徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    機械工学演習A

科目番号20317担当教員名吉田 憲一単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
各種工作機械(旋盤、フライス盤、マシニングセンタ―、手工具など)・測定機器を使用して加工実習を行い、機械加工技術を習得する。また、工場現場で必要となる屋内電気工事の基礎知識を習得するため、電気工事実習を行う。マシニングセンターによる加工実習では、地元ゆかりの名士である「平賀源内」の顔をかたどったメダルを作成し、裏面には各々の名前を彫りこんだオリジナルの作成を行う。
到達目標
工作機械の機能を理解し、操作方法を体得する。また、屋内電気工事ができる知識・技能を習得する。「平賀源内」を通して、地域に名指した文理大学の位置づけを理解し、地域コミュニティへの参画を促す。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】安全についておよび実習工場の機械、機器および工具の概要説明。・実技、講義プリントを熟読し、それぞれの機械の名称とその特性を把握し、安全に対する心構えを体得する。
【2】手仕上げ実習(センターポンチの図面と加工工程の段取り)・実技、講義「測定の基礎」を前もって読んでおき、特に、ノギスおよびマイクロメータによる測定法とその精度を把握しておく。
【3】手仕上げ実習(センターポンチの製作)・実技、講義「手仕上げのあらまし」を前もって読んでおき、やすりの基本作業とその姿勢をイメージしておく。
【4】手仕上げ実習(センターポンチの製作)・実技、講義「けがき作業」を前もって読んでおき、作業用具の名称をあらかじめ知っておき、トースカンとV
ブロックによる芯出しをイメージしておく。
【5】手仕上げ実習(センターポンチの製作と最終チェック、焼き入れ)・実技、講義平やすりによる平面仕上げの良否を判断し、足りない点を復習しておく。
【6】フライス盤加工(六面体の製作)とねじ切りの習得・実技、講義「フライス盤作業」熟読し、安全な取り扱いを知っておく。
【7】機械語によるプログラムとマシニングセンターの操作習得・実技、講義「除去加工」と「NC工作機械」のDVDを見て、機械用語について調べてレポートとして提出する。
【8】CAD/CAMを使って、「平賀源内」と各々の名前のマシニングセンターによるメダルの製作実習・実技、講義直線補間と円弧補間をあらかじめ予習しておき、自分の名前のイニシャルを機械語でプログラムする。
【9】電気事業法・電気工事士法の習得・講義、小テスト電気事業法・電気工事士法を予習しておき、質問することにより理解を深める。
【10】電気工事業法(電気工事業の業務の適正化に関する法律)・電気用品安全法の習得・講義、小テスト電気工事業法・電気用品安全法を予習しておき、質問することにより理解を深める。
【11】一般配線用図および単線図から複線図への変換I、IIの習得・実技、講義作業効率をよくするため、予習をしておき備える。
【12】一般配線用図および単線図から複線図への変換 III、
IVの習得
・実技、講義作業効率をよくするため、予習をしておき備える。
【13】各種工事による使用材料・工具および測定器、電気設備基準・解説の理解・実技、講義あらかじめ予習しておき、質問することにより理解を深める。
【14】実技演習1・実技、講義実技演習をあらかじめ予習しておき、不明な点を質問する。
【15】実技演習2・実技、講義        実技演習をあらかじめ予習しておき、不明な点を質問する。
評価方法
機械・機器・工具の操作の習熟度および実習態度70%、作品・レポート・演習30%の配分で評価する。
教科書
適宜プリントを配布する。
参考図書
備考
吉田、中条、天野、松本の4名で担当する。
授業計画の各1項目につき、2コマ連続して授業を行う。