徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    工業数学B演習 (Engineering Mathematics B Exercises)

科目番号10692担当教員名妹尾 尚一郎単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2年
授業概要
3次元空間における3次元的現象を解析する道具であるベクトル解析の基礎の演習を行う。
具体的には,曲線,点の運動,接平面等のベクトル関数や場の演算等を扱う。
物理現象や機械システムの解析への応用を視野に入れて演習問題を解くことでベクトル解析を利用する専門科目への対応力を養う。演習問題の解答をプレゼンテーションする時間を設け,自発的な学修を促す。
到達目標
①知識
・基本的なベクトルの演算、ベクトル関数について理解する。スカラー場、ベクトル場の概念と偏微分演算子を習得する。
②態度 
・演習・課題を着実に行う。
③技能 
・ベクトルの計算ができるようになる。
④思考・判断 
・物理現象,機械システム解析への応用力を身に着ける。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ベクトル
(教科書1.1~1.2)
主として演習問題を解かせる.適宜「工業数学B」の補足説明も行う.配布された演習問題を用いて復習する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【2】ベクトルの内積
(教科書1.3)
演習配布された演習問題を用いて復習する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【3】ベクトルの外積
(教科書1.4~1.5)
演習配布された演習問題を用いて復習する。
教科書1章の章末問題を解く。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【4】ベクトル関数の微分
(教科書2.1)
演習配布された演習問題を用いて復習する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【5】ベクトル関数の積分
(教科書2.2)
演習配布された演習問題を用いて復習する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【6】曲線をベクトル関数で表す
(教科書2.3~2.4)
演習配布された演習問題を用いて復習する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【7】曲面をベクトル関数で表す
(教科書2.5)
演習配布された演習問題を用いて復習する。
教科書2章の章末問題を解く。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【8】中間試験演習試験で解答できなかった問題について復習する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【9】スカラー場と勾配
(教科書3.1)
演習配布された演習問題を用いて復習する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【10】ベクトル場の発散
(教科書3.2)
演習配布された演習問題を用いて復習する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【11】ベクトル場の回転
(教科書3.2)
演習配布された演習問題を用いて復習する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【12】勾配、発散、回転についての公式
(教科書3.3)
演習配布された演習問題を用いて復習する。
教科書3章の章末問題を解く。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【13】線積分
(教科書4.1)
演習配布された演習問題を用いて復習する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【14】面積分
(教科書4.2)
演習配布された演習問題を用いて復習する。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
【15】積分定理
(教科書4.3~4.5)
演習配布された演習問題を用いて復習する。
教科書4章の章末問題を解く。
【所用時間】1.5時間(備考も参照)
評価方法
演習問題と同程度の問題を出題する中間試験および期末試験を70%、宿題提出状況など平常点を30%として、総合的に評価する。
演習問題の添削結果や試験答案の採点結果を返却し、また解答例などをGoogle Classroomに掲示して評価のフィードバックを行う。
教科書
「ベクトル解析の基礎 第2版」 長谷川正之・稲岡毅、森北出版 ISBN 978-4-627-07332-6
参考図書
特に指定しない.
備考
前提として、ベクトルの和と差、ベクトルの成分表示、ベクトルの大きさ、基本ベクトルと単位ベクトル、および微分積分の基礎を理解していることが必要であり、「微分積分学」と「線形代数学」を修得済みであること。必要に応じ、「微分積分学」と「線形代数学」の教科書を復習すること。
この科目は「工業数学B」とペアであるので「工業数学B」も履修すること。
【オフィスアワー】水曜日5講時(10号館7階3706 妹尾研究室)
【科目ナンバー】EDZM216S 科目ナンバー一覧表は、学生ポータルサイト→リンク→その他の欄に表示
【クラスコード】wzb2c2u
【実務経験】1983年~2012年 通信ネットワーク機器の研究開発に従事。
【時間外学習時間】工業数学B・工業数学B演習の復習と宿題の問題の解答および次回講義の予習に1.5時間を費やすことを標準とする。ただし理解が十分でない場合は、さらに時間をかけ学習に取り組むこと。