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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】ＣＡＤ製図Ⅰ

科目番号	00290	担当教員名	森下　俊雄	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	2年

授業概要
機械製図Ⅰ・Ⅱで習得した製図技法と製図通則・規格に関する知識を活用し、講義・演習を通して、ＣＡＤ利用技術者として図面の読み書きの能力を習得する。歯車、ボルト等の単品機械要素やたわみ軸継ぎ手等の複合機械要素や課題の演習によりスキルを身につける。
到達目標
ＪＩＳの製図規則を身につけ、ＣＡＤ製図能力を増進する。機械図面を短時間で読み取り、製図する能力を身につけることにより設計・製図に関する基礎的な手順を理解する。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	講義　ＪＩＳ機械製製図規格について基礎演習　表題欄の作成	Auto CADを使用した演習・講義	（予習）参考図書(ｐ2～6・p8・p15～26)を熟読（復習）線の種類による用途を確実に理解(p6)
【2】	講義　ボルト・ナット各部の名称　端末記号（寸法記入・矢印）基礎演習　　ボルト・ナットの作図	演習・講義	（予習）配布資料・参考図書(p15～16・ｐ18)を熟読（復習）線の種類による用途と六角ボルト略画法を確実に理解(p6・p37・p62)
【3】	講義　キー溝の表し方、歯車の図示法課題演習１　軸の作図・歯車の作図	演習・講義	（予習）配布資料・参考図書(ｐ11・p21・p38～39)を熟読（復習）線の用途・歯車の図示について確実に理解
【4】	講義　第三角法、補助線の活用、連続した線分課題演習２　投影図の作図・スパナの作図	演習・講義	（予習）配布資料・参考図書(ｐ7～8・p68)を熟読（復習）第三角法を理解、加工を考慮した作図とは
【5】	講義　補助線の活用と相貫線課題演習３　リンク機構Ａ・支持台の作図	演習・講義	（予習）配布資料・参考図書(p13～14)を熟読（復習）補助線の駆使・面の交わり図示を理解
【6】	講義　多様なコマンドを駆使（オフセット・配列複写・トリム・　　　鏡面複写）、表から寸法を読み取る課題演習４　逆止弁・トースカン台の作図	演習・講義	（予習）配布資料・参考図書(p63～64・p84～85)を熟読（復習）補助線の駆使・面の交わり図示を理解
【7】	講義　一時Ｏスナップの活用、回転コマンドの参照による配置課題演習５　ハートカム機構・カムとアームのリンク機構の作図	演習・講義	（予習）配布資料を熟読　　　（復習）確実に位置を得る方法を理解・習得
【8】	講義　トラッキング、トリムコマンドによる配置等、　　　立体から三面図を作図　　　　　　　課題演習６　カム装置の作図・コネクティグロッドの作図	演習・講義	（予習）配布資料を熟読（復習）立体形状を把握し、製図法に則り作図する能力を習得
【9】	講義　断面図の一般原則、断面図の種類課題演習７　スライドリンクとコーヒーカップの断面作図	演習・講義	（予習）配布資料・参考図書(p10～12)を熟読（復習）片側断面と外形図の理解
【10】	講義　断面図の原則、図示。課題演習８　歯車・パッキン押さえの作図	演習・講義	（予習）配布資料・参考図書(p10～12・p38・p77)を熟読（復習）片側断面と外形図の理解
【11】	講義　公差の記入法、表面性状の図示方法応用課題１　フランジ形たわみ継手の作図	演習・講義	（予習）配布資料・参考図書(p26～36・p123)を熟読（復習）寸法公差・はめ合い・幾何公差の図示を理解
【12】	応用課題１　フランジ形たわみ継手の作図	演習	（予習）配布資料・参考図書(p26～36・p123)を熟読（復習）表面性状の図示と理解
【13】	講義　滑り軸受、階段断面図　　　　　　　　応用課題２　軸受の作図	演習・講義	（予習）配布資料・参考図書(p11・p69)を熟読（復習）階段断面図示の理解
【14】	実力課題２（平成25年度前期実技課題）	演習	（予習）配布資料を熟読
【15】	実力課題３（平成25年度後期実技課題）	演習	（予習）配布資料を熟読

評価方法
演習課題、平常点、学習態度、筆記試験
教科書
機械製図Ⅰ・Ⅱで使用したテキスト　平成25年度版 CAD利用技術者試験 1級(機械)公式ガイドブック・コンピュータソフトウェア協会、コンピュータ教育振興協会・日経ＢＰ社・3,500円程度
参考図書
本校作成の資料機械製図Ⅰ・Ⅱで使用したテキスト

備考
機械製図Ⅰ・Ⅱの単位を取得していること。授業計画の１項目につき、２コマ連続して授業を行う。演習の内容と課題数は、全体の進捗状況により、変更する場合がある。この授業は森下・三好の２名で担当する。