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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00230 | 担当教員名 | 田淵 敏明 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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電子情報工学の専門を学ぶために必要な微分方程式について講義する.具体的には2階線形微分方程式が解けるまでを学ぶ.また,折に触れて,微分方程式の実問題への応用についても学ぶ. |
到達目標 |
2階線形微分方程式が解けるようになること. |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 微分方程式と解 | ・講義 ・質疑応答 | 〈復習〉・教科書pp.2~7の熟読 ・通常の方程式の解とのちがいを考察する |
【2】 | 微分方程式を解く前に | ・講義 ・質疑応答 | 〈復習〉・教科書pp.7~19の熟読 ・微積分の計算練習を十分に行う |
【3】 | 練習問題1 | ・演習(教科書p.20) | 〈復習〉・残りの演習問題を解く |
【4】 | 変数分離形の微分方程式 | ・講義 ・質疑応答 | 〈復習〉・教科書pp.22~34の熟読 ・変数分離の意義を積分の実行の観点から考察してみる |
【5】 | 変数分離形に直せる微分方程式 | ・講義 ・質疑応答 | 〈復習〉・教科書pp.34~37の熟読 ・変数分離に直せる場合のパターンを掴む |
【6】 | 練習問題2−1 | ・演習(教科書p.38) | 〈復習〉・残りの演習問題を解く |
【7】 | 1階線形微分方程式 | ・講義 ・質疑応答 | 〈復習〉・教科書pp.40~49の熟読 |
【8】 | 練習問題2−2 | ・演習(教科書p.50) | 〈復習〉・残りの演習問題を解く |
【9】 | 線形微分方程式の解 同時方程式 | ・講義 ・質疑応答 | 〈復習〉・教科書pp.53~64の熟読 |
【10】 | 線形微分方程式の解 非同時方程式 | ・講義 ・質疑応答 | 〈復習〉・教科書pp.64~65の熟読 |
【11】 | 2階定数係数同時微分方程式 | ・講義 ・質疑応答 | 〈復習〉・教科書pp.66~77の熟読 |
【12】 | 2階定数係数非同時微分方程式 未定係数法 | ・講義 ・質疑応答 | 〈復習〉・教科書pp.78~87の熟読 |
【13】 | 2階定数係数非同時微分方程式 定数変化法 | ・講義 ・質疑応答 | 〈復習〉・教科書pp.88~93の熟読 |
【14】 | 階線形微分方程式 | ・講義 ・質疑応答 | 〈復習〉・教科書pp.94~99の熟読 |
【15】 | 練習問題3 | ・演習(教科書p.100) | 〈復習〉・残りの演習問題を解く |
評価方法 |
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定期試験成績,平常点による |
教科書 |
石村園子:やさしく学べる微分方程式,共立出版,¥2000(税別) |
参考図書 |
適宜指定 |
備考 |
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当授業と工業数学A演習の内容は,全く別物である.当授業を理解するための前提としては,1年次で行ったクラスIでの微分積分学での問題は自在に解ける程度の力を持っていないと,毎回の授業が地獄の90分になる可能性が十分にある.換言すれば,高等学校で数学III,数学Cを履修し,かつ内容が理解できている場合は,非常に楽しい内容であると思われる. |