徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    システム工学��(Systems Engineering ��)

科目番号10897担当教員名河合　浩行単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年、2年、3年
授業概要
現在、エレクトロニクス分野の進歩は著しく、変化の速度は衰えることがありません。こうした科学技術の進歩に追従し更に最先端の技術開発を行うためには、基礎となる分野について応用力を養うことが重要である。最近では機械システムに留まらずビル、交通から経済、社会全体までもシステムと捉えてシステム工学アプローチにより社会ニーズに合致したシステムを実現しようとする試みが広く行われている。本講義では、システムの定義からはじめて、現状システムの問題発見と解決策立案・意思決定までのシステム工学的アプローチのワークを通じて、システム工学的思考とPEST分析、3C分析、AHP分析法の応用力を身につける。
到達目標
�｜亮院Д轡好謄牾�発フロー、システム工学における課題を理解し説明できる。
��態度：事業性分析法、階層分析法を使い、技術アイデアを決定できる。
�５伺宗�3C分析、PEST分析、階層分析法（AHP）を実践できる。
�せ弭諭θ獣如�様々な局面において論理的・定量的に意思決定を行うことができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション、成績評価方法説明、システム工学概要PPTによる講義ノート整理、講義内容の復習、配布プリントによりシステム工学の位置づけを予習する
【2】システム工学の位置づけ、テクニカルライティング演習PPT、配布プリントによる講義ノート整理、講義内容の復習、配布プリントおよび技術雑誌などを用いてシステム工学における課題が何かをまとめる
【3】システム工学における課題、テクニカルライティング演習PPT、配布プリントによる講義ノート整理、講義内容の復習、配布プリントおよび文献調査により、事業戦略分析法とはどのようなものがあるかを調べる
【4】事業戦略分析法PPT、配布プリントによる講義ノート整理、講義内容の復習、文献等により、意思決定法の種類、特徴を調べまとめる
【5】システム開発フローPPT、配布プリントによる講義ノート整理、講義内容の復習、AHP法において、データ欠損などがあった場合の対応方法について調べる
【6】意思決定法（階層分析法）概説 PPT、配布プリントによる講義ノート整理、講義内容の復習、各自階層図を作成する。
【7】意思決定法（階層分析法）AHP計算演習PPT、配布プリントによる講義と演習ノート整理、講義内容の復習、各自の階層図をもとにAHP分析を固有値法を用いて行い、講義中にできなかった部分を完成させて提出する。
【8】グループワーク(1)　：グループ分け、役割決定、課題設定PPT、配布プリントによる講義、グループワークノート整理、講義内容の復習、グループワーク課題の検討、作業
【9】グループワーク(2)　：PEST分析、３C分析、中間発表資料作成PPT、配布プリントによる講義、グループワークノート整理、講義内容の復習、グループワーク課題の検討、作業と発表資料作成と発表
【10】中間成果発表　（PEST分析結果、３C分析結果、技術課題）PPT、配布プリントによる講義、グループワークノート整理、講義内容の復習、グループワーク課題の検討、作業
【11】グループワーク(3)　：代替案（新技術案）検討PPT、配布プリントによる講義、グループワークノート整理、講義内容の復習、グループワーク課題の検討、作業
【12】グループワーク(4)　：評価基準検討、階層図作成、アンケートフォーム作成PPT、配布プリントによる講義、グループワークノート整理、講義内容の復習、グループワーク課題の検討、作業
【13】グループワーク(5)　：アンケート内容説明＆実施、AHP分析(1)PPT、配布プリントによる講義、グループワークノート整理、講義内容の復習、グループワーク課題の検討、作業
【14】グループワーク(6)　：AHP分析(2)と発表資料作成PPT、配布プリントによる講義、グループワークノート整理、講義内容の復習、グループワーク課題の検討、作業と発表資料作成
【15】グループワーク成果発表とディスカッション、総括とまとめグループワーク成果発表と質疑応答グループワーク成果発表、他グループの発表を聞き、新しい技術を考え他人に効果を伝えるプレゼンテーションションスキルを学ぶ
評価方法
平常点(15点），グループワーク取り組み・成果発表（45点）およびレポート（40点）の合計点で評価を行う。
教科書
必要次応じてプリントを配布する。
参考図書
EXCELで学ぶAHP入門　第2版　高萩栄一郎、中島信之　共著、　オーム社、ISBN978-4-274-22227-6　￥2600（税別）
「システム工学」　岸光男著　共立出版　\\\\3100　ISBN978-4-320-08080-5
備考
【実務経験】昭和61年〜平成27年　三菱電機(株）LSI研究所他にてVLSI, SoC(System On a Chip)及びコンピュータアーキテクチャの研究開発に従事

オフィイスアワー：　火曜日 13:05〜14:35（10号館7階3704）

本講義は、単に講義を聞くだけではなく、システム工学�気燃悗鵑瀬轡好謄爛▲廛蹇璽舛鳳茲辰董�会社で実際に製品システムを開発するときに行われている開発提案策定を模擬します。この講義を有意義なものとするためには、自分で積極的に取り組む姿勢がとても重要です。他の電子情報工学科の講義に比べて、授業外の作業が多くなりますが、その分大きな達成感を得られる授業になると思います。