徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    制御工学��(Control Engineering ��)

科目番号10477担当教員名河合　浩行単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次3年
授業概要
現在、あらゆる家電製品、ロボットや自動車などが機械とコンピュータの融合で動作している。高度化した複雑なシステムを効率よく安全・高精度に「思い通りに動かす」には、センサ情報とICT技術を駆使した制御が不可欠となっている。このため、電子情報工学および機械工学にまたがる知識が求められている。制御理論は、電気・電子・機械分野におけるシステムの中核技術であり、工学の基盤技術の一つに位置付けられている。本講義では、古典制御工学と呼ばれる領域のうち、動的システム、伝達関数、制御対象の線形化、ラプラス変換、ラプラス逆変換、ブロック図およびブロック図等価変換と過渡応答について学ぶ。　
到達目標
�｜亮院�動的システムの数学的記述法および伝達関数を理解できる。
��態度：システムに関心を持ち、機械システムを適切に機能させることができる。
�５伺宗�伝達関数を用いてシステムを表現できる。
�せ弭諭θ獣如�動的システムについて思慮を深め、数学モデルを作ることができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション、成績評価について、制御とは・PPT、教科書による講義ノート整理、講義内容の復習、テキストP1〜P10の予習、
制御の概念、必要性について整理する(90分）
【2】動的システムとは・PPT、教科書による講義ノート整理、講義内容の復習、テキストP11〜P12の予習(90分）
【3】動的システムの基本要素の表現 ・・・ 比例、積分要素・PPT、教科書による講義ノート整理、講義内容の復習、テキストP15〜P15の予習(90分）
【4】動的システムの基本要素の表現 ・・・ 1次遅れ要素・PPT、教科書による講義ノート整理、講義内容の復習、テキストP18~P20の予習(90分）
【5】動的システムの基本要素の表現 ・・・ 2次遅れ、むだ時間要素・PPT、教科書による講義ノート整理、講義内容の復習、テキストP21〜25の予習(90分）
【6】動的システムの基本要素表現 の問題演習・PPT、教科書による講義
・問題演習と小テスト		テキストP26〜P28の章末問題を解きレポートとして提出する。(90分）
【7】制御対象の線形化・PPT、教科書による講義ノート整理、講義内容の復習、テキストP29〜p32の予習(90分）
【8】ラプラス変換・PPT、教科書による講義ノート整理、講義内容の復習、テキストP33〜P35の予習(90分）
【9】逆ラプラス変換・PPT、教科書による講義ノート整理、講義内容の復習、テキストP36〜P39の予習(90分）
【10】ラプラス変換と逆ラプラス変換の問題演習・PPT、教科書による講義
・問題演習と小テスト		テキストP40〜P41の演習問題を解き、レポートとして提出する。(90分）
【11】ブロック線図・PPT、教科書による講義ノート整理、講義内容の復習、テキストP43〜P45の予習(90分）
【12】ブロック線図の等価変換・PPT、教科書による講義ノート整理、講義内容の復習、テキストP46〜P49の予習(90分）
【13】ブロック線図とブロック線図等価変換の問題演習・PPT、教科書による講義
・問題演習と小テスト		テキストP50〜P51の演習問題を解き、レポートととして提出する。(90分）
【14】過渡応答 ・・・ 1次遅れ要素・PPT、教科書による講義ノート整理、講義内容の復習、テキストP54〜P57の予習(90分）
【15】過渡応答 ・・・ 2次遅れ要素・PPT、教科書による講義ノート整理、講義内容の復習、テキストP57〜P60の予習(90分）
評価方法
平常点(40%)、期末試験(60%)を総合して判断する。
フィードバックは、Google Classroomなどで行う。
教科書
制御工学の基礎、尾崎弘明、共立出版、2,300円＋税
参考図書
備考
科目ナンバー：ECME353L
本講義を履修する場合、必ず機械工学演習Eをあわせて履修すること。

オフィイスアワー：　火曜日 13:05〜14:35（10号館7階3704）

【実務経験】昭和61年〜平成27年　三菱電機(株）LSI研究所他にてVLSI, SoC(System On a Chip)及びコンピュータアーキテクチャの研究開発に従事