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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 20189 | 担当教員名 | 前田 淳史 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 一般 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 1年 |
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授業概要 |
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一般的総合科目の物理学、あるいは物理系専門科目を履修する準備としての力学の基礎を学ぶ。授業は、高校物理の履修・未履修に関係なく理解できるものとし、かつ履修学生にとっても大学物理学への橋渡しとしての基礎となるものとする。本講義は力学基礎,電気基礎,演習から成る。 高校で物理を履修していないことを前提に,簡単なレベルから分かりやすく講義する.1週2コマの集中講義を行い、演習を多く課して理解が深まるよう講義を進めていく。 |
到達目標 |
この講義は高校で物理未履修の学生を対象とし、後期以降に履修する物理学で必要な力学と電気の基礎を習得する。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 序論 物理とは何か(担当 前田) これから行う物理の内容について講義概要の説明と単位の計算について | 講義と演習 | 配布プリントをよく読み理解すること |
【2】 | ベーシックウイングの利用法(担当 前田) 大学内コンピューターを利用して自習するベーシックウイングの使い方を説明する | 演習(図書館) | ベーシックウイング(座標と速度)を受講し、基本例題まで解くこと |
【3】 | 有効数字(担当 前田) 有効数字の表し方を学習する | 講義と演習 | 配布プリントをよく読み理解すること |
【4】 | 変位と速度(担当 前田) 変位と速度について学習する | 講義と演習 | 基礎力徹底ドリル物理基礎6ページ |
【5】 | フックの法則(担当 前田) ばねと弾性エネルギーについて | 講義と演習 | 基礎力徹底ドリル物理基礎23ページ |
【6】 | 力のつり合い(担当 前田) 力の大きさとベクトル量の学習 | 講義と演習 | 基礎力徹底ドリル物理基礎19ページ |
【7】 | 作用と反作用(担当 前田) 力を使ったベクトルの計算方法 | 講義と演習 | 基礎力徹底ドリル物理基礎21ページ |
【8】 | いろいろな力(摩擦力、抵抗力、浮力)(担当 前田) 力の種類とそれぞれにかかる力の方向を考える | 講義と演習 | 基礎力徹底ドリル物理基礎22ページ |
【9】 | 斜面上の物体にかかる力(担当 前田) 複数の力の合力の計算を理解する | 講義と演習 | 基礎力徹底ドリル物理基礎26ページ |
【10】 | 運動の法則(担当 前田) 力が加わる運動を学ぶ | 講義と演習 | 基礎力徹底ドリル物理基礎26ページ |
【11】 | 落下運動(担当 前田) 運動法則の一つとして落下運動の演習を行う | 講義と演習 | 基礎力徹底ドリル物理基礎14ページ |
【12】 | 運動エネルギーと位置エネルギー(担当 前田) エネルギーについての演習 | 講義と演習 | 基礎力徹底ドリル物理基礎31,32ページ |
【13】 | 力学的エネルギーの保存の法則(担当 前田) エネルギー保存則を通じてエネルギー変換を学ぶ | 講義と演習 | 基礎力徹底ドリル物理基礎34ページ |
【14】 | 演習総まとめ(担当 前田) 速度までの演習 | 演習 | 基礎力徹底ドリル物理基礎15ページ |
【15】 | 演習総まとめ2(担当 前田) 力から力学的エネルギーまでの演習 | 演習 | 基礎力徹底ドリル物理基礎35、36ページ |
【16】 | 8.1 電荷と電荷保存則(担当 竹本) 摩擦電気、電荷、電荷保存則、導体、絶縁体(不導体)、静電誘導、誘電分極の学習 | 講義と演習 | 課題プリント・フォローアップドリル物理「電気と磁気」P2、P3、P4、次回までに提出 |
