徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎ゼミナールA_a (Basic Seminar A_a)

科目番号10580担当教員名伊達 宗和単位2単位
科目群一般必修・選択必修開講期前期 対象年次1年
授業概要
 一般的総合科目の物理学、あるいは物理系専門科目を履修する準備としての力学および電磁気学の基礎を学ぶ。授業は、高校物理の履修・未履修に関係なく理解できるものとし、かつ高校物理を履修した学生にとっても大学物理学への橋渡しとしての基礎となるものとする。
 本講義は力学基礎,電気基礎,演習から成る。演習問題の解答をプレゼンテーションする時間を設け,自発的な学修を促す。
到達目標
 後期以降に履修する物理学で必要な力学と電気の基礎を習得する。
①知識(理解)
・力、仕事、電場、電位など、力学と電気の主要な概念やそれらを律する法則(運動の法則、力学的エネルギー保存則、オームの法則など)を理解し、簡単な系における計算ができるようになる。これらは工学の基礎である。
②態度(関心・意欲)
・物体の運動や電気に由来する物理現象への関心を育む。
③技能(表現)
・運動方程式や電気についての法則を応用して基本的な問題を解く技能を習得する。
④思考・判断 
・身の回りの物理現象の力学的な性質および電気的な性質を見極めることができる判断能力を育成する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】はじめに、単位、有効数字、次元
(教科書 第0章)
講義
演習
物理学で何を学ぶかを考える
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【2】速さ、位置、速度
(教科書 第1章 1.1~1.3)
講義
演習
x-tグラフ、v-tグラフの作成
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【3】加速度、等加速度直線運動
(教科書 第1章 1.4~1.5)
講義
演習
加速を含む運動のグラフ
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【4】平面運動
(教科書 第1章 1.6)
講義
演習
ビデオ学習
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【5】いろいろな力、運動の法則
(教科書 第2章 2.1)
講義
演習
いろいろな力
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【6】運動量、直線運動
(教科書 第2章 2.2~2.3)
講義
演習
運動量、直線運動
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【7】重力、力の合成と分解
(教科書 第2章 2.4~2.5)
講義
演習
力の合成と分解
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【8】運動方程式の解き方、摩擦力
(教科書 第2章 2.6~2.7)
講義
演習
運動方程式
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【9】力のつり合い
(教科書 第2章 2.8)
講義
演習
摩擦力、力のつり合い
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【10】力と仕事
(教科書 第3章 3.1~3.2)
講義
演習
仕事
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【11】仕事率、運動エネルギー
(教科書 第3章 3.2~3.3)
講義
演習
運動エネルギー
演習問題を提出する。時間は備考を参照。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【12】重力と位置エネルギー
(教科書 第3章 3.3~3.4)
講義
演習
位置エネルギー
演習問題を提出する。時間は備考を参照。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【13】力学的エネルギー保存則
(教科書 第3章 3.5)
講義
演習
力学的エネルギー保存則
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【14】エネルギー保存則、力学演習
(教科書 第3章 3.6)
講義
演習
力学の演習問題
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【15】力学中間評価中間評価試験試験問題の復習
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【16】電気の素は何か
(教科書 第8章 8.1)
講義
演習
電荷
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【17】電流
(教科書 第8章 8.2)
講義
演習
電流
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【18】クーロンの法則
(教科書 第8章 8.3)
講義
演習
電気力の合成
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【19】電場、電気力線
(教科書 第8章 8.4)
講義
演習
電気力線の作図
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【20】電位
(教科書 第8章 8.5)
講義
演習
電位のグラフの作成
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【21】導体と電場
(教科書 第8章 8.6)
講義
演習
導体と電場
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【22】キャパシター(コンデンサ)
(教科書 第8章 8.7)
講義
演習
平行版コンデンサのしくみ
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【23】キャパシター(コンデンサ)の接続
(教科書 第8章 8.7)
講義
演習
コンデンサの並列接続と直列接続
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【24】キャパシター(コンデンサ)に蓄えられるエネルギー
(教科書 第8章 8.7)
講義
演習
コンデンサのエネルギー
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【25】回路と起電力
(教科書 第8章 8.8)
講義
演習
直流回路
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【26】オームの法則
(教科書 第8章 8.9)
講義
演習
直流回路の計算
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【27】電池の内部抵抗
(教科書 第8章 8.9)
講義
演習
電池の起電力と内部抵抗
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【28】キルヒホッフの法則
(教科書 第8章 8.10)
講義
演習
キルヒホッフの法則の演習
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【29】電力、ジュール熱
(教科書 第8章 8.11)
講義
演習
電力とジュール熱の計算
演習問題を次回までに提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【30】電気演習演習演習問題の復習
演習問題を提出する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
評価方法
平常点30%、試験70%として、総合的に評価する。試験は中間試験(力学分野)と期末試験(電気分野)を行い、50%づつの比率で評価に用いる。
提出された演習問題は添削して返却し、試験答案も採点して返却する。また解答例などをGoogle Classroomに掲示して評価のフィードバックを行う。
教科書
「物理学入門 第3版」、原康夫著、学術図書出版社、ISBN-13: 978-4-7806-0500-6、本体2,000円+税
参考図書
力学分野
・フォローアップドリル物理基礎「運動の表し方・力・運動方程式」
・フォローアップドリル物理「力と運動・熱と気体」
電気分野
・フォローアップドリル物理基礎「波・電気」
・フォローアップドリル物理「電気と磁気」
高校教科書「物理基礎」「物理」、数研出版
備考
2年から3年への進級のために、本科目の単位取得が必要である。この科目には2つのクラスがあるが、本シラバスは伊達の担当クラスのものである。
【オフィスアワー】水曜日5講時(10号館7階3706 伊達研究室)
【科目ナンバー】01BS102L 科目ナンバー一覧表は、学生ポータルサイト→リンク→その他の欄に表示
【実務経験】1992-2023年 液晶電気光学素子、高臨場感通信技術の研究開発に従事
【時間外学習時間】毎回講義の復習と演習問題の解答および次回講義の予習に1.5時間を費やすことを標準とする。ただし理解が十分でない場合は、さらにベーシックウィングなど補助教材も用いて学習に取り組むこと。