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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 20345 | 担当教員名 | 箕田 康一 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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遺伝子組換え技術の基本から、遺伝子組換え生物の作製まで、遺伝子工学に必要な知識を修得し、技術の理論を理解することを目指す。この講義は、履修者が教科書をよく読み、十分な予習をしてから講義に臨んでいることを前提としている。講義時間の始めに当日の講義内容に関する小テストを行い、その後で答え合わせと解説を行う。 |
到達目標 |
①知識(理解) (1)物理的封じ込めレベルと生物的封じ込めレベルを説明できる (2)種々の細胞から核酸を抽出する方法を述べることができる (3)遺伝子をクローニングする手順を説明することができる (4)モノクローナル抗体の作製方法を概説できる (5)遺伝子組換え生物の作製方法を説明することができる ②態度 遺伝子工学の分野で、次々に開発される新しい手法を積極的に吸収する態度 ③技能 中級バイオ技術者認定試験の「遺伝子工学」の問題を8割以上解ける ④思考・判断 生命倫理を尊重し、安全管理を守った研究計画を立てることができる |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | この講義の進め方の説明と、遺伝子工学を行う上での安全対策 | 講義 | (予習)教科書 第5章 p131~147 熟読 (復習)講義内容を専用のノートにまとめる |
【2】 | 遺伝子工学の基礎(1)核酸の構造と性質 | 小テスト・解説・講義 | (予習)教科書 p1~6 熟読 (復習)講義内容を専用のノートにまとめる |
【3】 | 遺伝子工学の基礎(2)遺伝子工学で用いられる酵素の種類とその特性 | 小テスト・解説・講義 | (予習)教科書 p7~12 熟読 (復習)講義内容を専用のノートにまとめる |
【4】 | 遺伝子工学の基礎(3)遺伝子の構造と発現 | 小テスト・解説・講義 | (予習)教科書 p12~27 熟読 (復習)講義内容を専用のノートにまとめる |
【5】 | 核酸の抽出 | 小テスト・解説・講義 | (予習)教科書 p29~45 熟読 (復習)講義内容を専用のノートにまとめる |
【6】 | DNAの増幅 | 小テスト・解説・講義 | (予習)教科書 p45~54 熟読 (復習)講義内容を専用のノートにまとめる |
【7】 | ハイブリダイゼーション | 小テスト・解説・講義 | (予習)教科書 p54~59、 p62~66熟読 (復習)講義内容を専用のノートにまとめる |
【8】 | シークエンシング | 小テスト・解説・講義 | (予習)教科書 p59~62 熟読 (復習)講義内容を専用のノートにまとめる |
【9】 | 宿主とベクター(1)プラスミドベクター | 小テスト・解説・講義 | (予習)教科書 p67~88 熟読 (復習)講義内容を専用のノートにまとめる |
【10】 | 宿主とベクター(2)ウイルスベクター・コスミドベクター・YAC | 小テスト・解説・講義 | (予習)教科書 p88~94 熟読 (復習)講義内容を専用のノートにまとめる |
【11】 | 遺伝子ライブラリーとクローニング | 小テスト・解説・講義 | (予習)教科書 p94~100 熟読 (復習)講義内容を専用のノートにまとめる |
【12】 | 遺伝子工学の応用(1)細胞融合法 | 小テスト・解説・講義 | (予習)教科書 p101~110 熟読 (復習)講義内容を専用のノートにまとめる |
【13】 | 遺伝子工学の応用(2)植物細胞への遺伝子導入 | 小テスト・解説・講義 | (予習)教科書 p110~115 熟読 (復習)講義内容を専用のノートにまとめる |
【14】 | 遺伝子工学の応用(3)動物細胞への遺伝子導入 | 小テスト・解説・講義 | (予習)教科書 p115~119 熟読 (復習)講義内容を専用のノートにまとめる |
【15】 | 遺伝子工学の応用(4)遺伝子組換え生物 | 小テスト・解説・講義 | (予習)教科書 p119~129 熟読 (復習)講義内容を専用のノートにまとめる |
評価方法 |
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定期試験(70%)、小テスト(20%)、ノート(10%)で評価する。 |
教科書 |
日本バイオ技術教育学会監修 村山洋・安齋寛・大須賀久美子・飯田泰広・山村晃 著「新バイオテクノロジーシリーズ 遺伝子工学[第2版]」(講談社) ISBN978-4-06-156354-4 |
参考図書 |
Bruce Albertsら 著 中村桂子ら 監訳「Essential 細胞生物学 第3版(南江堂)」 |
備考 |
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【オフィスアワー】月曜日5講時(10号館3604室) 生命科学コース選択者は必修科目、材料科学コース選択者は選択科目です。 この講義の知識を確かなものにするため、生命科学実験Bを受講することを強く求めます。 履修者が十分な予習をしてから講義に臨んでいることを前提にしており、2回目以降の講義では、授業の始めに当日の内容に関する小テストを行う。 |