徳島文理大学シラバスシステム

	徳島文理大学	Webシラバスシステム	TOP	戻る
	徳島文理大学短期大学部

【科目名】バイオマス利用学

科目番号	20262	担当教員名	水野　貴之	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	3年

授業概要
バイオマスとは　生態学および生物由来の資源の二つの異なる意味合いをもって使われることが多い。ここでは、現在あまり有効利用さえていない資源や廃棄物に目を向け有効利用法を学ぶ。　また、生物によって資源を有効活用するためには環境問題や生態系についての知識も必要である。この授業では一般的な生態系の理解と、生態系に配慮した資源活用の法についての知識特に香川県やさぬき市の生態系（志度湾、山林部、河川）やバイオマス利用状況について詳細な知識を得る。知識を得るだけの授業ではなく以下の事が必要となる　　①課題を発見して、課題について調査する　　②調査結果をまとめて資料を作る　　③第三者にわかり易く説明をする　　④他者の説明を理解し、自分の意見を言う　　⑤互いに意見を言い、自分とは異なる価値観の意見についても受け入れる　　⑥プレゼンテーションの技術、作図等を身につける　　⑦アンケートを実施しそれを集計する。　　⑧集計したデータから解析を行いそれを表現する（図や発表）　　⑨鴨部川干潟にてフィールド調査を行う
到達目標
課題を見つけて　調べる能力を付ける（コピーペースト不可）本や資料から抽出した要点や自分が共感できる点、反対意見などをまとめるわかり安い資料にまとめプレゼンテーションする能力を付ける発言や質問、ディスカッションをする能力を身につけるエクセルを使ってアンケート結果を解析する能力を身につける

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	バイオマスとは何か生態系について考える	学生が積極的に話し合う形で各自が持つイメージや思いについて話し合う	自分の意見と　他者の意見を分けて書き、共感が持てる点や相反する重いなどをA4　1枚程度のレポートにまとめる
【2】	生態系と物質循環について考える① 課題①について　題材を決める	教員の解説およびディスカッション	レポート①の課題を決める
【3】	生態系と物質循環について考える②　アンケート課題についての説明課題①についての発表	学生による発表、および教員の解説およびディスカッション	他者の意見を聞き自分の意見と異なる点、相容れない点、融合した意見などをまとめて　レポートとして提出（小レポート）提出は（次回授業の前日正午まで）
【4】	生態系と物質循環について考える③ 課題①についての発表	学生による発表、および教員の解説およびディスカッション	他者の意見を聞き自分の意見と異なる点、相容れない点、融合した意見などをまとめて　レポートとして提出（小レポート）提出は（次回授業の前日正午まで）
【5】	課題①のまとめ　アンケート調査について途中経過	学生による発表、および教員の解説およびディスカッション	他者の意見を聞き自分の意見と異なる点、相容れない点、融合した意見などをまとめて　レポートとして提出（小レポート）提出は（次回授業の前日正午まで）
【6】	志度湾の生態系と特徴について考える① 課題②について題材を決める	教員の解説およびディスカッション	レポート②の課題を決める
【7】	志度湾の生態系と特徴について考える② 課題②についての発表	教科書、パワーポイントを用いた講義　アンケート項目の選定	他者の意見を聞き自分の意見と異なる点、相容れない点、融合した意見などをまとめて　レポートとして提出（小レポート）提出は（次回授業の前日正午まで）
【8】	志度湾の生態系と特徴について考える③ 課題②についての発表	教科書、パワーポイントを用いた講義　【７】についての考察、ディスカッション	他者の意見を聞き自分の意見と異なる点、相容れない点、融合した意見などをまとめて　レポートとして提出（小レポート）提出は（次回授業の前日正午まで）で発表）
【9】	課題②のまとめ　　アンケート調査について解析方法について	教科書、パワーポイントを用いた講義およびディスカッション	他者の意見を聞き自分の意見と異なる点、相容れない点、融合した意見などをまとめて　レポートとして提出（小レポート）提出は（次回授業の前日正午まで）
【10】	海と山の関係、里山の必要性について	教科書、パワーポイントを用いた講義およびディスカッション
【11】	エネルギーあるいは資源としてのバイオマスについて考える① 課題③について題材を決める	教科書、パワーポイントを用いた講義およびディスカッション	レポートを作成し提出する。提出期限は　（次回授業の二日前の五時まで）
【12】	エネルギーあるいは資源としてのバイオマスについて考える① 課題③についての発表	教科書、パワーポイントを用いた講義およびディスカッション	他者の意見を聞き自分の意見と異なる点、相容れない点、融合した意見などをまとめて　レポートとして提出（小レポート）提出は（次回授業の前日正午まで）
【13】	エネルギーあるいは資源としてのバイオマスについて考える① 課題③についての発表	教科書、パワーポイントを用いた講義およびディスカッション	レポート他者の意見を聞き自分の意見と異なる点、相容れない点、融合した意見などをまとめて　レポートとして提出（小レポート）提出は（次回授業の前日正午まで）
【14】	エネルギーあるいは資源としてのバイオマスについて考える① 課題③についての発表	教科書、パワーポイントを用いた講義　各自発表テーマの作成	他者の意見を聞き自分の意見と異なる点、相容れない点、融合した意見などをまとめて　レポートとして提出（小レポート）提出は（次回授業の前日正午まで）
【15】	50年前の日本と今の日本と50年後の日本　バイオマス利用の変遷	各自五分程度の発表とディスカッションを行う（Ａ４1枚の資料）

評価方法
評価方法は　小レポート（６－９回）（各3点）　レポートの作成　3回　（各５点）　レポートの発表　3回　（各５点）（学生による評価を含む）　アンケートの実施　集計およびデータの解析（10点）　アンケート結果から分析結果を効果的にまとめてレポートや発表を行う（10点）　志度地区でフィールド調査を行いそれをレポートにまとめる（10点）なお学外発表プロジェクトチームに参加した場合は上記一部を免除します　残りは授業中の発言やコメント、上記優秀な場合に加点などを行う
教科書
バイオマス利活用による経済性と環境影響の評価　バイオマス総合利活用評価モデル図解環境バイオテクノロジー入門
参考図書
ひらく、ひらく「バイオの世界」

備考
期の途中で点数を公表する場合がある　フィールドワークを含む授業外の作業が多くなることを理解して受講する事　　アクティブラーニングの形態を取る