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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】機械製図I(Mechanical Drawing Ⅰ)

科目番号	30445	担当教員名	樋口　峰夫	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	1年

授業概要
技術者のコミュニケーションツールである二次元機械図面の読み方・書き方を学び，習得する．
到達目標
①知識（理解）：JISに基づく機械製図の基本的な製図規則を身につける． ②態度（関心・意欲）：実習を通して機械の構造への関心を深める． ③技能（表現）：簡単な機械部品の製図ができる． ④思考・判断：簡単な二次元機械図面から三次元的な形状を想起でき，簡単な三次元的な形状を二次元機械図面に落とし込めるようになる．・技術者の流儀である，「図で考える」，「図で意志疎通する」という習慣をぜひ身に着けて欲しい．

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	講義：ガイダンス，図面とは，製図用具とドラフタの使い方実習：ドラフタの使い方と画法の練習	講義と実習	（復習）製図の意義を理解する．
【2】	講義:図面の構成要素，図面用紙，図面の尺度，第三角法実習：ボルトのスケッチ，サイコロの展開図，第三角法でサイコロを描く	講義と実習	（予習）教科書pp. 8 ～ 16を熟読する．（復習）「線，文字，図面の様式」の理解．
【3】	講義:断面図，特殊な投影図実習：三面図の練習	講義と実習	（予習）教科書pp. 17 ～ 19を熟読する．（復習）「第三角法」の理解．
【4】	講義:図形の省略，特殊な図示，想像線実習：三面図の練習，断面図の作図	講義と実習	（予習）教科書pp.38 ～ 42を熟読する．（復習）「投影法」の理解．
【5】	講義:寸法実習：作図の練習，三面図の作図，断面図の練習	講義と実習	（予習）教科書pp.43 ～50を熟読する．（復習）「投影図，断面図等」の理解．
【6】	講義:公差，はめあい，幾何公差実習：作図の練習，断面図の練習，寸法記入	講義と実習	（予習）教科書pp.52 ～62を熟読する．（復習）「寸法記入法」の理解．
【7】	講義:表面性状実習：断面図の練習，寸法記入，三面図の作図	講義と実習	（予習）教科書pp.81 ～83を熟読する．（復習）「寸法公差」の理解．
【8】	講義:機械要素と部分の略画法(1)ねじ実習：三面図の作図，ねじ製図	講義と実習	（予習）教科書pp.84 ～92を熟読する．（復習）「はめあい」の理解．
【9】	講義: 機械要素と部分の略画法(2)歯車実習：寸法記入，ボルトナット，歯車の製図，製図の練習	講義と実習	（予習）教科書pp.93 ～97を熟読する．（復習）「幾何公差」の理解．
【10】	講義:作業の安全，スケッチ実習：ポンプの分解とスケッチ	講義と実習	（予習・復習）ギアポンプの製作図資料に目を通す．
【11】	実習：ポンプのスケッチ	実習	（予習・復習）ギアポンプの製作図資料に目を通す．
【12】	実習：ポンプのスケッチと組み立て	実習	（予習・復習）ギアポンプの製作図資料に目を通す．
【13】	講義:機械要素と部分の略画法(3)ばねの製図実習：寸法記入，ボルトナット，歯車の製図，製図の練習．	講義と実習	（予習）教科書pp. 63～73を熟読する．（復習）「ばね製図」の理解
【14】	講義:機械要素と部分の略画法(4)軸受けの製図実習：ボルトナット，歯車，軸受けの製図，製図の練習．	講義と実習	（予習）教科書pp. 68～72を熟読する．（復習）「軸受け製図」の理解
【15】	講義:溶接記号実習：ボルトナット，歯車，軸受けの製図，製図の練習．	講義と実習	（予習）教科書pp. 103～106を熟読する．（復習）溶接記号の理解

評価方法
製図実習の課題と期末試験（製図則）結果を等分に見て評価する．
教科書
大西清，基礎製図（第5版），オーム社，2080円
参考図書
大西清，JISにもとづく機械設計製図便覧(第12版)ワイド版，オーム社，7776円

備考
原則として欠席は認めない．授業計画の1項目につき2コマ連続して授業を行う．この科目は樋口，松本の2名で担当する．オフィスオワー：火曜14:45-16:15