徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    機械工作実習Ⅰ(Machine Shop Practice Ⅰ)

科目番号10965担当教員名樋口 峰夫単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次1年
授業概要
工作機械(旋盤、フライス盤・ボール盤)や手工具(けがき用具・やすり)および測定器具などを使用して金属加工実習を行い、機械工作技術を習得する。実習課題としてけがき作業で使用するトースカンを製作する。また、電気配線の基礎知識を習得するため、電気配線実習を行う。
到達目標
①知識(理解):工作機械に関する基礎的な知識と技術や電気配線に関する基本的な電気に関する知識を理解できる。
②態度(関心・意欲):機械工作や電気配線に関する知識と技術に関心を持ち、意欲的に取り組むことができる。また、実際に活用しようとする実践的態度を身に着けている。
③技能(表現):機械工作や電気配線に関する諸問題の解決に向け、自ら思考を深め、的確に表現できる技量を身に着けている。
④思考・判断:機械工作や電気配線に関する基本作業について、適切に思考・判断できている。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】実習の安全教育について、機械・器具・工具類の適正な使用法について
旋盤作業(トースカンの製作)支柱の製作
3班編成によるローテイション実習、並びに講義作業安全の必要性をレポートにまとめる。
作業手順書および図面を熟読し、支柱の製作をどのように行ったかレポートにまとめる。(1時間)
【2】旋盤作業(トースカンの製作)けがき針の製作3班編成によるローテイション実習、並びに講義作業手順書および図面を熟読し、けがき針の製作をどのように行ったかレポートにまとめる。(30分)
【3】旋盤作業(トースカンの製作)締付ナットの製作3班編成によるローテイション実習、並びに講義作業手順書および図面を熟読し、締め付けナットの製作をどのように行ったかレポートにまとめる。(30分)
【4】旋盤作業(トースカンの製作)ねじの製作3班編成によるローテイション実習、並びに講義作業手順書および図面を熟読し、ねじの製作をどのように行ったかレポートにまとめる。
(30分)
【5】旋盤作業(トースカンの製作)クリップ用座金・座金の製作3班編成によるローテイション実習、並びに講義作業手順書および図面を熟読し、座金の製作をどのように行ったかレポートにまとめる。
(30分)
【6】フライス作業(トースカンの製作)台の六面平面加工3班編成によるローテイション実習、並びに講義作業手順書および図面を熟読し、台の平面加工をどのように行ったかレポートにまとめる。(30分)
【7】フライス作業(トースカンの製作)台のこう配平面加工3班編成によるローテイション実習、並びに講義作業手順書および図面を熟読し、台のこう配加工をどのように行ったかレポートにまとめる。(30分)
【8】フライス作業(トースカンの製作)台のポケット加工3班編成によるローテイション実習、並びに講義作業手順書および図面を熟読し、台のポケット加工をどのように行ったかレポートにまとめる。(30分)
【9】フライス作業(トースカンの製作)クリップの平面加工3班編成によるローテイション実習、並びに講義作業手順書および図面を熟読し、クリップの平面加工をどのように行ったかレポートにまとめる。(30分)
【10】フライス作業(トースカンの製作)クリップの穴あけ、すり割り加工 、組立・調整3班編成によるローテイション実習、並びに講義作業手順書および図面を熟読し、クリップの穴あけ、すり割り加工をどのように行ったか、また組立・調整を行う上で何が大切かをレポートにまとめる。(30分)
【11】電気配線実習(工具の使用法、屋内配線の図記号)3班編成によるローテイション実習、並びに講義電気配線の概要、安全作業等についてレポートにまとめる。(30分)
【12】電気配線実習(複線図の書き方、電線の接続)3班編成によるローテイション実習、並びに講義複線図の書き方についてレポートにまとめ、実習の効率化のため、複線図の予習をする。(30分)
【13】電気配線実習(器具の取りつけ、電灯点滅回路)3班編成によるローテイション実習、並びに講義簡単な回路の製作をどのように行ったかレポートにまとめ、実習の効率化のため、複線図の予習をする。(30分)
【14】電気配線実習(複数箇所にある電灯の点滅回路(1))3班編成によるローテイション実習、並びに講義3路回路の製作をどのように行ったかレポートにまとめ、実習の効率化のため、複線図の予習をする。(30分)
【15】電気配線実習(複数箇所にある電灯の点滅回路(2))3班編成によるローテイション実習、並びに講義4路回路の製作をどのように行ったかレポートにまとめる。(30分)
評価方法
工作機械・機器・測定工具・工具類の操作の習熟度20%、作品の完成度20%、授業態度30%、レポート30%、の配分で評価する。
提出したレポートは添削,コメントなどを付けて返却するので改めて見返すこと.
教科書
作業手順書や図面など適宜配布する。
参考図書
基礎製図 第5版 大西 清著 オーム社
備考
樋口、坂見、松本の3名で担当する。********遠隔授業は実施しません*********
授業計画の1項目につき、2コマ連続して授業を行う。
なお、学生は、やむを得ない事情により欠席したときは、次週までに補講を受ける。
オフィスオワー:火曜14:45-16:15(実習工場教員室)
実務経験 松本 功  昭和62年~平成26年 香川県立工業高等学校
     坂見 健二 昭和53年~平成29年 四電工
樋口峰夫 1985~2013 三菱電機 先端技術総合研究所他にて産業用ロボット,メカトロニクス機器の開発に従事