徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    線形代数学(Linear Algebra)

科目番号10366担当教員名三谷 健二単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
理工学部で必要な線形代数学の基礎を学ぶ。講義とともに課題や演習に取り組むことにより理解を深める。講義の概要は行列、行列式、ベクトル、固有値等である。教科書に沿って進めるので、高校での既習事項は事前に確認しておくこと。
到達目標
①知識(理解) 行列、行列式に関する基礎的な計算方法を習得し、連立1次方程式、線形空間、固有値問題を解くことがで きる。
②態度(関心・意欲) 予習・復習の習慣をつけて、授業中はしっかり考え、演習やレポート等で理解を深める。
③技能(表現) 学習した知識を活用して、演習やレポート等に意欲的に取り組む。
④思考・判断 線形代数学(Linear Algebra)を自由に使える数学の道具として自分のものとし、2年時以降の数学を必要 とする専門科目で応用することができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】行列の定義、行列の演算(和、差、スカラー倍)、行列の演算(積)講義と演習内容の確認 p2~11 と問題演習
【2】正方行列と逆行列講義と演習内容の確認 p12~17 と問題演習
【3】連立1次方程式と行基本変形講義と演習内容の確認 p18~25 と問題演習
【4】行列の階数講義と演習内容の確認 p26~31 と問題演習
【5】連立1次方程式の解講義と演習内容の確認 p32~39 と問題演習
【6】逆行列の求め方(掃き出し法)講義と演習内容の確認 p40~44 と問題演習
【7】行列のまとめ、行列式の定義講義と演習
確認テスト
内容の確認 p45~47 と問題演習
【8】余因子と行・列における展開講義と演習内容の確認 p48~55 と問題演習
【9】行列式の性質と行列式の展開講義と演習内容の確認 p56~65 と問題演習
【10】逆行列の存在条件講義と演習内容の確認 p66~70 と問題演習
【11】ベクトル(スカラーとベクトル、ベクトルの演算、成分表示)講義と演習内容の確認 p76~83 と問題演習
【12】ベクトルの内積講義と演習内容の確認 p84~87 と問題演習
【13】線形空間の定義、線形独立と線形従属講義と演習内容の確認 p88~103と問題演習
【14】線形写像、内積空間講義と演習内容の確認p115~124と問題演習
【15】固有値と固有ベクトル講義と演習内容の確認p132~143と問題演習
評価方法
演習問題の解答状況、課題の提出、授業への取組等の平常点(30%)と定期試験の成績(70%)により総合的に評価する。
教科書
「やさしく学べる線形代数」石村園子著(共立出版)
参考図書
特に指定しない。適宜演習問題を配布する。
備考
高校での既習事項は事前に確認しておくこと。
授業計画の1項目につき2コマ連続して授業を行う。