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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10245 | 担当教員名 | 中条 義輝 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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本科目では、機械加工法における種々の加工方法や技術を系統的に学習する。新素材や超精密加工などの先端技術は、今日までに築き上げられた伝統的製作法に基づいて発展している。加工法の分類、工作機械・工具の基礎知識を学習する。特に、切削理論の基本については演習を行いながら、切削機構を具体的に理解する。 |
到達目標 |
(1)種々の除去加工法の全容を概略的に理解し合理的な加工法を養うことができる。(思考・判断・知識) (2)切削理論で用いられるせん断角、摩擦力およびせん断エネルギーなどの計算ができる。(関心・意欲) (3)理論モデルの図面を何度も書くことで理解を深めることができる。(技能・関心・意欲) (4)切削工具材料や砥石の三要素、NC加工の概略が説明できる。(知識・技能) (5)機械系企業での営業・技術などで活かすことができる。(技能・態度) |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 講義概要、切削加工の位置付けと特徴 | 講義、「一斉講義形式」 | ウィルキンソンの中ぐり盤をネットで調査 30分程度 |
【2】 | 加工様式と分類、加工の長所と短所、工具と工作物の相対運動 | 講義、「一斉講義形式」 | 旋盤とフライス盤の違いを整理 30分程度 |
【3】 | 切削工具材料、その発達の歴史と分類、バイト刃先形状 | 講義、「一斉講義形式」 | 工具材料の基本的条件を復習 30分程度 |
【4】 | 超硬工具と高速度鋼工具の切削 | 講義、「一斉講義形式」 | 切削速度の計算ができ、回転数を選択 30分程度 |
【5】 | 簡単な切削モデルの図面化と基本用語の理解 | 講義と演習 | 機械製図の基礎を復習 30分程度 |
【6】 | 切削理論の仮定と切削比、せん断角の計算 | 講義と演習 | 三角関数の復習 30分程度 |
【7】 | 切削抵抗のベクトル分解と摩擦係数 | 講義と演習 | ベクトルの内積を復習 30分程度 |
【8】 | 切削理論の演習問題 | 演習 | プリントの復習 30分程度 |
【9】 | 最大せん断応力説による理論解法 | 講義と演習 | クーロンやトレスカの復習 30分程度 |
【10】 | 工具の摩耗と寿命、Taylorの寿命方程式 | 講義と演習 | 常用対数の復習 30分程度 |
【11】 | 研削加工の形態と砥石の3要素 | 講義、「一斉講義形式」 | 身近な砥石の種類と粒度を調査 30分程度 |
【12】 | 自動制御方式とNCプログラミング | 講義、「一斉講義形式」 | 加工サンプルのプログラミング 30分程度 |
【13】 | NC化された工作機械:マシニングセンターの特徴、NCデータの読み込み | 講義、「一斉講義形式」 | プログラムの確認 30分程度 |
【14】 | 総合演習問題:切削理論で示された様々な式を用いて計算 | 演習 | 計算を正確に実施 60分程度 |
【15】 | 総合演習問題:エネルギー計算とTalorの寿命方程式の計算 | 演習 | 計算を正確に実施 60分程度 |
評価方法 |
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演習問題の課題提出(40%)および試験(60%)で総合的に評価します。 |
教科書 |
図解よくわかる機械加工、武藤一夫著、共立出版、2,800 |
参考図書 |
特になし |
備考 |
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教科書の内容を何度も復習してほしい。また、ネット上で各種切削加工の要点を調査すると理解が進む。三角関数やベクトル分解、簡単な物理学をもう一度見直して復習してほしい。 オフィスアワー(水曜日:13:00〜15:00・中央研究棟701号室) 【実務経験】国立高等専門学校機械工学科の教員として14年間 クラス コードmjenaud |