徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎科学実験B(Essential Scientific Experiments B)

科目番号11270担当教員名水野　貴之単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
基礎科学実験Bと基礎科学演習Bは　バイオサイエンス、バイオテクノロジーの基本的な知識と技術を習得することを目的としています。試薬や培養液の作り方や、質量、容量の量り方、各種の測定方法の基礎を学びます。２つの授業は非常に関連が深いので必ずセットで受講してください。

本授業では各自ノートを作って事前学修や授業、事後学修にノートを活用してください。ノートの作成方法は授業で説明しますが指示に従って作成してください。
到達目標
（1）知識（理解）については以下の�　銑�について修得してください
　　�ー存骸爾了箸な�、実験の安全に関する知識を身に付ける。
　　�⊆僧未簍椴未寮気靴ぢ�定方法を学び　精度の高い溶液を作製することができる。
　　��シリンダー、フラスコ、ガラスピペット、マイクロピペッターなどの用法を身に付ける。
　　�と�生物の純粋培養ができる技術と知識を身に付ける。
　　�ヌ偽歸�な操作について知識と技術を身に付ける。
　　�η殕椡嫦罎糧�生物の数について濁度法、コロニー法、コロニーカウンター法について学ぶ
　　��微生物の殺菌について学ぶ
　　��微生物による発酵について基礎的な知識と技術を身に付ける。
　　　
（2）態度（関心・意欲）
　　　�“�生物学の知識や技術が社会でどのように役立つかを意識し、積極的に情報収集できる。
　　　�⊆�業を聞く、あるいは板書するだけではなく、ノートにまとめる事ができる。
(3)　技能（表現）
　　　�� 教科書を読み内容を異界することができる。
　　　�� 教科書と教員のコメントを結び付けて考えこれをノートにまとめることができる。
　　　
（4）思考・判断
　　　�ゞ飢塀顱⊆�業で得られた知識、課題や問題点を正しく理解し対応についての判断ができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】定量分析実験の概要説明、実験説明　講義、実習クラスルームを使用して予習20分　復習30分程度つかって行う。課題はクラスルームにて提出する
【2】質量、容量の正しい測り方
エクセルによる統計処理　��		実習クラスルームを使用して予習20分　復習30分程度つかって行う。
【3】質量、容量の正しい測り方　培地の作り方
エクセルによる統計処理　��		実習クラスルームを使用して予習20分　復習60分程度つかって行う。レポートを作成しクラスルームにて提出する　
【4】無菌操作のやり方
シングルコロニー法の修得		実習クラスルームを使用して予習20分　復習30分程度つかって行う。課題はクラスルームにて提出する
【5】液体培養のやり方を習得する。
菌体濃度の測定法（濁度法、コロニーカウント、生菌法）��		実習クラスルームを使用して予習20分　復習30分程度つかって行う。課題はクラスルームにて提出する
【6】菌体濃度の測定法（濁度法、コロニーカウント、生菌法）��講義、実習クラスルームを使用して予習20分　復習60分程度つかって行う。レポートを作成しクラスルームにて提出する　）
【7】顕微鏡観察��
試料の観察。写真撮影。スケッチ		実習クラスルームを使用して予習20分　復習60分程度つかって行う。レポートを作成しクラスルームにて提出する　）
【8】顕微鏡顕微鏡観察��
試料作製と観察。写真撮影。スケッチ観察��		実習クラスルームを使用して予習20分　復習60分程度つかって行う。レポートを作成しクラスルームにて提出する　）
【9】菌体の殺菌について��講義クラスルームを使用して予習20分　復習30分程度つかって行う。
【10】菌体の殺菌について��実験クラスルームを使用して予習20分　復習30分程度つかって行う。
【11】菌体の殺菌について��実験クラスルームを使用して予習20分　復習60分程度つかって行う。レポートを作成しクラスルームにて提出する　）
【12】酵素活性と失活の実験��実験クラスルームを使用して予習20分　復習30分程度つかって行う。
【13】酵素活性と失活の実験��実験クラスルームを使用して予習20分　復習60分程度つかって行う。レポートを作成しクラスルームにて提出する　）
【14】DNAの実験��実験クラスルームを使用して予習20分　復習30分程度つかって行う。
【15】DNAの実験��実験クラスルームを使用して予習20分　復習60分程度つかって行う。レポートを作成しクラスルームにて提出する　）
評価方法
6回のレポートの提出（各10点）
4回の実技課題（各5点）
期末試験（１０点）
実験ノート作成（10点）

実験レポートは添削後、講評を付けて返却する。（修正や再提出によって加点する場合がある）
教科書
実践生物実験ガイドブック　（生命科学実験等でも使用します）
バイオ試薬調整ポケットマニュアル改訂　（生命科学実験等でも使用します）
参考図書
基礎微生物学、基礎生物化学で使用する教科書を参考図書として使用する場合があります。
備考
この科目は主として水野貴之が行い。箕田康一、文谷政憲、前田淳史の ３名で補助として参加する。
実験は毎回テーマが異なり、テーマごとにレポートを提出するので、欠席をすると単位が取れなくなる。
授業計画の１項目につき、２コマ連続して授業を行う。

【クラスコード】rzct5kx
【実務経験】無し（箕田、文谷、前田）
　　　　　水野:
　　　　　1998〜2000　山之内製薬（現アステラス製薬）同年東京医科歯科大学非常勤講師　創薬とインフォマティックス。微生物の網羅的解析と有効利用についての研究
　　　　　2001〜2004　産業技術総合研究所　バイオ生産や発酵に関する微生物の役割（解糖系など）についての研究
【オフィスアワー】水野：月曜５講時、火曜５講時