|
徳島文理大学 | Webシラバスシステム |
TOP | 戻る |
| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 11365 | 担当教員名 | 古谷 彰教 | 単位 | 2単位 |
|---|
| 科目群 | 一般 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3年 |
|---|
| 授業概要 |
|---|
| 理工学は、科学的な証明や、生活に不可欠な技術、暮らしを豊かにする学問である。その成果は、誰もが安全で安心に、そして公平に利用できる物で無くてはならない。本科目では、理学、工学における研究者、技術者、生産者としてリスクと安全性の問題、技術者が組織の中で果たす役割、専門家としての倫理、公衆への責任、科学技術が社会および自然環境に及ぼす影響・効果、将来の世代への責任など、技術者が考えておくべき様々な問題を学び考察する。また、これらの成果物である知的財産権を正しく理解し活用できるようになることが、これからの技術者に求められている。代表的な知的財産権である特許権、意匠権、商標権を中心にその概要、権利取得、活用を学習するとともに、知的財産管理技能検定３級挑戦を視野に入れる。 |
| 到達目標 |
| �｜亮院ν�解：理工学分野での研究者、技術者に求められる責任や、技術開発の現場で技術者に求められる知的財産権を理解しその知識を身に着ける。データの改ざんやねつ造などと誤解されないため、また、知的財産権を証明するための記録の取り方を身に付ける。 ��態度・関心・意欲：知的財産権・セキュリティ・モラルに関心を持ち間違われないようにその学習に意欲を持つ。 �５伺宗ι集宗�知的財産に関する基礎的な調査が行え、発明の新規性や発展性について表現できるようになる。 �せ弭諭θ獣如�特許法等の趣旨に沿った技術の理解（思考・判断）ができるようになる。また、技術者としての倫理観･モラルの醸成により組織人としての行動ができるようになる |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 【9/22】第１回：オリエンテーション（講義内容、成績評価方法）、知財権と理工学倫理（理工学部教員 梶山） | 講義 | レジュメ及びテキストの復習（９０分） |
| 【2】 | 【9/29】第２回：実験におけるデータの信頼性の保証（改ざんやねつ造がもたらす結果）（理工学部教員 梶山） | 講義 | レジュメ及びテキストの復習（９０分） |
| 【3】 | 【10/6】第３回：安全と倫理（技術が高度化し複雑化する中でリスクへの対処法、技術者の責任）（理工学部教員 藤澤） | 講義 | レジュメ及びテキストの復習（９０分） |
| 【4】 | 【10/13】第４回：専門家としての責務と生産者の製造物責任（理工学部教員 藤澤） | 講義 | レジュメ及びテキストの復習（９０分） |
| 【5】 | 【10/20】第５回：ビジネス倫理と技術者倫理〜品質と企業利益（理工学部教員 箕田） | 講義 | レジュメ及びテキストの復習（９０分） |
| 【6】 | 【10/27】第６回：社会に対する責務〜自然環境に対する影響や、教育的な影響に対する責務（理工学部教員 箕田） | 講義 | レジュメ及びテキストの復習（９０分） |
| 【7】 | 【11/2（水）曜日に注意】第７回：労働環境と内部告発（雇用者の義務と公衆への責任（理工学部教員 古谷） | 講義 | レジュメ及びテキストの復習（９０分） |
| 【8】 | 【11/10】第８回：知的財産権とは（京和） | 講義、ビデオ視聴 | レジュメ及びテキストの復習（９０分） |
| 【9】 | 【11/17】第９回：著作権及びその他の知的財産権、知財情報の活用と知財情報調査（京和） | 講義、ビデオ視聴 | レジュメ及びテキストの復習（９０分） |
| 【10】 | 【11/24】第１０回：特許出願手続、特許権の管理、特許の活用、特許権侵害（京和） | 講義、ビデオ視聴 | レジュメ及びテキストの復習（９０分） |
| 【11】 | 【12/1】第１１回：実用新案制度、意匠制度、登録要件（京和） | 講義、ビデオ視聴 | 検索課題の復習（９０分） |
| 【12】 | 【12/8】第１２回：出願前の調査〜権利の侵害、盗用を避け、新規性を表現する（理工学部教員 古谷） | 講義 | レジュメ及びテキストの復習（９０分） |
| 【13】 | 【12/15】第１３回：技術開発と知的財産権（理工学部教員 國本） | 講義 | レジュメ及びテキストの復習（９０分） |
| 【14】 | 【12/22】第１４回：理工学倫理と知的財産権（理工学部教員 水野） | 講義 | レジュメ及びテキストの復習（９０分） |
| 【15】 | 【1/19】第１５回：総括とまとめ（理工学部教員 梶山） | 講義 | レジュメ及びテキストの復習（９０分） |
| 【16】 | 【1/26】定期試験 | ||
| 評価方法 |
|---|
| 定期試験(70％)および平常点(30％)とします。 課題問題はGoogle Classroom、プリント等添削して返却する。また解答例などはGoogle Classroomに掲示して評価のフィードバックを行う。 |
| 教科書 |
| 適宜プリントを配付する |
| 参考図書 |
| 参考書・参考資料等 ●特許庁電子テキスト「知的財産制度入門」、知的財産管理技能検定公式テキスト３級 ●産業財産権標準テキスト総合編（第５版） ●知的財産管理技能検定３級厳選過去問題集 |
| 備考 |
|---|
| オフィスアワー：火曜日17：00−18：00 各担当の講師の居室 これ以外の時間は、ポータルサイトで当該教員の連絡先を調べ、事前にアポをとってからコンタクトしてください。 オムニバス形式での授業になります（下記7名）。 京和 尚、理工学部教員：梶山博司、藤澤正一郎、箕田康一、古谷彰教、國本 崇、水野貴之 【科目ナンバー】EC2S304L 【実務経験】 京和 昭和56年〜平成27年 建設機械メーカー開発部門及び知財部門に勤務 平成27年〜 特許事務所自営 理工学部教員 梶山 １９８２年〜２００１年まで企業（日立製作所）で、２００１年〜２０１２年まで大学（広島大学、東京大学） において、燃料電池、有機・無機材料の合成、物性解析、フラットパネルデバイスに関する研究に従事。 水野 1998年4月〜1999年12月 山之内製薬学部式会社 NEDO研究員としてバイオインフォティックスプロジェクトの参加 （東京医科歯科大学非常勤講師を兼任） 2000年1月〜2004年3月 産業技術総合研究所にて酵母の網羅的転写制御機構の解析に従事 藤澤 平成１１年〜平成１６年 高松工業高等専門学校制御情報工学科教員 平成１６年〜平成３０年 徳島大学工学部機械工学科教員 古谷 1986ー2017 NTT研究所 研究員 メモリ、ソーシャルデバイスの研究に従事 國本 住友化学（株）筑波研究所 研究員 箕田 なし |