【17】 | 8.2 電流(担当 竹本) 電流、電圧、抵抗、オームの法則、電気回路図の学習 | 講義と演習 | 課題プリント、次回までに提出 |
【18】 | 8.3 クーロンの法則(担当 竹本) 電気力、クーロン法則、点電荷、電気力の重ね合わせの学習 | 講義と演習 | 課題プリント・フォローアップドリル物理「電気と磁気」P5、次回までに提出 |
【19】 | 8.4 電場(担当 竹本) 電場、点電荷の周りの電場、電場の重ね合わせ、電気力線の学習 | 講義と演習 | 課題プリント・フォローアップドリル物理「電気と磁気」P6、P8、P10、次回までに提出 |
【20】 | 8.5 電位(担当 竹本) 電気力による位置エネルギー、電位、電位差、一様な電場と電位の学習 | 講義と演習 | 課題プリント及びフォローアップドリル物理「電気と磁気」P7、次回までに提出 |
【21】 | 等電位線(担当 竹本) 点電荷の周りの電位、電位の重ね合わせ、等電位線の学習 | 講義と演習 | 課題プリント及びフォローアップドリル物理「電気と磁気」P9、P10、次回までに提出 |
【22】 | 8.6 導体と電場(担当 竹本) 導体内部の電場、静電シールドの学習 | 講義と演習 | 課題プリント及びフォローアップドリル物理「電気と磁気」P11、次回までに提出 |
【23】 | 8.7 キャパシター(コンデンサー)(担当 竹本) コンデンサー、コンデンサーの電気容量、コンデンサーと誘電体の学習 | 講義と演習 | 課題プリント及びフォローアップドリル物理「電気と磁気」P12、P13、次回までに提出 |
【24】 | コンデンサーの接続(担当 竹本) コンデンサーの並列接続、コンデンサーの直列接続の学習 | 講義と演習 | 課題プリント及びフォローアップドリル物理「電気と磁気」P14、P15、次回までに提出 |
【25】 | コンデンサーに蓄えられるエネルギー(担当 竹本) 静電エネルギー、コンデンサーに蓄えられる静電エネルギーの学習 | 講義と演習 | 課題プリント及びフォローアップドリル物理「電気と磁気」P13、次回までに提出 |
【26】 | 8.8 回路と起電力、8.9 オームの法則(担当 竹本) 直流回路、電流とオームの法則の復習、電気抵抗率の学習 | 講義と演習 | 課題プリント、次回までに提出 |
【27】 | 抵抗の接続(担当 竹本) 抵抗の直列接続、抵抗の並列接続の学習 | 講義と演習 | 課題プリント、次回までに提出 |
【28】 | 8.10 キルヒホッフの法則(担当 竹本) キルヒホッフの法則、電池の起電力と内部抵抗の学習 | 講義と演習 | 課題プリント及びフォローアップドリル物理「電気と磁気」P16、P17、P20、次回までに提出 |
【29】 | 8.11 電源の仕事率と電流の仕事率(担当 竹本) ジュール熱、電力の学習 | 講義と演習 | 課題プリント、次回までに提出 |
【30】 | これまでの電気のまとめ及び演習 | 演習 | 課題プリント、次回までに提出 |
評価方法 |
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2回の評価試験によって評価する。 電気分野:定期考査70%。確認テスト・課題プリント・提出物・受講態度などの平常点30%。 |
教科書 |
第3版物理学入門 原康夫著 学術図書出版 |
参考図書 |
力学:基礎力徹底ドリル物理基礎「力学」学研 電気分野:フォローアップドリル物理「電気と磁気」数研出版、高校教科書「物理基礎」「物理」 |
備考 |
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2年から3年への進級のために、本科目単位取得が必要である。 なお、この基礎ゼミナールAは妹尾クラスと、竹本・前田クラスがある。 そのうち、基礎ゼミナールA_b(竹本・前田クラス)は、第1回から15回を前田が、第16回から30回を竹本が担当する。 授業は4/6から開始する。 竹本オフィスアワー(水曜5講時 3号館管理棟1F教務部) |