濃度のついての話② 水野
最新の話題の紹介「生活環境と水,水環境の利用と保全」  担当 三好真千
講義予習、復習、課題をクラスルームで提出
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【6】水溶液の性質 水野
最新の話題の紹介「イオンのはなし」 担当 佐藤一石
講義予習、復習、課題をクラスルームで提出
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【7】元素の特徴と性質① 水野
最新の話題の紹介「脱炭素社会における理工学部の役割」  担当 梶山博司
講義予習、復習、課題をクラスルームで提出
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【8】元素の特徴と性質② 水野
最新の話題の紹介「低炭素化社会への研究動向」  担当 松田和典
講義予習、復習、課題をクラスルームで提出
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【9】酸と塩基について① 水野
最新の話題の紹介「性別は何で決まるのか?」  担当 箕田康一
講義予習、復習、課題をクラスルームで提出
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【10】酸と塩基について② 水野
最新の話題の紹介「フラットパネルディスプレイとその材料」  担当 國本崇
講義予習、復習、課題をクラスルームで提出
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【11】酸と塩基について③ 水野
最新の話題の紹介「DNAの塩基配列を調べる方法」  担当 文谷政憲
講義予習、復習、課題をクラスルームで提出
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【12】界面活性剤について① 水野
最新の話題の紹介「原子の質量をついて(質量分析装置でできること)」  担当 前田淳史
講義予習、復習、課題をクラスルームで提出
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【13】界面活性剤について② 水野
最新の話題の紹介「海の生き物の化学的生息条件」  担当 三好真千
講義予習、復習、課題をクラスルームで提出
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【14】産業と化学① 水野
最新の話題の紹介「エネルギー変換システムにおける化学的事例」  担当 新関良樹
講義予習、復習、課題をクラスルームで提出
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
【15】産業と化学② 水野
最新の話題の紹介「ウイルスとは何者?」  担当 大島隆幸
講義予習、復習、課題をクラスルームで提出
授業直前に15分程度 授業後に1時間程度
評価方法
授業の前半は化学の演習  (1回の講義で2~3点)
後半は各教員から最新の理工学について講話 (小テスト、課題、宿題提出)など 1回の講義について3~5点
欠席(15分以上の遅刻や早退も含む)した場合、提出が遅れた場合は各回の点数が加算されない
 小テスト、レポート、期末試験に対するフィードバックは随時 クラスルームで行う。
なお、授業に欠席した場合でもクラスルームで内容を理解し、課題に回答した場合は 一部の点数を加点する。
添付資料等で分からない点は各回の担当者にクラスルーム、あるいは直接質問すること。
 
教科書
なし
参考図書
なし
備考
【科目ナンバー】 EBZS101L
【クラスコード(クラスルーム)】2kqnv63
事前にクラスルームに載せられた資料をよく読み、事前の課題には必ず回答して授業に臨むこと。

レポート等は期日内に指定された方法で提出すること。
アクティブラーニングの内容を含む,配布された資料を理解し授業に参加すること


水野【実務経験】1998~2000 山之内製薬(現アステラス製薬)同年東京医科歯科大学非常勤講師 創薬とインフォマティックス。微生物の網羅的解析と有効利用についての研究
      2001~2004 産業技術総合研究所 バイオ生産や発酵に関する微生物の役割(解糖系など)についての研究 
 
オフィスアワーは月曜5講時、火曜5講時