徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    計算機工学(Computer Engineering)

科目番号30439担当教員名三好 真千単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次3年
授業概要
本講義では、数値計算法について学ぶ。数値計算とは、一般的にコンピュータを用いて行うような大量で複雑な計算をすることを指す。例えば、現実の問題や現象を扱うときに、対象となるシステムをモデル化し、シミュレーションによって調べる際に用いられる。数値計算には様々な手法があり、基本的な手法である非線形方程式、補間多項式、連立1次方程式、常微分方程式の解き方を学ぶ。
到達目標
本講義を履修することにより,次の2点ができるようになる.
1)コンピュータでの数値の扱いの特性を理解できるようになる
2)数学的な思考により,様々な問題を数値的に解く手法を身につける
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】数値解析の基礎講義指定された教科書の範囲を読み,内容を簡単に理解しておく.
【2】数値表現,誤差講義,小テスト指定された教科書の範囲を十分に理解し,試験ができるように準備しておく.
【3】非線形方程式:反復法講義,小テスト指定された教科書の範囲を十分に理解し,試験ができるように準備しておく.
【4】非線形方程式:ニュートン法講義,小テスト指定された教科書の範囲を十分に理解し,試験ができるように準備しておく.
【5】補間多項式:ラグランジュの補間多項式講義,小テスト指定された教科書の範囲を十分に理解し,試験ができるように準備しておく.
【6】補間多項式:ニュートンの補間公式講義,小テスト指定された教科書の範囲を十分に理解し,試験ができるように準備しておく.
【7】補間多項式:エルミート補間講義,小テスト指定された教科書の範囲を十分に理解し,試験ができるように準備しておく.
【8】連立一次方程式:ガウスの消去法講義,小テスト指定された教科書の範囲を十分に理解し,試験ができるように準備しておく.
【9】連立一次方程式:ピボット選択講義,小テスト指定された教科書の範囲を十分に理解し,試験ができるように準備しておく.
【10】連立一次方程式:LU分解法講義,小テスト指定された教科書の範囲を十分に理解し,試験ができるように準備しておく.
【11】連立一次方程式:ヤコビ法講義,小テスト指定された教科書の範囲を十分に理解し,試験ができるように準備しておく.
【12】連立一次方程式:ガウス・ザイデル法講義,小テスト指定された教科書の範囲を十分に理解し,試験ができるように準備しておく.
【13】常微分方程式:オイラー法講義,小テスト指定された教科書の範囲を十分に理解し,試験ができるように準備しておく.
【14】数値積分:ニュートンコーツの公式講義,小テスト指定された教科書の範囲を十分に理解し,試験ができるように準備しておく.
【15】数値積分:開型公式、複合公式講義,小テスト指定された教科書の範囲を十分に理解し,試験ができるように準備しておく.
評価方法
本試験60%,小テスト35%,授業態度5%で総合的に評価する.
教科書
数値解析基礎,安田仁彦,コロナ社
参考図書
備考
オフィスアワー毎週金曜日、3コマ目