徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    熱工学��(Thermodynamics ��)

科目番号11057担当教員名越後　満秋単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
伝導伝熱、対流熱伝達、ふく射伝熱の基礎を習得する。フーリエの法則やニュートンの冷却法則などについて理解する。乱流と層流の判定方法や熱伝達率を計算する手法などを習得する。
教科書に沿って板書中心に授業を進める。授業で必要な場合、資料を配布する。
到達目標
�｜亮�(理解）３つの伝熱形態、すなわち伝導伝熱、対流熱伝達、ふく射伝熱の基礎を理解する。
��態度（関心・意欲）電子部品の冷却、車のラジエータ、空調機器など、身の回りの熱機器に関心を持つ。
�５伺�(表現)　機械工学実験Aで空気流中に置かれた円柱まわりの伝熱試験を実施して伝熱のメカニズムを説明できる。
�せ弭諭θ獣如，茲蟾眄�能な熱交換機器を開発する技術は何かを考える。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】伝熱工学の意義、熱輸送とその様式講義形式で授業を行い、理解を深めるため適宜演習を行う。（予習）教科書のpp.1-7の内容確認。
（復習）教科書、ノート、演習を読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて90分程度を目安に学習すること。
【2】フーリエの法則、熱伝導率講義形式で授業を行い、理解を深めるため適宜演習を行う。（予習）教科書のpp.7-8、14-15、23-25、28-29の内容確認。
（復習）教科書、ノート、演習を読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて90分程度を目安に学習すること。
【3】ニュートンの冷却法則、平板の定常熱伝導講義形式で授業を行い、理解を深めるため適宜演習を行う。（（予習）教科書のpp.8-10、25-27、29-32の内容確認。
（復習）教科書、ノート、演習を読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて90分程度を目安に学習すること。
【4】拡大伝熱面（フィン）講義形式で授業を行い、理解を深めるため適宜演習を行う。（予習）教科書のpp.35-38の内容確認。
（復習）教科書、ノート、演習を読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて90分程度を目安に学習すること。
【5】非定常熱伝導講義形式で授業を行い、理解を深めるため適宜演習を行う。（（予習）教科書のpp.27-28、38-41の内容確認。
（復習）教科書、ノート、演習を読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて90分程度を目安に学習すること。
【6】熱伝達率と境界層、境界層近似と無次元数講義形式で授業を行い、理解を深めるため適宜演習を行う。（予習）教科書のpp.55-57、61-66の内容確認。
（復習）教科書、ノート、演習を読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて90分程度を目安に学習すること。を目安に学習すること。
【7】管内流の層流強制対流講義形式で授業を行い、理解を深めるため適宜演習を行う。（予習）教科書のpp.67-73の内容確認。
（復習）教科書、ノート、演習を読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて90分程度を目安に学習すること。
【8】助走区間の熱伝達、物体まわりの強制対流層流熱伝達講義形式で授業を行い、理解を深めるため適宜演習を行う。（予習）教科書のpp.73-77の内容確認。
（復習）教科書、ノート、演習を読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて90分程度を目安に学習すること。
【9】乱流熱伝達の概要講義形式で授業を行い、理解を深めるため適宜演習を行う。（予習）教科書のpp79-82の内容確認。
（復習）教科書、ノート、演習を読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて90分程度を目安に学習すること。
【10】強制対流乱流熱伝達講義形式で授業を行い、理解を深めるため適宜演習を行う。（予習）教科書のpp.82-87の内容確認。
（復習）教科書、ノート、演習を読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて90分程度を目安に学習すること。
【11】自然対流熱伝達講義形式で授業を行い、理解を深めるため適宜演習を行う。（予習）教科書のpp.87-94の内容確認。
（復習）教科書、ノート、演習を読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて90分程度を目安に学習すること。
【12】ふく射伝熱（１）講義形式で授業を行い、理解を深めるため適宜演習を行う。（予習）教科書のpp.10-11、99-107の内容確認。
（復習）教科書、ノート、演習を読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて90分程度を目安に学習すること。
【13】ふく射伝熱（２）講義形式で授業を行い、理解を深めるため適宜演習を行う。（予習）教科書のpp.107-117の内容確認。
（復習）教科書、ノート、演習を読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて90分程度を目安に学習すること。
【14】伝熱の応用と伝熱機器講義形式で授業を行い、理解を深めるため適宜演習を行う。（予習）教科書のpp183-212の内容確認。
（復習）教科書、ノート、演習を読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて90分程度を目安に学習すること。
【15】全体復習講義形式で授業を行い、理解を深めるため適宜演習を行う。（予習・復習）教科書、ノート、演習を読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて90分程度を目安に学習すること。
評価方法
筆記試験を約６割、授業態度を約４割で総合的に評価する。
授業で提示した資料や演習問題などの解答についてはグーグルクラスルームに置くので復習に活用して欲しい。
教科書
日本機械学会編 JSMEテキストシリーズ「伝熱工学」丸善出版
参考図書
特に指定しない。関連資料配布。
備考
オフィスアワー:水曜５講時　理工学部１０号館６階３６０１室
実務経験：1995〜2021年度　大阪ガス株式会社にて家庭用燃料電池コージェネレーションシステム等の開発に従事
　　　　　1999〜2021年度　長崎大学工学部非常勤講師
※　科目ナンバー　: ECME232L