徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    電気電子回路実験 (Basic Experiments on Electronic Circuits)

科目番号30479担当教員名樋口 峰夫単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次3年
授業概要
3人の教員により,回転系の固有振動数の測定(樋口),マインドストームを利用したロボット制御・スカラロボットの制御(加治),マイコンを用いたモータ制御実験(河田)と題する4テーマで実験を行う.合わせて個々の実験を通して実験レポートの作成を行い,結果についての考察に関して議論を行う.
到達目標
(1)知識(理解):これまでに習得した専門科目を理解する.
(2)態度(関心・意欲):4年生から始まる卒業研究を行うための実験手法を体得する.
(3)技能(表現):実験レポートの作成・提出を通して,卒業論文作成の手順を体得する.
(4)思考・判断:実験装置等を適切に使用し,得られた結果について考察できる.
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】マインドストームを利用したロボット制御(1)レゴ社製教育用ロボット(マインドストーム)の概要を確認し、制御ソフトウェア(Robolab、教育版EV3ソフトウェア)を用いた制御方法について、実習を通して理解する。(加治)テーマごとに講義・実験・演習・レポート作成を適宜組み合わせて行う.実験プリントを読む.
【2】マインドストームを利用したロボット制御(2)レゴ社製教育用ロボット(マインドストーム)に搭載されている各種センサ(タッチセンサ、光センサ、超音波センサ、音センサ、ジャイロセンサ)の特性と制御方法について、ロボット動作時のデータロギングを行うなど、実習を通して理解する。(加治)テーマごとに講義・実験・演習・レポート作成を適宜組み合わせて行う.実験プリントを読む.
【3】マインドストームを利用したロボット制御(3)光センサを利用したライントレースを実現するための制御方法について、実際にロボットを製作し、実習を通して理解する。(加治)テーマごとに講義・実験・演習・レポート作成を適宜組み合わせて行う.実験プリントを読む.レポート作成.
【4】グループ1:回転系の固有振動数の測定(1)実験の準備,計測器の校正(樋口)
グループ2:マイコンを用いたモータ制御実験(1)mbedマイコンの使い方(河田)
テーマごとに講義・実験・演習・レポート作成を適宜組み合わせて行う.実験プリントを読む.
【5】グループ1:回転系の固有振動数の測定(2)予備実験(樋口)
グループ2:マイコンを用いたモータ制御実験(2)MOS-FETによるスイッチング特性実験,n-MOSを用いたモータ駆動実験(河田)
テーマごとに講義・実験・演習・レポート作成を適宜組み合わせて行う.実験プリントを読む.
【6】グループ1:回転系の固有振動数の測定(3)実験と測定値の処理(樋口)
グループ2:マイコンを用いたモータ制御実験(3)Hブリッジ回路によるDCモータのPWM制御実験(河田)
テーマごとに講義・実験・演習・レポート作成を適宜組み合わせて行う.実験プリントを読む.
【7】グループ1:回転系の固有振動数の測定(4)データ整理と実験結果の発表(樋口)
グループ2:マイコンを用いたモータ制御実験(4)ロータリーエンコーダによるDCモータの回転速度測定実験,DCモータの角度制御実験(河田)
テーマごとに講義・実験・演習・レポート作成を適宜組み合わせて行う.実験プリントを読む.レポート作成.
【8】グループ1:マイコンを用いたモータ制御実験(1)mbedマイコンの使い方(河田)
グループ2:回転系の固有振動数の測定(1)実験の準備,計測器の校正(樋口)
テーマごとに講義・実験・演習・レポート作成を適宜組み合わせて行う.実験プリントを読む.
【9】グループ1:マイコンを用いたモータ制御実験(2)MOS-FETによるスイッチング特性実験,n-MOSを用いたモータ駆動実験(河田)
グループ2:回転系の固有振動数の測定(2)予備実験(樋口)
テーマごとに講義・実験・演習・レポート作成を適宜組み合わせて行う.実験プリントを読む.
【10】グループ1:マイコンを用いたモータ制御実験(3)Hブリッジ回路によるDCモータのPWM制御実験(河田)
グループ2:回転系の固有振動数の測定(3)実験と測定値の処理(樋口)
テーマごとに講義・実験・演習・レポート作成を適宜組み合わせて行う.実験プリントを読む.
【11】グループ1:マイコンを用いたモータ制御実験(4)ロータリーエンコーダによるDCモータの回転速度測定実験,DCモータの角度制御実験(河田)
グループ2:回転系の固有振動数の測定(4)データ整理と実験結果の発表(樋口)
テーマごとに講義・実験・演習・レポート作成を適宜組み合わせて行う.実験プリントを読む.レポート作成.
【12】スカラロボットの制御(1)スカラロボットの構造を理解し、制御ソフトウェア(GUIソフト、C言語)を用いた制御方法について、実習を通して理解する。(加治)テーマごとに講義・実験・演習・レポート作成を適宜組み合わせて行う.実験プリントを読む.
【13】スカラロボットの制御(2)スカラロボットによる物体運搬の制御について、ロボットアームの位置制御や座標変換について実習を通して理解する。(加治)テーマごとに講義・実験・演習・レポート作成を適宜組み合わせて行う.実験プリントを読む.
【14】スカラロボットの制御(3)スカラロボットのアーム先端にペンホルダを装着し、図形描画制御を行い、直線動作や回転動作について実習を通して理解する。(加治)テーマごとに講義・実験・演習・レポート作成を適宜組み合わせて行う.実験プリントを読む.レポート作成.
【15】実験結果発表会パワーポイントを使って研究結果について発表する.前もってパワーポイントの作成を行う.
評価方法
実習態度(積極性)(30%),レポート(60%),結果発表(10%)

実験すべてに関してレポートが認定されなければならない.
成績はそれぞれの実験の成績の平均点をもって与える.
教科書
特に定めないが,計測装置のマニュアル,実験プリントを配布する.
参考図書
特になし.
備考
この科目は,樋口,加治,河田の3名で担当する.
原則として欠席は認めない.
各実験は1班で実施するものと2班に分かれて実施するものがある.
授業計画の1項目につき2コマ連続して授業を行う.
オフィスオワー:火曜14:45〜16:15