徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    機械計測工学(Sensor Engneering)

科目番号10845担当教員名河合　浩行単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
センサの物理現象、化学現象および生物現象に対する応答の基本式を理解し、その変換機能を習得する。次に、センサ材料として使用されている金属、半導体、高分子化合物および有機化合物の電気特性を明らかにし、その機能性を把握する。センサへの理解を深めたあと応用について考える。まとめとしてそれぞれの目的に適用したセンサ材料を通して、その用途を明確にする。
到達目標
�｜亮�(理解)：センサ機能を発現するための物理現象、化学現象、および生物現象の基本式を把握し、その変換機能を理解する。
��態度(関心・意欲)：センサ材料として使用される金属、半導体、高分子化合物および有機化合物のそれぞれの特性とその相違を明確に認識した上で、演習問題を解いて応用を考え、センサの実用上の関心を持たせる。
�５伺�(表現)：使用目的別のセンサの特性を把握し、その用途を理解する。
�せ弭諭θ獣如�物づくりにおける計測および医療機器における計測結果の信頼性を確保し、適切な使用法を認識する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】センサ概要講義(予習60分)身の回りにある機械器具に使われているセンサを調べる。
(復習60分)センサについて小レポートにまとめる。
【2】光センサ講義(予習60分)光変換素子の原理について調べる。
(復習60分)光センサーについて小レポートにまとめる。
【3】熱電対講義(予習60分)熱電対について調べる。
(復習60分)熱電対の測定法について小レポートにまとめる。
【4】各種温度測定センサ講義(予習60分)身の回りの温度測定事例について調べる。
(復習60分)温度センサについて小レポートにまとめる。
【5】圧電素子・磁ー電変換素子、電池の原理講義(予習60分)燃料電池について調べる。
(復習60分)圧電素子、電池について小レポートにまとめる。
【6】化学センサ講義(予習60分)化学センサの使用例について調べる。
(復習60分)化学センサについて小レポートにまとめる。
【7】バイオセンサ講義(予習60分)味覚センサ・嗅覚センサについて調べる。
(復習60分)バイオセンサについて小レポートにまとめる。
【8】センサ機能性材料講義(予習60分)周期律表について調べる。
(復習60分)センサ機能性材料について小レポートにまとめる。
【9】力学量のセンサ講義(予習60分)測定誤差について調べる。
(復習60分)力学量のセンサについて小レポートにまとめる。
【10】ひずみゲージ講義(予習60分)ひずみについて調べる。
(復習60分)ひずみゲージについて小レポートにまとめる。
【11】流体量のセンサ：圧力，差圧講義(予習60分)圧力について調べる。
(復習60分)流体量のセンサ(圧力・差圧)について小レポートにまとめる。
【12】流体量のセンサ：流速，流量講義(予習60分)流量計について調べる。
(復習60分)流体量のセンサ(流速・流量)について小レポートにまとめる。
【13】熱学量のセンサ講義(予習60分)温度、熱量、熱流束について調べる。
(復習60分)熱学量のセンサについて小レポートにまとめる。
【14】センサの応用：安全防災、環境など講義(予習60分)身の回りの生体認証について調べる。
(復習60分)センサの応用例について小レポートにまとめる。
【15】センサの開発
センサの新しいニーズ		講義(予習60分)センサの動向について調べる。
(復習60分)センサのニーズについて小レポートにまとめる。
評価方法
平常点(10%)、授業態度(10%)、演習課題(40%)、期末試験(レポート)(40%)を総合して判断する。
教科書
適宜資料を配付する。
参考図書
特になし。
備考
この科目は対面授業で行います。
この科目は吉田（第１回〜７回を担当）・河合（第8回〜15回を担当）の2名で担当します。
オフィスアワー：水曜・5時間目(16:25〜17:55)　10号館5F 3504室
実務経験：
(吉田）1975年4月〜1987年3月　経済産業省産業総合技術研究所において材料評価技術研究に従事
　　　　　1987年4月〜2013年3月　徳島大学工学部において材料力学関連の講義・研究に従事
（河合）昭和61年〜平成27年　三菱電機(株）LSI研究所他にてVLSI, SoC(System On a Chip)及びコンピュータアーキテクチャの研究開発に従事