徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    熱工学��(Thermodynamics��)

科目番号11127担当教員名越後　満秋単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2年
授業概要
エネルギー保存および熱から仕事を取り出す方法について理解する。カルノーサイクルおよび各種実用サイクルについて理解する。カルノーサイクルより導かれるエントロピーの概念を理解する。各種サイクルの変化、熱効率の解析、P-V線図、T-S線図で表記し、エネルギー収支、熱効率を計算する手法を習得する。
教科書に沿って板書中心に授業を進める。授業で必要な場合資料を配布する。
到達目標
�｜亮�(理解）熱を仕事に変換するメカニズムの理解。熱エネルギー保存の法則など、熱的な物の考え方が出来ること。
��態度（関心・意欲）身の回りの熱力学に関係のある機器のメカニズムを理解し関心を高める。
�５伺�(表現)　機械工学実験Aでエネルギー保存、熱容量、比熱の概念を理解して説明できる。
�せ弭諭θ獣如，茲蠍�率の高いエネルギー変換機器を開発する技術は何かを考える。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】熱力学の基本概念教科書に沿った板書を中心に、図など必要な場合プロジェクターを用いて実施。（予習）教科書pp.1—12の内容確認。
（復習）教科書とノートを読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて60分程度を目安に学習すること。
【2】熱力学第0法則（温度）教科書に沿った板書を中心に、図など必要な場合プロジェクターを用いて実施。（予習）教科書pp.12—17の内容確認。
（復習）教科書とノートを読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて60分程度を目安に学習すること。
【3】熱と仕事教科書に沿った板書を中心に、図など必要な場合プロジェクターを用いて実施。（予習）教科書pp.19—24の内容確認。
（復習）教科書とノートを読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて60分程度を目安に学習すること。
【4】閉じた系の熱力学第１法則教科書に沿った板書を中心に、図など必要な場合プロジェクターを用いて実施。（予習）教科書pp.25—26の内容確認。
（復習）教科書とノートを読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて60分程度を目安に学習すること。
【5】開いた系の熱力学第１法則教科書に沿った板書を中心に、図など必要な場合プロジェクターを用いて実施。（予習）教科書pp.27—32の内容確認。
（復習）教科書とノートを読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて60分程度を目安に学習すること。
【6】理想気体の熱力学第１法則教科書に沿った板書を中心に、図など必要な場合プロジェクターを用いて実施。（予習）教科書pp.32—41の内容確認。
（復習）教科書とノートを読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて60分程度を目安に学習すること。
【7】カルノーサイクル教科書に沿った板書を中心に、図など必要な場合プロジェクターを用いて実施。（予習）教科書pp.43—53の内容確認。
（復習）教科書とノートを読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて60分程度を目安に学習すること。
【8】熱力学第2法則教科書に沿った板書を中心に、図など必要な場合プロジェクターを用いて実施。（予習）教科書pp.53—56の内容確認。
（復習）教科書とノートを読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて60分程度を目安に学習すること。
【9】エントロピー教科書に沿った板書を中心に、図など必要な場合プロジェクターを用いて実施。（予習）教科書pp.56—68の内容確認。
（復習）教科書とノートを読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて60分程度を目安に学習すること。
【10】熱力学の一般関係式教科書に沿った板書を中心に、図など必要な場合プロジェクターを用いて実施。（予習）教科書pp.89—99の内容確認。
（復習）教科書とノートを読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて60分程度を目安に学習すること。
【11】ガスサイクル教科書に沿った板書を中心に、図など必要な場合プロジェクターを用いて実施。（予習）教科書pp.131—142の内容確認。
（復習）教科書とノートを読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて60分程度を目安に学習すること。
【12】蒸気サイクル教科書に沿った板書を中心に、図など必要な場合プロジェクターを用いて実施。（予習）教科書pp.147—159の内容確認。
（復習）教科書とノートを読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて60分程度を目安に学習すること。
【13】冷凍サイクル教科書に沿った板書を中心に、図など必要な場合プロジェクターを用いて実施。（予習）教科書pp.163—173の内容確認。
（復習）教科書とノートを読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて60分程度を目安に学習すること。
【14】化学反応と燃焼教科書に沿った板書を中心に、図など必要な場合プロジェクターを用いて実施。（予習）教科書pp.103—127の内容確認。
（復習）教科書とノートを読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて60分程度を目安に学習すること。
【15】全体復習教科書に沿った板書を中心に、図など必要な場合プロジェクターを用いて実施。（予習・復習）教科書とノートを読み返し、授業内容の理解を深めること。
予習・復習合わせて60分程度を目安に学習すること。
評価方法
筆記試験を約６割、授業態度を約４割で総合的に評価する。
授業で提示した資料や演習問題などの解答についてはグーグルクラスルームに置くので復習に活用して欲しい。
教科書
日本機械学会編「熱力学」丸善出版1,886-
参考図書
特に指定しない。関連資料配布。
備考
本講義内容に関する演習を「機械工学演習Ｃ」で行うため、「機械工学演習Ｃ」を合わせて履修してください。
オフィスアワー:水曜５講時　理工学部１０号館４階３４０４室
実務経験：1995〜2021年度　大阪ガス株式会社にて家庭用燃料電池コージェネレーションシステム等の開発に従事
　　　　　1999〜2021年度　長崎大学工学部非常勤講師
※　科目ナンバー　: ECME230L