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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】基礎科学実験Ｃ（Essential Scientific Experiments C）　

科目番号	11244	担当教員名	國本　崇	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	4年

授業概要
物理学に関する基礎的な実験を行うことで物理現象の基本を理解するとともに,実験機器の使用法,データの取得と処理の方法,および実験報告書の書き方などを修得し，問題解決能力のための素地を身に付けることを学ぶ．少人数の班に分かれて実験を行う．実験には班の全員が参加し手掛けて，所定の項目を所定の時間内に行い，実験結果は班でグラフなどにまとめて課題担当教員に見せる．後日，実験報告書を書き期日までに提出する．
到達目標
【知識(理解)】基本的な物理計測法を習得する．【態度(関心・意欲)】実験で体験することにより，物理的な原理・法則について考えることができる．【技能(表現)】実験データを整理し実験レポートのなかで自らの考えを科学的に文章表現ができる．【思考・判断】実験で確認した現象を物理的に解析し物理的観点から考察できる．

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	オリエンテーション／レポートの書き方	・講義
【2】	誤差論／表面張力の測定（原理と実験方法について）	・講義・演習	【復習】実験誤差について配布資料の内容を理解しておく（1時間）
【3】	表面張力の測定（実験）	・実習【提出物】実験データ解析	【課題】表面張力の測定についてデータ解析を行う（1時間）
【4】	表面張力の測定（実験の結果と考察）／弦定常波（原理と実験方法について）	・演習【提出物】実験結果の考察，ディスカッション	【課題】表面張力の測定について考察を行う（1時間）
【5】	弦定常波（実験）	・実習【提出物】実験データ解析	【課題】弦定常波の実験についてデータ解析を行う（1時間）
【6】	弦定常波（実験の結果と考察）／オシロスコープ（原理と実験方法について）	・演習【提出物】実験結果の考察，ディスカッション	【課題】弦定常波の実験について考察を行う（1時間）
【7】	オシロスコープ　基礎操作（実験）	・実習【提出物】実験データ解析	【課題】オシロスコープⅠの実験についてデータ解析を行う（1時間）
【8】	オシロスコープ　回路測定（実験）	・実習【提出物】実験データ解析	【課題】オシロスコープⅠの実験についてデータ解析を行う（1時間）
【9】	オシロスコープ（実験の結果と考察）／ニュートンリング（原理と実験方法について）	・演習【提出物】実験結果の考察，ディスカッション	【課題】オシロスコープの実験について考察をおこなう（1時間）
【10】	ニュートンリング（実験）	・実習【提出物】実験データ解析	【課題】ニュートンリングの実験についてデータ解析を行う（1時間）
【11】	ニュートンリング（実験の結果と考察）／プランク定数（原理と実験方法について）	・演習【提出物】実験結果の考察，ディスカッション	【課題】ニュートンリングの実験について考察を行う（1時間）
【12】	プランク定数（実験）	・実習【提出物】実験データ解析	【課題】プランク定数の実験についてデータ解析を行う（1時間）
【13】	プランク定数（実験の結果と考察）／気体の圧力（原理と実験方法について）	・演習【提出物】実験結果の考察，ディスカッション	【課題】プランク定数の実験について考察を行う（1時間）
【14】	気体の圧力（実験）	・実習【提出物】実験データ解析	【課題】気体の圧力の実験についてデータ解析を行う（1時間）
【15】	気体の圧力（実験の結果と考察）	・演習【提出物】実験結果の考察，ディスカッション	【課題】気体の圧力の実験について考察を行う（1時間）

評価方法
平常点（30％）、レポート（70％）すべてのテーマについてレポートを提出すること．
教科書
実験手順書・ワークシートを配布する．
参考図書
適宜示す．

備考
2019年以前に入学の学生のみ受講対象とする。授業計画の１項目につき、２コマ連続して授業を行う。オフィスアワー：（月火木金16：30～17：00を基本とする。18号館3F3332）