徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    シミュレーション

科目番号00032担当教員名藤村 哲也単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
 さまざまな問題を解決する方法として、シミュレーションは極めて重要な解析手法です。授業の目的は、単純な物理現象を対象に、簡単な数学モデルをつくり、コンピュータ上でモデル化することによって現象を検証する解析手法の習得であります。授業では、シミュレーションとは如何なるものであるか、どのような点が特に重要であるかを考えながらシミュレーションの基礎的な事柄について理解します。
到達目標
 到達目標は、授業目的や必要性を交え、シミュレーションの果たす役割について理解し、基本のシミュレーション方法を理解するとともに、簡単なシミュレーションソフトウェアの制作ができる程度を目指しています。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】シミュレーションの意義・必要性講義、事例紹介、質疑応答身近な事例を調査してレポートにまとめる
【2】シミュレーションの概要講義、質疑応答身近な事例を調査してレポートにまとめる
【3】コンピュータシミュレーションの事例紹介事例紹介、質疑応答紹介事例についてのレポートを作成する
【4】分類と用語講義、質疑応答分類と用語を学習する
【5】モデル構成概念小テスト、講義、事例紹介モデルについて学習する
【6】物理的モデル講義、事例紹介、質疑応答ボール投げの課題を出す
【7】数学的モデル講義、事例紹介、質疑応答回帰直線の課題を出す
【8】シミュレーション技法講義、演習描画の課題を出す
【9】シミュレーション言語講義、演習Excelを利用した課題を出す
【10】乱数について講義、質疑応答乱数の応用を調査しレポートを作成する
【11】1次遅れのモデル事例事例紹介、質疑応答ボード線図の課題を出す
【12】2次遅れのモデル事例事例紹介、質疑応答ベクトル軌跡の課題を出す
【13】むだ時間のモデル事例事例紹介、質疑応答ボード線図の課題を出す
【14】2次振動系のモデル事例事例紹介、質疑応答ボード線図の課題を出す
【15】まとめ講義、質疑応答まとめの復習
評価方法
 演習やレポートが多い実践的な授業を行うので、試験50%、平常点50%とし、到達目標の項目それぞれについて60%以上を合格とする。なお、平常点は、受講姿勢、演習の解答、レポートなどを総合的に評価する。
教科書
 自作資料を配布
参考図書
備考