徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    計測工学(Electrical Measurement and Instrumentation)

科目番号10824担当教員名河合　浩行単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
計測工学は，種々の事象を定量化し分析するためのセンシング技術である。ある事象を定量的に測定可能な物理量に変換するためには、物理や化学の知識とそれらを柔軟に応用する発想力が重要である。本講義では各種センサの仕組みを中心とし、主要なアクチュエータと電子計測機器の原理と機能、センシングと制御の組み合わせによるシステム設計の基本について学ぶ。また、グループワークにより応用力の育成と知識の定着を図る。
到達目標
�｜亮院Х彗�システムの仕組みを理解できる。
��態度：コンピュータ制御に関心を持ち、各種センサを活用できる。
�５伺宗Х彗�と制御を組み合わせてシステム機能を表現できる。
�せ弭諭Э箸亮�りにあるシステムに興味を持ち、センサとITの融合を考えることができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション（講義内容、成績評価方法）、計測の目的と役割PPTによる講義講義内容の復習（90分）
【2】計測とはPPT、教科書による講義講義内容および教科書pp.1〜26の復習（45分）
教科書pp.27〜45の予習（45分）
【3】計測の社会的役割と実例　〜産業計測、環境計測、医療計測〜PPT、教科書による講義講義内容および教科書pp.27〜45の復習（45分）
教科書pp.46〜59の予習（45分）
【4】計測システムの構造と機能PPT、教科書による講義講義内容および教科書pp.46〜59の復習（45分）
教科書pp.60〜85の予習（45分）
【5】物理センサによる信号変換、イメージセンサPPT、教科書による講義講義内容および教科書pp.60〜85の復習（45分）
教科書pp.86〜92の予習（45分）
【6】化学センサによる信号変換、MEMS技術PPT、教科書による講義講義内容および教科書pp.86〜92の復習（45分）
教科書pp.94〜98の予習（45分）
【7】データ計測とデータ処理(1)　 アナログ信号処理、標本化定理、量子化誤差PPT、教科書による講義講義内容および教科書pp.94〜98の復習（45分）
教科書pp.99〜106の予習（45分）
【8】データ計測とデータ処理(2)　 AD変換方式、DA変換方式PPT、教科書による講義講義内容および教科書pp.99〜106の復習（45分）
教科書pp.109〜139の予習（45分）
【9】データ計測とデータ処理(3)　 信号選択技術（静的選択構造、動的選択構造）PPT、教科書による講義講義内容および教科書pp.109〜139の復習（45分）
教科書pp.140〜178の予習（45分）
【10】計測の信頼性PPT、教科書による講義講義内容および教科書pp.140〜178の復習（45分）
配布資料の予習（45分）
【11】電子計測機器PPT、配布資料による講義講義内容および配布資料の復習（45分）
教科書pp.182〜231の予習（45分）
【12】単位と計量標準PPT、教科書による講義講義内容および教科書pp.182〜231の復習、グループワークの事前準備として、現状システムの課題洗い出しと、解決策について考える。（90分）
【13】グループワーク（自動化システム構築のためのセンシング）PPT、教科書による講義
グループワークと成果発表		講義内容およびグループワークの復習、グループワークの事前準備として、現状システムの課題洗い出しと、解決策について考える。（90分）
【14】グループワーク（計測精度の改善）PPT、教科書による講義
グループワークと成果発表		講義内容およびグループワークの復習（90分）
【15】総括とまとめPPT、教科書による講義講義全般の復習を行い、正しく計測するために、どういったことに留意すべきかを整理する。（90分）
評価方法
授業への取り組み(15％)、グループワーク(35％)、定期試験(50％)の合計で総合評価する。
フィードバックはGoogle Classroomなどで行う。
教科書
「計測技術の基礎」　山崎弘郎、田中充　共著　コロナ社　\\\\3600(税抜）　ISBN978-4-339-03351-9

また適宜資料を配布する。
参考図書
備考
科目コード　：ECME252L
オフィイスアワー：　火曜日 13:05〜14:35（10号館7階3704）
【実務経験】昭和61年〜平成27年　三菱電機(株）LSI研究所他にてVLSI, SoC(System On a Chip)及びコンピュータアーキテクチャの研究開発に従事