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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】バイオテクノロジー入門(Introduction to Biotechnology)

科目番号	30261	担当教員名	水野　貴之	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	1年

授業概要
本授業では、バイオテクノロジー（生命科学）の最新知識や技術を知ることと同時に、これ修得するための基本知識、技術を身につけることを目的にしています。授業の内容を良く理解し、教員あるいは学生同士でディスカッションすることも重要です。また、リードLightノート生物改訂版については授業外の学習で全てを理解すること（分からないところは授業中あるいは授業外に教員に質問すること）
到達目標
バイオテクノロジーの最新情報を身につける　（1）知識（理解）については以下の①～⑤について修得してください　　　①生命科学の基本知識を習得する　　　②簡単なバイオテクノロジーについて説明できる　　　③身近にああるバイオテクノロジーについて説明できる　　　④最新のバイオテクノロジーについて知識を得る　　　⑤将来のバイオテクノロジーに対して予測するあるいは実現方法を考える。　　　⑥課題に対して資料を集めてこれをまとめる能力を身につける(レポートの作成）　　　⑦課題をに対して自分の意見をもってこれをまとめ、他者に説明する能力を身につける（2）態度（関心・意欲）　　　①バイオテクノロジーの知識や技術が社会でどのように役立つかを意識し、積極的に情報収集できる。　　　②課題や問題をみつけグループ単位ディスカッションするとことができる。　　　③授業を聞く、あるいは板書するだけではなく、意欲的に授業中に発言や意思表示ができる。　(3)　技能（表現）　　　①修得した知識や技術を筆記試験、レポート、グループディスカッションで分かりやすく表現することができる。（4）思考・判断　　　①教科書、授業、グループディスカッションで得られた知識、課題や問題点を正しく理解し対応についての判断ができる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	バイオテクノロジーの基本Ⅰ　担当文谷　ナノ物質工学科カリキュラムについて（特に生命科学コース）　バイオテクノロジーって何だろう？	講義	家の中にあるバイオを探してください。
【2】	バイオテクノロジーの基本Ⅱ　担当文谷	講義と実験	事前学修：教科書の予習予習を行う。事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【3】	バイオテクノロジーの基本Ⅲ　担当文谷小テスト「第１回　生物体の成り立ち」	講義と実験	事前学修：教科書の予習予習を行う。事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【4】	身近にあるバイオテクノロジーⅠ　担当前田「食品」について　　　　　　　　　　　　　　　小テスト　「第２回　生物活動のエネルギー」	講義	事前学修：教科書の予習予習を行う。事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題。
【5】	身近にあるバイオテクノロジーⅡ　担当前田発酵食品とは何か？	講義	事前学修：教科書の予習予習を行う。事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【6】	身近にあるバイオテクノロジーⅢ　担当前田発酵技術で行われていること　　　　　　　　　　小テスト「第３回　生物体の調節と恒常性」	講義	事前学修：教科書の予習予習を行う。事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【7】	身近にあるバイオテクノロジーⅣ　担当前田発酵技術の応用	講義	事前学修：教科書の予習予習を行う。事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【8】	バイオテクノロジーの秘密Ⅰ　担当箕田　遺伝子組換えの基礎技術　　　　　　　　　　　　小テスト「第４回　生命の連続性」	講義	事前学修：教科書の予習予習を行う。事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【9】	バイオテクノロジーの秘密Ⅱ　担当箕田　組換え生物の作製	講義	事前学修：教科書の予習予習を行う。事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【10】	バイオテクノロジーの秘密Ⅲ　担当箕田　遺伝子の解析　　　　　　　　　　　　　　　　　小テスト「　第５回　生物の進化と多様性　」	講義	事前学修：教科書の予習予習を行う。事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【11】	バイオテクノロジーの秘密Ⅳ　担当箕田　組換え生物の利用	講義	事前学修：教科書の予習予習を行う。事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【12】	バイオテクノロジーが拓く世界Ⅰ　担当水野　再生医療およびバイオで薬を作る話　　　　　　　小テスト「第６回　生物と環境」	教科書Q46-48を中心に紹介学生どうしのディスカッションも行う	事前学修：教科書の予習予習を行う。事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【13】	バイオテクノロジーが拓く世界Ⅱ　担当水野環境とバイオマスの話	教科書Q50～Q54を中心に紹介	事前にQ50～Q54を読み、さらに関連事項を調べておく。授業のあと意見をA4　1～２枚にまとめて提出（提出期限は次の授業の前日）
【14】	未来のバイオテクノロジー　担当水野	教科書Q56～58を中心に紹介学生どうしのディスカッションも行う	事前学修：教科書の予習予習を行う。事後学修：授業内で行ったことの復習＆宿題
【15】	学生によるプレゼンテーション担当水野	学生どうしのディスカッション

評価方法
授業態度　小テストとレポート　　４０％　リードライトでの学習　　　　　　２０％期末テスト　　　　　　　　　　　４０％（担当教員による評価）で評価を行う一回につき欠席（-5点）、遅刻（-2点）となるので注意すること。なお、欠席、遅刻したものには、別途課題を出しますので、担当教員の指示に従うこと。
教科書
リードLightノート生物改訂版数研出版視覚でとらえるフォトサイエンス　生物図録　数研出版
参考図書
Essential 細胞生物学　Bruce Albertsら著　中村桂子ら監訳　南江堂ひらく、ひらく「バイオの世界」　日本生物工学会編

備考
本講義は箕田・水野・文谷・前田の４名が担当するオフィスアワーは月曜５、火曜５を原則とするが担当教員によって異なるので事前に確認をとること