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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 11269 | 担当教員名 | 箕田 康一 | 単位 | 1単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
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| 授業概要 |
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| 分子生物学的手法を使い、組換えタンパク質を細菌につくらせる一連の手法を修得する。 |
| 到達目標 |
| 以下に挙げた到達目標を全て満たすこと （1）知識（理解） �� 安全性を確保して実験を行うための法規制を述べることができる。 �� 生命倫理について自分の考えを述べることができる。 �� 核酸の種類に適した抽出・精製方法を述べることができる。 �ぁ＾篥岨卅�幅の原理を説明できる。 �� 組換えタンパク質を作製する方法を概説できる。 �� 組換えタンパク質を大腸菌に作らせる方法を説明できる。 �� SDS-PAGEによるタンパク質の電気泳動の原理を説明することができる。 �� 組換えタンパク質の精製方法を説明することができる。 （2）態度（関心・意欲） �� 生命倫理を重視し、真摯な態度で生物を扱うことができる。 �� 使用する薬品・機器の危険性を熟知し、安全を確保して実験を行うことができる。 �� 操作方法など判らないことは質問し、知識を確認しながら実験に取り組むことができる。 �� 意欲的に実験に参加することができる。 (3) 技能（表現） �� 実験結果をレポートで分かりやすく表現することができる。 �◆〜抜垢┘織鵐僖�質を作製することができる。 （4）思考・判断 � ー存碍覯未�ら実験の精度、実験方法の改善点、失敗の原因について考察することができる。 �◆―て世靴慎蚕僂鰺僂い討匹里茲Δ奮萢僂�できるか、具体的な案を述べることができる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | ガイダンス、RNA実験（１） 組織からのRNAの抽出（箕田・大島） | 実験説明および実験 | 【予習】 基礎から学ぶ遺伝子工学（羊土社）16章を読む（30分） 【復習】 実験した手順と結果をレポート用紙に記載する（30分） |
| 【2】 | RNA実験（２） RNAの電気泳動・逆転写酵素による1st strand cDNAの合成（箕田・大島） | 実験説明および実験 | 【予習】 手順書（第1回実習時に配付）の実験当日の手順を読む（30分） 【復習】 実験した手順と結果をレポート用紙に記載する（30分） |
| 【3】 | RT-PCR（1） RT-PCR法によるcDNA断片の増幅、TAクローニングと大腸菌の形質転換（箕田・大島） | 実験説明および実験 | 【予習】 手順書（第1回実習時に配付）の実験当日の手順を読む（30分） 【復習】 実験した手順と結果をレポート用紙に記載する（30分） |
| 【4】 | RT-PCR（2） コロニーPCRを利用した組換えクローンの選別と単離（箕田・大島） | 実験説明および実験 | 【予習】 手順書（第1回実習時に配付）の実験当日の手順を読む（30分） 【復習】 実験した手順と結果をレポート用紙に記載する（30分） |
| 【5】 | 発現ベクターへの組込み実験（1） プラスミドDNAの抽出と制限酵素処理（箕田・大島） | 実験説明および実験 | 【予習】 手順書（第1回実習時に配付）の実験当日の手順を読む（30分） 【復習】 実験した手順と結果をレポート用紙に記載する（30分） |
| 【6】 | 発現ベクターへの組込み実験（2） 読み取り枠を合わせた組換え・コロニーPCRによるクローンの選別と単離（箕田・大島） | 実験説明および実験 | 【予習】 手順書（第1回実習時に配付）の実験当日の手順を読む（30分） 【復習】 実験した手順と結果をレポート用紙に記載する（30分） |
| 【7】 | RNA、DNA実験のまとめ：グループディスカッションと発表（箕田・大島） | グループディスカッションおよび発表 | 【予習】 1〜7回目の実験をまとめ、レポートを完成させる（2時間） 【復習】 グループディスカッションで出された意見等をまとめる（1時間） |
| 【8】 | 特別実験：臨海実習（箕田、大島） | 実験説明および実験 | 【予習】 瀬戸内海にすむプランクトンについて概要を調べる（1時間） 【復習】 臨海実習のレポート「瀬戸内海のプランクトン観察」を完成させる（2時間） |
| 【9】 | タンパク質実験（1）SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動（SDS-PAGE）、ゲルの作製・生体組織からのタンパク質抽出（箕田・大島） | 実験説明および実験 | 【予習】 手順書（第8回実習時に配付）の実験当日の手順を読む（30分） 【復習】 実験した手順と結果をレポート用紙に記載する（30分） |
| 【10】 | タンパク質実験（2）組換えタンパク質の合成（発現誘導）とSDS-PAGEによる解析（箕田・大島） | 実験説明および実験 | 【予習】 手順書（第8回実習時に配付）の実験当日の手順を読む（30分） 【復習】 実験した手順と結果をレポート用紙に記載する（30分） |
| 【11】 | タンパク質実験（3）組換えタンパク質の合成（発現誘導）とSDS-PAGEによる解析（箕田・大島） | 実験説明および実験 | 【予習】 手順書（第8回実習時に配付）の実験当日の手順を読む（30分） 【復習】 実験した手順と結果をレポート用紙に記載する（30分） |
| 【12】 | タンパク質実験（4）タグを利用した組換えタンパク質の精製（箕田・大島） | 実験説明および実験 | 【予習】 手順書（第8回実習時に配付）の実験当日の手順を読む（30分） 【復習】 実験した手順と結果をレポート用紙に記載する（30分） |
| 【13】 | タンパク質実験（5）ウエスタンブロッティング（箕田・大島） | 実験説明および実験 | 【予習】 手順書（第8回実習時に配付）の実験当日の手順を読む（30分） 【復習】 実験した手順と結果をレポート用紙に記載する（30分） |
| 【14】 | タンパク質実験（6）抗体によるタンパク質の検出（箕田・大島） | 実験説明および実験 | 【予習】 手順書（第8回実習時に配付）の実験当日の手順を読む（30分） 【復習】 実験した手順と結果をレポート用紙に記載する（30分） |
| 【15】 | タンパク質実験のまとめ：グループディスカッションと発表（箕田・大島） | グループディスカッションおよび発表 | 【予習】 9〜15回目の実験をまとめ、レポートを完成させる（2時間） 【復習】 グループディスカッションで出された意見等をまとめる（1時間） |
| 評価方法 |
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| レポート（70％）、グループディスカッションでの意見提出（10％）および発表（20％） |
| 教科書 |
| 実験手順を書いたプリントを配付する。 |
| 参考図書 |
| ・ 基礎から学ぶ 遺伝子工学 第2版 （田村隆明 著、羊土社） ISBN978-4-7581-2083-8 ・ バイオ実験法＆必須データポケットマニュアル (田村隆明 著、羊土社) ISBN978-4-7581-0802-7 |
| 備考 |
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| この実習科目を円滑に進め、確かな知識と技術を習得するため、3年前期に開講する「遺伝子工学」を受講することを強く求めます。 この授業は、箕田と大島の2名で担当します。 3講時と4講時の2コマ連続した授業です。 【オフィスアワー】 月曜日5講時（10号館3604室） 【科目ナンバー】 EBBX312P 【クラスコード】 7ixl4ru 【実務経験】 なし |