徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    機械力学 II

科目番号00128担当教員名田淵 敏明単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次3年
授業概要
【授業概要】(1)一般論よりも,題材を絞って,その題材をもとに動力学の基礎について学ぶ.
      (2)題材としては車輌の無停止重量計測を用い,ニュートンの運動法則,2次系運動のとらえ方,力のつり合い辺りを学ぶ.
      (3)振動について学ぶ
【到達目標】(1)簡単な問題であれば,ニュートンの運動方程式が使いこなせるようになる.
      (2)そのもとで,有用な知見が引き出せるようになる..
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】力学と計測講義と演習を併用する.電卓を持ってきておくこと. 
【2】1次系の力学と計測  
【3】体温の高速計測  
【4】パソコンによるシミュレーション1  
【5】2次系の力学と計測  
【6】パソコンによる2次系挙動の可視化  
【7】車輌の無停止重量計測とその背景  
【8】実際の無停止重量計測データと,何が問題か,ということの理解  
【9】事象の運動方程式の作成  
【10】運動方程式の解析的求解  
【11】重量推定器の設計と最小2乗法  
【12】パソコンによるシミュレーション2(最小2乗法の計算演習)  
【13】パソコンによるシミュレーション3(重量推定器の実データへの適用)  
【14】機械設計,機械製造との連携とシステム工学  
【15】まとめ  
評価方法
定期試験成績,出席状況,提出物状況を総合して評価する
当授業は一般論を講義すると言うよりも,車輌の無停止重量計測という一つの題材を用いて,動力学の重要事項を講義する.
受講の心構えとしては,その日の授業が終わったら,あとは”ほったらかし”ということにならないように.その日の授業が終われば,必ず授業で行ったところを開いて,もう一度見ておいてもらいたい.
教科書
機械力学:金原監修,末益・金原・青木・萩原・久保,実教出版,\1800+税
参考図書
その都度用意.
備考
当授業内容に興味を持った者は連絡してもらいたい.就職との関連を含んでおく.
この企業は,キーワードとして”数学の応用”,”信号処理”,”機械力学”と言った方面に興味がある技術者をほしがっているところである.