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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 10563 | 担当教員名 | 水野 貴之 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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| 授業概要 |
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| 工業材料は、金属とその合金、セラミックスとガラス、ポリマーおよび複合材料の4つに分類できることを認識する。分類されたこれらの材料の性質、価格および入手しやすさを通して、代替できるかを議論し、設計に役立てる。次に、これらの材料の物理的および機械的性質を把握し、それらを明確に分類する。さらに、地球資源の有効な利用を可能にする最軽量材料の選択という新しい設計概念を提示し、具体的な材料を通してどの材料が有効かを示し、複合材料の重要性を認識する。最後に、金属材料の平衡状態図の概念を理解し、鉄-炭素二元系平衡状態図に重要性を、その組織や性質を通して理解する。 |
| 到達目標 |
| �｜亮院瞥�解）：工業材料は、4つに分類されることを理解する。 ��態度（関心・意欲）：分類されたこれらの材料の物理的、機械的特性を認識し、設計に応用できるようにする。 �５伺宗壁集宗法�有限な地球資源の有効な材料選択に関する設計概念を体得する。さらに、複合材料の重要性を認識する。 �せ弭諭θ獣如Ф眤虻猯舛粒銅錣諒森嫋�態図を理解し、特に重要な鉄-炭素二元系平衡状態図を覚え、生じる組織の名称やその機械的性質を理解し、設計に利用できるようにする。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | イントロダクション：材料とは何か？ 物理的、化学的、生物学的な観点より考える | ・必要なプリントの配布 ・講義形式 | 化学的に作られた材料、生物学的に作られた材料とはどういうものか調べる（40分） |
| 【2】 | イントロダクション：道具と材料 新しい材料が生まれると新しいテクノロジーが生まれ 文化や文明を造る | ・必要なプリントの配布 ・講義形式 ・小テスト | 新しい材料が生まれることで新しく生まれたテクノロジーの例を調べる（90分） |
| 【3】 | 金属とは何か？：金属の特徴と性質 結晶構造について考える。 | ・必要なプリントの配布 ・講義形式 | 金属の結晶構造に関する問題を解く（90分） |
| 【4】 | 金属の構造と機能性：金属の結晶構造と密度や機能性の違い | ・必要なプリントの配布 ・講義形式 | 金属の性質と機能的な利点、欠点を調べる（90分） |
| 【5】 | 金属の強度：合金、金属の強度と転位 | ・必要なプリントの配布 ・講義形式 | 金属の強度の種類についてまとめる弾性と塑性、変形について理解する。（90分） ・ |
| 【6】 | 合金鋼の性質と特徴 | ・必要なプリントの配布 ・講義形式 | 鉄と鋼の特徴、用途を理解する。（90分） |
| 【7】 | 鋼の表面硬化および鋳鉄 | ・必要なプリントの配布 ・講義形式 | 鋼の表面硬化および鋳鉄について調べる（90分） |
| 【8】 | その他の金属材料：銅、アルミニウム、ニッケルなど レアメタルとは何か？ | ・必要なプリントの配布 ・講義形式 ・ | 非鉄金属について利用されているところはどこか？をまとめる。（90分） |
| 【9】 | 非金属材料： コンクリート、ガラス、セラミックなど | ・必要なプリントの配布 ・講義形式、演習 ・ | 非金属材料の例を挙げる（60分） |
| 【10】 | 樹脂：天然樹脂と合成樹脂、プラスチックとは何か？ | ・必要なプリントの配布 ・講義形式、まとめの演習 | 天然樹脂と合成樹脂、プラスチックの違いについてまとめる。（90分） |
| 【11】 | 合成樹脂の様々な利用 | ・教科書利用 ・講義形式 ・小テスト | 合成樹脂が利用されているものを探してください（80分） |
| 【12】 | エンプラとはなにか？ | ・教科書利用 ・講義形式 | エンプラとはなにか？を調べその用途をまとめる（90分） |
| 【13】 | 複合材料 | ・教科書利用 ・講義形式 | ・教科書 p.1-10から1-14を熟読る。 ・共晶反応を理解する。（90分） |
| 【14】 | 機能性材料 | ・教科書利用 ・講義形式 | ・教科書 p.4-1から4-10を熟読する。 ・鉄鋼の創製を理解する。（90分） |
| 【15】 | 材料開発が開く未来の技術開発 | ・教科書利用 ・講義形式、まとめの演習 | ・教科書 p.4-10から4-14を熟読す る。（90分） ・温度による組織変化を理解する。 ・小テスト、演習の理解 |
| 評価方法 |
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| 小テスト 10％ 課題（毎週出します） 40％ 最終試験 40％ ノート 20％で評価する。 予習及び復習、課題の提出および、途中経過等のフィードバックはクラスルームで行います |
| 教科書 |
| 「総説 機械材料」落合 泰著 理工学社 1700円 |
| 参考図書 |
| 「材料工学入門-正しい材料選択のために-」M.F.Ashby and D.R.H.Jones著 堀内良、金子純一、大塚正久訳 内田老鶴圃 |
| 備考 |
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| 必ずノートを作ってください オフィスアワー：月曜日５講時 実務経験：1998〜2000 山之内製薬（現アステラス製薬）同年東京医科歯科大学非常勤講師 創薬とインフォマティックス。微生物の網羅的解析と有効利用についての研究 2001〜2004 産業技術総合研究所 バイオ生産や発酵に関する微生物の役割（解糖系など）についての研究 [科目ナンバー] ECME216L |