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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】流体工学Ⅰ（Fluid Engineering Ⅰ)

科目番号	11134	担当教員名	藤澤　正一郎	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	2年

授業概要
気体や液体の流体が運動する流体現象について講義する。また身の回りで生じる自然現象現象、飛行機が飛んだり、ジェットエンジンが推力を出す原理を説明し、流体工学が広く社会で利用されていることを理解させる。その上で、静止流体の物理的性質や、流れている流体の振る舞いや性質を基礎的に述べ、流れの予測・制御を行い、人類の生活や産業の発展に役立たつ事例を紹介する。教科書に沿って授業を行う。板書に加え、動画を含めたパワーポイントによるビジュアルな説明を行うとともに適宜補足資料を配布する。また、グループ討議も取り入れる。
到達目標
①知識(理解）静止または流動している流体現象の本質を理解する。 ②態度（関心・意欲）流体を使用した身の回りの機器、例えば扇風機、風力発電などに関心を持つ。 ③技能(表現)　機械工学実験Aで管路を流れる流体の圧損と平均流速、管摩擦抵抗など説明できる。 ④思考・判断　どの様にしたら圧力損失の少ない機器を作れるか考える。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	１．流体工学の概要、グループ討議	教科書を中心に講義を進める。毎回演習問題を課し次回までにレポートとして提出する。	流体工学の概要に関する課題を教科書を参考に解き、レポートに仕上げる中で講義で習った事を復習する。30分
【2】	２．静止流体中の圧力	教科書を中心に講義を進める。毎回演習問題を課し次回までにレポートとして提出する。	静止流体に関する課題を教科書を参考に解き、レポートに仕上げる中で講義で習った事を復習する。60分。
【3】	３．壁面に及ぼす流体力	教科書を中心に講義を進める。毎回演習問題を課し次回までにレポートとして提出する。	壁面に及ぼす流体力に関する課題を教科書を参考に解き、レポートに仕上げる中で講義で習った事を復習する。60分。
【4】	４．相対的静止の状態の流体	教科書を中心に講義を進める。毎回演習問題を課し次回までにレポートとして提出する。	静止状態の流体に関する課題を教科書を参考に解き、レポートに仕上げる中で講義で習った事を復習する。60分。
【5】	５．流体運動の基礎	教科書を中心に講義を進める。毎回演習問題を課し次回までにレポートとして提出する。	流体運動の基礎に関する課題を教科書を参考に解き、レポートに仕上げる中で講義で習った事を復習する。60分。
【6】	６．流体の回転と渦運動	教科書を中心に講義を進める。毎回演習問題を課し次回までにレポートとして提出する。	流体の回転運動に関する課題を教科書を参考に解き、レポートに仕上げる中で講義で習った事を復習する。60分。
【7】	７．流れの基礎式：ベルヌーイの式	教科書を中心に講義を進める。毎回演習問題を課し次回までにレポートとして提出する。	ベルヌーイの式に関する課題を教科書を参考に解き、レポートに仕上げる中で講義で習った事を復習する。60分。
【8】	８．流れの基礎式：ベルヌーイの式の応用、グルーブ討議	教科書を中心に講義を進める。毎回演習問題を課し次回までにレポートとして提出する。	ベルヌーイの式の応用例に関する課題を教科書を参考に解き、レポートに仕上げる中で講義で習った事を復習する。60分。
【9】	９．運動量の法則と応用	教科書を中心に講義を進める。毎回演習問題を課し次回までにレポートとして提出する。	運動量の法則と応用に関する課題を教科書を参考に解き、レポートに仕上げる中で講義で習った事を復習する。60分。
【10】	１０．流れの相似則	教科書を中心に講義を進める。毎回演習問題を課し次回までにレポートとして提出する。	流れの相似則に関する課題を教科書を参考に解き、レポートに仕上げる中で講義で習った事を復習する。60分。
【11】	１１．円管内の流れと圧力損失	教科書を中心に講義を進める。毎回演習問題を課し次回までにレポートとして提出する。	円管内の流れ・損失に関する課題を教科書を参考に解き、レポートに仕上げる中で講義で習った事を復習する。60分。
【12】	１２．管路内の流れ	教科書を中心に講義を進める。毎回演習問題を課し次回までにレポートとして提出する。	管路内の流れに関する課題を教科書を参考に解き、レポートに仕上げる中で講義で習った事を復習する。60分。
【13】	１３．抗力と揚力	教科書を中心に講義を進める。毎回演習問題を課し次回までにレポートとして提出する。	抗力と揚力に関する課題を教科書を参考に解き、レポートに仕上げる中で講義で習った事を復習する。60分。
【14】	１４．境界層流れ	教科書を中心に講義を進める。毎回演習問題を課し次回までにレポートとして提出する。	境界層流れに関する課題を教科書を参考に解き、レポートに仕上げる中で講義で習った事を復習する。60分。
【15】	１５．物体周りの流れ	教科書を中心に講義を進める。毎回演習問題を課し次回までにレポートとして提出する。	物体回りの流れに関する課題を教科書を参考に解き、レポートに仕上げる中で講義で習った事を復習する。60分。
【16】	試験

評価方法
筆記試験６０％、平常状況を含むレポート４０％で総合的に評価する。定期試験、小テストなどの回答・解説はGoogle Classroomに掲示、フィードバックする。
教科書
杉山弘編　明解入門「流体力学」森北出版　\\\\2,400-
参考図書
日本機械学会編　JSMEテキストシリーズ｢流体力学｣

備考
この科目は「機械工学演習D」とペアであるので、同時に履修すること。オフィスアワー　水曜　５限　理工学部１０号棟６F3603室　平成１１年～平成１６年　高松工業高等専門学校制御情報工学科教員　平成１６年～平成３０年　徳島大学工学部機械工学科教員　 ※　科目コード : ECME240L